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私が猫を飼うようになったきっかけ

今回は私が猫を飼いたいと思ったそもそもの始まりから話したいと思います。
私が通っていた保育園には、犬と猫を飼っていて、子供が産まれると引き取り手を探していました。
今はペットに避妊手術をするのが当たり前になっているので、出産直後の子犬と子猫を見ることが出来て、今思うと貴重な体験をしていたなと思います。
「現代の子供達にもこういった体験をさせてあげたいな」とふと思いましたが、なかなか難しそうですね。
さて、話を戻しますが、成犬、成猫もかわいいのですが、子犬と子猫の可愛さはまた別格で、幼い私は虜になりました。
この時私は迷わず猫を飼いたいと親にねだったのを覚えています。
私は思い出せる限り最初から猫派だったということですね。
しかし親は、「猫は毛が抜けて掃除が大変だから」と許してくれませんでした。
そこで、「じゃあ、犬飼いたい」「親犬に1番似てるあの子がいい」とわがまま言ったことを覚えています。
そして我が家では15年に渡って犬を飼う事になりました。
雑種のオスでしたが、漫画の「のらくろ」の主人公に似た可愛い子でした。しかし子供って飽きっぽいですから、小学生の頃には、犬の散歩が面倒で、ちょっと家の近くを走って終わりにしてしまう事も多かったと思います。
そんなぞんざいに扱っても、犬の忠誠心って凄くて、その犬の晩年に目が見えなくなって、歩くのも難しくなってしまう頃には、私も大人にり自家を離れて暮らしていて、久しぶりに帰った私が近づくと、それでも嬉しそうにしっぽ振ってくれるんです。
その健気な姿を見た時に私は後悔の念でいっぱいになりました。「もっといっぱい遊んであげれば良かった」「もっと大事にしてあげたかった」
後悔先に立たずとはよく言いますね。老犬となってしまっては、もう散歩に連れていくことも出来ませんでした。
私には、この犬の忠誠心が重く感じられてしまい、「次にペットを飼うなら、自由気ままに生きてくれる猫が良いな」と、さらに犬よりも猫派になっていったのです。
次回は念願だった猫を我が家にお迎えした時の話をしたいと思います。

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