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【POG愛馬】⑦アストンマーチャン

アストンマーチャン
父 アドマイヤコジーン
母 ラスリングカプス

※この指名馬についての記事はこちらより
POGヒストリーvol.8 https://note.com/lovely_auklet755/n/n1cb4532853d6

ついに牝馬で当たりをひきました。もうめちゃくちゃデビュー前から動いていたんです。ドラフト前から。福島デビューくらい言われてて。
ぼくは石坂厩舎はヴァーミリアンで当たり引いてるんで、指名しやすかったです。しかもPOG本には一切載ってないので、ぼくしか知らない馬だったはず。

デビューがずれて小倉に。デビュー戦の屋根はこのあとディープインパクトで凱旋門挑戦が控えていた武豊。もう確勝だと思っていました。それが出遅れちゃって。人気馬同士の叩き合いになったんですが、ちょい負け。その分未勝利は和田ジョッキーできちんと勝てました。

さあ小倉2歳。屋根は鮫島良太。だからでしょう(笑)3番人気でした。でもスタート決めて番手で追走。4角で先頭に立つとスピードの違いで楽勝。

秋競馬、距離を伸ばしてファンタジーS。
1200ばかり使っていたからか、豊に戻っても3番人気。
これもスタート決めておんなじように4角先頭、レコードで駆け抜けました。ぼく自身初めての重賞2勝馬。

もちろん次は阪神JF。1600とはいえ、まだ2歳。有力馬も大したの(そこまでは)いないし、1.6倍。当たり前に勝つと思い込んでました。レースもスタート決めて内にいれてロスのまったくない競馬。直線入って、念のため内に切れ込んで抜け出しました!
しかし、道中マーチャンの後ろにピタリとつけていた馬が外に持ち出すとはじけます。
ぼくのマーチャンに襲いかかります。粘るマーチャンでしたが、最後ちょい交わされたところがゴール。悔しかったなあ。後になって、その差してきた馬はウオッカだと認識するんですが。

年明けてウオッカがチューリップに向かったので、フィリーズRへ。これみなさん、見れる人はみてください。スタートバチコン決めて、番手より押さえて桜を見据えるユタカ。スピードありすぎてそれでも4.5番手になってしまい、直線入ってから抜け出し、もったままの圧勝。1.1倍の人気に答え、あっさりと重賞3勝。桜に2番人気で向かいます。

肝心の桜はロケットスタートしたものの、行きたがって外にふくれる始末。
結局最後は歩いてしまい、史上最高レベル桜花賞で結果は残せませんでした。これで期間内は終了でしたが、その秋、雨降る中山で3歳の牝馬マーチャンが果敢な大逃げを決め、逃げ切ったスプリンターズSを生で観戦できた感動は今も覚えています。

そのあとは燃え尽きたかのように二桁着順を重ね、引退。
さらに早くして病気で亡くなってしまい、子供を見ることはできませんでした。
でも期間内14700cは怪物。思えば吉田照哉さんの通う歯医者の先生に、馬主になったら?と勧めて買わせた馬。名前はオーナーの真弓と、乗っていた愛車の語呂合わせでした。最高の快速娘でした。

小倉2歳
フィリーズR
スプリンターズS

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