「いじり」という最凶にして最強の会話武器

こんばんは。時刻は23時。
良い子はもう寝る時間ですが、大学生でこの時間に寝てる人はいません。

さて、今日の話題は

「いじり」

について。

僕は大学生男子ですが、男の友達と話をし、関係値を深めていく上で否が応でも出てくるのが「いじり」という行為。

学生同士の会話で、「いじり」というものにはピンからキリまでいろいろあります。皆さんは普段どこまで「いじり」というものを目にするでしょうか。
ここで「いじり」の具体例をいくつかあげてみます。

A(授業をブッチした奴に対して)「〇〇やってんな〜おいw」
B(授業日を間違えた奴に対して)「〇〇バカやな〜おいw」
C(今彼女がいないと言ってる奴に対して)「まあ〇〇はモテないもんな〜w」
D「〇〇はブスでバカだから東大に行ったほうがよかったんじゃない?w」     
   (ドラゴン桜の名言を受けて)
E「〇〇は死んだ方がましな人間だからな〜w」

AからEの順に徐々に攻撃性を増していますが、さて、A〜Eの中で、どこまでが許容範囲でしょうか。





簡潔な答えは、「関係性による」だと思います。

Aは友達であれば割と良くある反応で、言われた側も傷つくことはほとんどないでしょう。逆に、Eはどんな親友、心友であってもこんなことを言えば一発で相手は傷つきます。どんな冗談でも言ってはいけない。集団でこれを言えば紛れもないいじめです。Dも基本ダメだと思います。

ではB、Cはどうでしょうか。どれもまだ出会ってまもない友達にいうことではありませんが、十分長い付き合い、親友であれば言うこともあるかも知れない。

また、「いじり」で相手が傷つくかどうかは、その言葉だけでは決まりません。前後の文脈、イントネーション、相手の精神状態など。
先程のBの例をとってみても、短くいじるのか、それとも「バカ」を強調して発するのかで攻撃性は大きく変わります。また、相手が「バカ」と言われることをなんとも思わない性格か、それともコンプレックスに感じているのかでも結果は180度変わります。


つまり、「いじり」は発する側が想定する効果と受け取る側が受けた影響には大きなギャップがあり、それを0にするのはどんな親友でも難しいのです。「いじり」というのは、

どう頑張ってもリスクの大きい行動

なのです。一旦裏目に出れば、友情には大きなヒビが入り、消えることはなく関係崩壊のトリガーとなりうります。


ならば「いじり」なんて一切やらなければいいじゃないか、という結論に落ち着きそうですが、だとしたら僕はこんなタイトルはつけていません。僕は

「いじり」が0だと、友人関係は浅いままで終わってしまう

と思っています。

例えばAの例で、代わりに毎回「まあそういう時もあるよね、しょうがないね」と言ったら、男同士の会話にしてはいかんせんうわべっぽい気がします。
Bの例で、相手が親友なら、「ばかやなー笑」と軽くディスってくれるくらいの方が、気の知れた仲といった感じで居心地が良いです。もし自分の行動を親友が一つもディスらないとなると、本音が見えない気がして逆にもどかしい。

関係を深める上で、ある程度のいじりも必要であると思います。(人にいじりは絶対しないと決めている人がいたら、そのポリシーを否定する気は全くないです。)

ならどうすれば良い方向で「いじり」を使えるのか。それは次の投稿で。


時刻が24時になりました。良い子はもう寝ているが、自分はゼルダの伝説ティアーズオブザキングダムが待っているのでそれをやることにします。



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