見出し画像

20年の時を経て叶えられた思い出


次男の冬麻が亡くなってから20年の時が過ぎました。

厳密にはその日は元旦だから、もう少しで21年になるのですが。


1997年の夏。冬麻は最後の海へ行きました。

その時は、まだ元気だった。

疲れやすくはあったけど、まだ走る力は残っていました。

画像1


日本海の砂浜を走る冬麻。

画像2

力強い脚。私の方へ駆け寄る。


その時、私のお腹には三男の大悟が宿っていました。

画像3

その年、9月30日に三男出産。

生まれた大悟も障害を持っていて、生活は大変だったので

海は当分お預けになりました。

だから、冬麻にとっては最後の海水浴になってしまったのです。

画像4

赤い橋から釣りもしました。

お兄ちゃんの後ろで疲れ果ててる冬麻。

ビーチからの移動で、この橋を発見!感動した!

ここだったんだ!


その時に見た夕日。家族皆で見た夕日。

写真には残ってないけど、心の中にはしっかりと残っています。

画像5


今も飾ってある冬麻が描いた夕日の絵。

何故か蟹もいる^^貝殻もある。

楽しかったのだと思います。

不調になり、家で寝てるしかない時に、自分から

描いた絵です。


生まれてすぐに入院。

2歳で退院して、初めての海は太平洋の湘南でした。

嬉しそうに、やっぱり走ってました^^

画像6

画像7


最後に見た日本海の夕日を、ずっと、ずっと又見たいと願ってました。


海に沈んでいく夕日。真っ赤な太陽。



それが、叶った9月6日。 前日の予報は曇り。

当日は晴天!!

画像10


今年は海に行きたくも、コロナのことがあり、自粛していました。

しかも、長雨で、チャンスを逃し、諦めムードでした。


でも!!大好きな友人たちが、一緒にこの思いを叶えてくれたのです。

ぜひ、行きましょう!って。

海に向かって祈りを捧げました。

画像11

ここは最初のラベンダービーチ。

本当にラベンダー色の海水でした。

砂利浜で脚が痛くて、移動😢

向かったのは逆方面のヒスイ海岸。

でも、ここも砂利ビーチ(笑)

少しの砂浜でテントを張って、海水を浴び。

身体の浄化と心のデトックス。

アーシング成功^^

りさ

50代最後の水着(^^ゞ

もう来年は着れないですね💦。

画像15

嬉しくて、はしゃぎ過ぎ(笑)


画像16

海の神ポセイドンに祈りを再度捧げる。

日本ならワタツミ・ワダツミ(海神・綿津見)かな。

水に入る時は、神に敬意を払う。それが私と水の神との約束です。

同じ日本で、この日、台風で大変なところもありました。

私が、水の被害を食い止めることは出来ないけれど、一人ではないという感じがするこの頃。たくさんの祈りと願いは必ずや届くと思います。

画像13


お風呂へ行って、出るとちょうど夕焼けが始まっていました。。

空には龍雲も。気持ちよさそうに泳いでる・・・





画像12

夕日もソーシャルディスタンスで見る。

人が少なかっただけですが。。

画像17

画像18



画像8

空は刻々と夕焼けに染まっていきました。

空に、色々いましたね。

キャプチャ

彩雲も輝き、私の思いが冬麻に伝わったのかな、と思いました。



画像19

この海に沈む夕日を。

海に掛かる光の道を。

冬麻と見た最後の光を。

生きてるうちに、また見たいとずっとずっと願ってました。

明日死んでもいいな。。そう思いました。

実際にはやることも、まだ一緒にいなくちゃならない家族もいるので

向こうへは逝けませんが。。


画像20

海よ! 神よ! 女神よ!

そして冬麻! ありがとう!


この大切なメモリアルを一緒に過ごしてくれた友人に。

遠いところまで、笑顔で長時間、運転してくれた友人に。

飲み物や軽食を用意してくれてた友人に。

お風呂へ入ってる間、待ってってくれた友人に。

美味しい牡蠣蕎麦を一緒に食べてくれた友人に。

一緒の時間を楽しい会話で過ごしてくれた友人に。

心から感謝します。

ありがとう!!

ああ、この日は全てがギフトであり、一生の宝の一つとなりました。

幸せな一日でした。

一日一日。毎日が大切なだと思えるこの頃。

特に、この2020年は。

無駄な日や時間はなく、愛と感謝の時間を過ごしています。

この大切な記録を、読んでくださった方々にも感謝します。

皆さまにも、私からのLoveを!!


画像21


愛と感謝を込めて


Lisa Love ♡



こんにちは。やまのうちりさです。記事が気に入ってくれましたら、サポートもよろしくお願いします♪単純なので喜んでがんばります^^