POG2023-24 指名馬評価⑭

はじめに

この記事では、各ドラフトチーム10頭について、現時点での独断と偏見によるコメントを執筆していきます。
※ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事

指名馬評価

つづいては、『シャフリヤール』チームです。
※特別ルールのためエース2頭指名

10位 グラヴティブラスト(牡)

父:サトノアレス 母:レヴリ
<嘉藤/ビッグレッドファーム>

これはね、普通は走らない。
繁殖成績の悪い母に、謎の種馬サトノアレスをつけて、誕生したのがこの馬。なぜかBRFの坂路で、他を寄せ付けない時計を叩き出してる番長です。
これはさ、怪物、とかではないとしてもある程度はやるっしょ。こんな調教してんだもん。
東京芝1400でデビューするんですが、ジョッキーがクソなのは厩舎的に仕方ないとして、それでもある程度やるんじゃないかな?
これに気づいたことがスゴい!と思いたい。
※新馬戦デビュー前に書きました。

9位 グランジュール(牝)

父:ヤングマンパワー 母:セレンディップ
<相沢/田中慎之輔>

デビュー戦は究極の戦いに参加してしまった故の10着でしたが、本来ヤングマンパワーの中ではナンバーワンなはず。ダート行こ、ダート。
ダート1200なら絶対違うッて。9位とはいえ熟考した上で選んだんだから!
まだ諦めないから!ダートなら!

8位 レニーズゴットジップの2021(牡)

父:リアルインパクト 母:レニーズゴットジップ
<藤原英/三木正浩>

照哉社長の超ピン評価をいただいている馬。この血統なのにセレクトで9000万つけましたから。歩き方がとてもキレイだったのを覚えていて、隠し玉としてリストアップしていました。しかも厩舎は藤原英。これは指名しちゃうでしょ!
まだ名前が決まってないので、早く発表してほしい。

7位 サイレンスホープ(牡)

父:リオンディーズ 母:ローザフェリーチェ
<木村/六井元一>

去年あんなに評価されていたローザフェリーチェなのに、誰も騒がなくなっていたので、敢えていってみようかなと。キムテツだし、ルメールで来週デビューと聞いていたし。ゲートも受かっていたし、閉鎖される前の美浦坂路を14-14を楽に上がっていたし。兄より1000倍いいかなと。
目利きの違いを見せつけてやりたいです。

6位 シャドフ(牝)

父:スワーヴリチャード 母:シャンドルドット
<庄野/ケイズジャパン>

この馬はもうちょい大きくなってもらいたい。あと20キロ増えればクラシックを狙えると思いますよ。それくらいのフォルム。庄野先生には心して扱ってもらいたい。
とにかく心肺機能が素晴らしいので、結果はおのずとついてくるはずです。とにかく成長待ち。
今のままだと去年のモリアーナ程度に落ち着いてしまいます。

5位 ローザサンリヴァル(牡)

父:ルーラーシップ 母:ローザブランカ
<高野/サンデーR>

特別ルールでは、ルーラー産駒の指名で成功することなんです。クラシック枠ではなく、ダービーを狙えるので。なので、吟味に吟味を重ねました。
乗り味は素晴らしいらしく、伸びシロはかなり高いので、体が固まるまで待てればオープンまでいけると思っています。

4位 バードウォッチャー(牡)

父:ブラックタイド 母:アパパネ
<国枝/金子真人HD>

去年のリベンジ。
ブラックタイド産駒だけど、去年よりかなりいい出来だったので、今年は最初から特別ルールのメンバー入りしていました。これより遅い順位の指名だと別の人に取られてしまうので、4位でしたが指名しました。
筋肉のつきかたやストライドの伸ばしかたは絶品なんです。特別は勝ってもらわないと。

3位 シュバルツクーゲル(牡)★エース

父:キズナ 母:ソベラニア
<鹿戸/G1レーシング>

今年もG1レーシングには着目していて、今期のナンバーワンはこれと見ました。素質はノーザンのセルキス、ドバイマジェスティと双璧です。3位で残っていてホッとしました。
恵まれた体から繰り出す走りは絶品で、追分のダントツでした。
本当にダービーを狙えると思います。

2位 ティールサファイア(牝)

父:ロードカナロア 母:ジュエラー
<杉山/社台レースホース>

巨大な戦力が散っていきました。相当な自信な元の2位指名。相当な気持ちで指名したのに…腸骨翼の重度の骨折で、競走能力喪失…。
また今年も故障に苦しむのか、、、
穴埋めをしていくのは、あまりにも痛い2位の欠落です。

1位 サトノファントム(牡)★エース

父:サトノダイヤモンド 母:ウイングステルス
<友道/里見治>

もうこの馬体、お父さんにクリソツじゃないですか?友道厩舎と聞いて、きっちりクラシック仕様にチューンナップ施してくれると妙に安心しました。府中2400マシンに。
無駄肉のつかないアスリート気質なのでこの美しさなのでしょう。今は成長曲線を描く時期。ノーザンの手腕に友道先生のスパイスが加わり、川田あたりが盛り付けしたら…
ダービーをたいらげることも十二分に可能です!

さいごに

以上、シャフリヤールチームの評価です。
果たしてこの中に、クラシックホースはいるのか。
果たしてこの評価は、どれほど当たるのか。
1年間楽しみましょう。


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