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【POG愛馬】⑬イスラボニータ

イスラボニータ
父 フジキセキ
母 イスラコジーン

※この指名馬についての記事はこちらより
POGヒストリーvol.15 https://note.com/lovely_auklet755/n/nfab798ec2dd0

この馬は基本POG本には載っていませんでした。
それぐらい無名で注目されていない馬だったんです。
じゃあなぜぼくは気づいたのか。
調教です。
2歳6月の時点で美浦坂路51秒が出たんです。
これは注目していたし、
大好きなフジキセキ産駒で当たりを引きたかったし、
仕上がりが良く、開幕週デビューが決まったこともありました。

さらに、ドラフトの人気馬で、
モントボーゲン、ボーンレジェンドというのがイスラと同じ。
2日目のデビューだったんです。
こんなのにならイスラで勝てるわ、と思っていて、
誰も気づいてないので5位で指名しました。
本チャンPOGでも6位で指名しています。

デビュー戦は圧倒的な出遅れをするんですが、
直線持ったまま圧勝。
まだこの頃は短評に書いたとおり、
2歳の重賞で連対できるぞ!という感触でした。
その読みどおり、2戦目に新潟2歳に出てきて2着。
思えばその時、負けたのがハープスターでした。

休養して秋、いちょうSで復帰。
ウインフェニックスあたりを子供扱いして圧勝。
この時点でもう3500万。
狙った通りの賞金は稼ぎ終わっていたので、
あとはごほうびみたいなもん、くらいに思っていました。

次に向かったのは東スポ杯。
ブリランテ、コディーノで2年連続で勝っている縁起のいいレースでした。
しかし、この年は、ドラフト大人気のサトノアラジン、
ぼくの1位ラングレー、
岡田総帥の隠し球、プレイアンドリアルなど、
タレント揃いのハイレベル。
そんな中、イスラは得意の東京でサトノやラングレーを子供扱い。
プレイアンドリアルとの壮絶な叩き合いを制し、初重賞制覇!
2歳終わって6700万。もう大満足でした。
このあたりで初めてクラシックを意識します。

年明け初戦は得意東京の共同通信杯。
直線ベルキャニオンの横で持ったまま圧勝するイスラボニータを見て、
かなりクラシックいけるんじゃないか?と自信を深めました。

心配なのは右回り。1度も走っていなかったので、
人気も河崎さんのトゥザワールドに一番人気は取られてしまいました。
でもむしろそっちのほうが気楽になれたような気がします。
当日はグランドメンバーで生観戦。
河崎さんを尻目にマサヨシ!マサヨシ!を絶叫!
快勝して自身初の皐月賞制覇。
ついにPOG全GⅠをコンプリートすることができました!

さあ、ダービー。初めての1番人気。
ダービーまでの日々を噛み締めて楽しんでいました。
イスラ自身常に言われていた距離不安はわかっていましたが、それはそれ。

ダービーも最後の直線まで持ったまま。
勝てるかも?また勝てるかも?あ、勝てる!
そう思ったくらいでワンアンドオンリーが迫ってきました。
壮絶なデッドヒート。ちょい交わされて夢は夢のまま終わりました。
最後の最後に距離に泣きましたね。

でも獲得賞金29000万。
やっと大好きだった社台RHで当たりを引けて、
大好きだったフジキセキ産駒で当たりを引けて、大満足でした。
おまけで、3着に12番人気の指名馬マイネルフロストが内から突っ込んできたので、3単が当たってしまい、そんなに落ち込んでいなかったはずです。
しばらくチーム名にしていたくらいの大事な大事な愛馬です。

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