POG2023-24 指名馬評価①
はじめに
この記事では、各ドラフトチーム10頭について、現時点での独断と偏見によるコメントを執筆していきます。
※ドラフト指名馬10頭×15チームはこちらの記事へ
指名馬評価
『ロードベイリーフ』チームです。
10位 レッドラウル(牡)
父:キズナ 母:サークリングⅡ
<国枝/東京HR>
三嶋生産の木村牧場育成ですか。セレクトで東京HRが買った馬ですね。
まだ動き自体は15-15でも余裕なさそうなのでこれからですね。
このくらい前駆が開いている馬はオーロラエンブレムみたいで、あんまり走った記憶はないんですが、ピッチ自体は安定しています。
9位 ローザリサリ(牝)
父:ルーラーシップ 母:イオス
<西園/渡邉直樹>
これは北海道のセレクションセールでローザノワールの馬主さんに買われた馬です。
今は武田Sで育成中でしょうか。まだ状態は上がっていませんかね。
8位 トンボ(牡)
父:ドレフォン 母:エポキシ
<本田/本間茂>
これも北海道セレクションセールで高値で買われていますね。血統とか見るともしかして、ノーザンの持ち込みだからこんな高く買われたのかな。
赤本の巻末にも載ってない。イオスもだけど。
7位 シアンの2021(牝)
父:ミッキーアイル 母:シアン
<ー/久保田定>
これはチバセリで4000万で買われた馬。
1200の速効系に見えます。いかにも仕上り早で、小柄でもしっかりしてますね。大物感は皆無ですが、今すぐ競馬に行けそうなのは魅力。
6位 アンジョルラス(牡)
父:キズナ 母:ラビルキン
<松下/ライオンRH>
ハクレイさん生産で、北海道セレクションで2200万。セレクトで主取りだったがライオンが買ってくれましたね。ずいぶん良くなってましたもんね。
化骨は早い部類ですよね。あとはソエと飛節の問題かなあ。いつ出てくるかですね。
5位 コネッシオーネ(牝)
父:キズナ 母:アンコンソールド
<杉山晴/杉山忠国>
アウトラインの綺麗な馬ですね。短めの繋ぎと駆け出しの速さは全姉そっくり。POG向きのシュウジデイ評価の高い一頭。
オープン勝つか、重賞連対するぐらいの可能性はあります。
4位 クランフォード(牝)
父:ブリックスアンドモルタル 母:エンジェルフェイス
<杉山晴/ロードHC>
こっちの杉山厩舎は、アンコンソールドのようにはいかないように思います。
ロードは牡馬が期間内には走る傾向もありますし、1つ勝つかどうか、と見てます。そこまでいい評価は聞こえてきてはいません。
3位 ハミング(牝)
父:ブリックスアンドモルタル 母:ブリッツフィナーレ
<中内田/石川達絵>
443キロ。見た目にも小ぢんまりとしていて、兄キセキや姉ビッグリボンと比較してみるとスケールダウンした感は否めない。
それでも柔らかい身のこなしと伸縮の優れた走りから、体全体が弾けるような凄いバネ、との事で、この血統らしい良さはヒシヒシと伝わってはくる。
4月には2つめの勝ち星をあげるタイプと見ました。さあどうだろう。
2位 レガレイラ(牝) ★エース
父:スワーヴリチャード 母:ロカ
<木村/サンデーR>
牝馬クラシック路線で良いところまでは行けそう。
前後駆共にグッとくる感じがあって、躍動感のある全身運動ができている。
ハミ受けも上手で、競馬でスパッとキレそうな感じ。ドゥラドーレスと比べ背腰が詰まっててそのぶんマイルの距離から対応できそう。
順調なら最初のほうから使っていける。キャンター1つとっても只者ではないが、移動後は馬体が縮んできたので、デビュー時期については様子を見ながら、当面は余計な負荷をかけたくないので、滞在の函館でデビューさせる案もあるらしい。
エースはやはりこれですか。
1位 ショウナンガチ(牡)
父:ドゥラメンテ 母:エスケイプクローズ
<須貝/国本哲秀>
セレクトのミリオンホース。母はカナダの古馬牝馬チャンピオン。カナダと北米で20勝している。初子ながら、かなりの好馬体で516キロ。
脚元が固まらないので、デビューは秋頃。また動きは高見厩舎の中では地味な方。大飛びで、背中が柔らかく、いかにも奥がある。変わり身が楽しみな素質馬。
さいごに
以上、ロードベイリーフチームの評価です。
果たしてこの中に、クラシックホースはいるのか。
果たしてこの評価は、どれほど当たるのか。
1年間楽しみましょう。
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