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藤井風 - Fujii Kaze “LOVE ALL ARENA TOUR” さいたまスーパーアリーナ 1月15日(日)

LAAT、宮城セキスイハイムスーパーアリーナの2日目に続き、参戦してきました。
ライヴレポというより、自分の気持ちのおもむくままに書いてます。

座席は200レベルの5列目。
チャリをこぐ風さんが、約2メートル先に間近で見れて感動!

思いっきり手を振って、風さんも手を振ってくれて、愛を送り合いっこしました!

私、風さんの視界に入っている!目があった!と幸せな勘違い継続中です。
その余韻だけで、ご飯が美味しいです。

また、入退場口が近くだったため、ダンサーズ、バンメンも間近で見ることが出来ました。タイキング、かっこ良かった!

少し残念だったことは、センターステージの櫓(やぐら)?みたいなのが真正面にあったため、前半のピアノ弾き語りの風さんが、それに隠れて見えなかったこと。

あと、昨年のパナスタや、宮城では、隣の座席の人と開演まで楽しくおしゃべりすることが出来たんですが、今回はできなかったことです。

右隣の方はご夫婦で、左隣の方は年配の女性でした。

左隣の方は、開演まで静かに文庫本を読んでいたので、話しかける隙が全くなく。
あと、静かに鑑賞したかったようで、パフォーマンス中は、ほとんど座って静かに拍手をしていました。

年配の女性だから、ずっと立ちっぱなしは疲れやすいとかそういう理由もあったのではと思います。

私は、せっかくのライヴだから、手拍子もダンスもしたい、ノリノリになって一体感を味わいたい。

だから、隣の方が、静かに見ている中で、なんか申し訳ないなという気持ちが時折、よぎってしまいました。

風さんは、前半、ピアノ弾き語りのMCの時、360度全方向にずっとくるくる周りながら話してくれてて、なんて優しいんだろうと思いました。

ピアノが置かれていると、ほぼスペースがなく、その狭い空間をくるくると回る風さんはかわいかった!

風さんのMCで、宮城では聞かなかったのが、“oneness”(ワンネス)という表現。oneness、「一致、調和」という意味。

宮城でも言っていた、“I am you. You are me”に続けて、“oneness”を感じて欲しいと言っていました。

私は、この言葉を、「隣人、他者に思いやりと共感を持つ」という風に自分の中で理解しています。
風さんは、“Imagine”を歌うジョンレノンみたいだ。


今、風さんのSpritualityのことで、色々ざわついているけど、何が起きているのか、細かなところまでは、私は全部追えていません。

私は、風さんの言葉をただシンプルに、positiveな指針として受け止めています。
だからといって、無条件で風さんを崇拝している訳ではないです。

風さんが、よく踠いていると言っているけれど、本当はその踠いている過程も見たい。マイナスの感情も、ストレートな感情として全て歌にして欲しいと思っています。

透明な存在に近づきたいと思っている風さんだけれど、私は、等身大の姿をもっと見せて欲しいと思っています。
そして、もっと身近な存在として風さんを知りたいし、感じたい。


MCで、「こども〜、お年寄り〜、若者〜、中年〜」と声がけしていましたが。

「純粋過ぎて、全くオブラートに包まない藤井風」(ロナウドゥ師匠より)

素で言ってるのかな?それとも、わざと?
私は、「中年〜」と呼ばれて、元気よく手を振りましたが!


セットリスト🎶

1. The sun and the moon
2. ガーデン
3. ロンリーラプソディ
4. もうええわ
5. 旅路
6. damn
7. へでもねーよ
8. やば。
9. 優しさ
10. さよならベイベ
11. 死ぬのがいいわ
12. 青春病
13. きらり
14. 燃えよ
15. まつり
16. grace
17. 何なんw

“The sun and the moon”

美しいピアノ。美しい囁くような歌声。
引き終わった後、片手がもう一方の手を抑えたように見えました。
もしかして、風さん、手震えてたのかな?
それとも、私の見間違いかも。

“ガーデン“ “優しさ“ “ロンリーラプソディー“

これら曲は、歌詞も曲も、もちろん好きなんですが、私は、風さんのスキャットが特に大好き。
思いの丈を絞り出し尽くすような、切なくなるような、“ah-ah-ah-“という美しい高音が、胸に染み込んで、どんな詩よりも饒舌に迫ってくるように感じます。

“もうええわ“

風さんは、こういう風に執着を手放してアップデートしていっている。
一緒に歌って私も清められたかような気がします。

“旅路”

いつ聞いても心に響く暖かい歌詞。
本当は、この曲も一緒に歌いたい。
海外の風さんファンにもこの歌詞の意味を理解して欲しい。

“damn”

 最後の面白変顔、キメキメで大好き!
めっちゃ踊りたくなる、というか踊ってました♪

“死ぬのがいいわ“

紅白の風さん再び…!
赤いライトに照らされた、どこか物憂げで妖艶な表情を浮かべた風さん。
紅白と同じく、胸をまさぐり、腰を振っていたけど、何回も紅白を見ていたから、動揺せず見れました。
最後、倒れ込んだ時、ゴンって音がして、思わず笑ってしまいました!

“青春病”

倒れ込んだ姿勢からの歌い出し。
さすが、寝そべり配信の人。どんな体勢からでも声出し可能。

“きらり”

この曲の前に、スクリーンに超絶色っぽい風さんの映像が映し出されます。
サングラスとスーツで決めた、髭風で、バックは赤いベルベッドのカーテン。
“ツインピークス“のイメージです。(古いですか…?)

“燃えよ”

私はこの曲が大好きで、聞く度に、まだまだ頑張れる!と叱咤激励されているように感じます。
そして、キーターを演奏するところが、たまらなくかっこ良く、いつもうっとりです。
炎の演出も相まって、赤が似合いすぎる風さん。もうそれは仕方ない。

“さよならべいべ“

入場の時だけでなく、この曲の時、また会場をチャリで回ってくれました。
また、風さんを間近で見ることができて、本当に嬉しかった!

風さんって、本当にファンを大切にしてくれているんだなって感じました。
風さんの“LOVE ALL SERVE ALL”を受け止めました。
自転車に乗りながら、歌えるなんてすごい。

“まつり““grace”

楽しいけど、まつり(楽しい時間)はもうすぐ終わる…!
体感ではあっという間なのに…!


”何なんw”

ジャンピングピアノ、盛り上げようとしてくれて、いっぱいダッシュしてくれて、楽しくって!
風さんのサービス精神を感じました!

今回は、宮城の時に比べて風さんの打鍵が強いかなと感じました。
打鍵が強いのは風さんの持ち味だけど、あれ、この曲もっと柔らかい雰囲気かな?と思うところもあったので。

だけど、ずっずさんダイアリーの「3年間耳掃除していない」(衝撃…!)を知って、だから打鍵が強いのかな?なんて、ニヤニヤしていました。

でも、心の一方では、世間でのことを風さんは、この強い打鍵で振り払おうとしているのかなとも想像していました。
“へでもねーよ“の歌の時も、同じように感じました。


私のLAAT参戦は、これで最後。

私は、風さんのファンになって日が浅いけど、風の秋祭り、LAATの宮城&たまアリに参加することが出来て、生で風さんのパフォーマンスを見る機会に恵まれ、本当にラッキーだったと思っています。

このツアーが終わったら、当分ツアーはないとのこと。
さびしいけど、風さんの円盤がきっと出ると思うから、それを楽しみに過ごそうかな。
でも、風さんに依存し過ぎない、軽やかなファンでいたいです!

風さん、楽しい時間、幸せな時間をありがとうございました!めっちゃ大好き!


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