魔女ってなに?
魔女の名は偉大になった。
しかし、魔女の名称はお飾りでは無い。
過去。魔女ブームにのって色んな番組もあった。
俗世間の「美魔女」って言葉が個人的に好感は持てない。
テレビ番組が無くなったのは、本物では無かったからだと
私は思う。
偽物は長続きはしない。いつか消える。
そして忘れ去られる💦
魔女ってなんだ?
美しいとか、カッコイイとか、怪しげだとか、
年齢不詳だとか。。
本来はそういうものでは無い。
何かにつけては魔女、美魔女と言葉だけが先行してしまった。
魔女の存在があらわになったのは、
そういう時代になったということだ。
良きことではないか。
今までは、秘かに隠れていた存在達。
過去、否定され、駆られ、、挙句の果ては殺され、
邪悪なものとされた。
かつて。
日本にも巫女が存在していたように。
雨を降らせることが得意とするものの存在があったように。
踊りを披露したアマノウズメはもっとも古い巫女の原型と思うし。
神とつながり言葉をおろすのも巫女の役割であった。
卑弥呼もそうではなかったか。
呪術的な儀式は、縄文時代にもあった。
巫女の役割は、その後の歌舞伎にも発展し、一度は禁止令も有ったようだが、やはり秘かに存在し、徐々に役割を変えながら続いてきた。
現代、巫女は神社に勤務し、主に神職の補助、また神事において神楽・舞を奉仕する女性を指すとある。
もともと日本は神の国であったため、
その存在は大切にされてきたのかもしれない。
日本において、戦国時代1500年あたりの頃、ヨーロッパでは魔女狩りが
始まっていた。集団ヒステリーってやつだ。
私はかつて子供時代にいじめにあったことがあり、その集団的な
意識の凄さは体験済みだ。
それが、国規模で行われていたとしたら・・・
いい大人が寄ってたかって暴力で攻めてきたら。
なんて恐ろしい光景だろう。
ジャンヌ・ダルクもその一人である。
権威をふるまう教会の脅威。
政治的制裁。。。
言葉も無い。
*昨年フランスで、ジャンヌダルクの像に出会った
魔女といっても生身の人間である。
切れば赤い血を流す。殴ればあざができる。
火にかければ燃えてしまう。。
寿命だって普通の人間と変わりない。
だって、人間だから。
作られた物語は悪魔と同じものとして
刷り込まれた偽情報である。
悪魔という存在は人の心のありようである。
と、思う。
ヨーロッパにおける魔女の役割は、日本の巫女と似ている。
ただ、何が違うかといえば。
政治的でもなく、誰かに支配されるものでもなく、役割は巫女よりも、
もっともっと幅広いのである。
かつては人から離れて生活をしていた。
村のはずれの森などの中で。
訪ねて来る住民を助けていたと思われる。
自然の中に存在する女神を信仰し、つながることが出来た。
それには特別な儀式も必要だった。
産婆の役目、薬草(ハーブ)などの調合・処方、占い、相談役、アドバイス等々・・・・
智慧のある女というのが、本来の名称である。
魔女という名称は、かつてのキリスト教が、
厄介者として異教徒だと決めつけたのである。
魔女と呼ばれるものたちは、あらゆる知識を持って、救済をしていた。
本来は邪悪なものではなく、平和を好み、静かに暮らすことを願い、
時には仲間が集まってのお祭りで女神を召喚し、感謝し、豊穣も祈った。
普段はひっそりと一人で活動をしていたと思われる。
それが、現代において、再び混沌とした世の中で必要とされ。
国や姿形や年齢は様々だが、それぞれの得意とする分野で社会に働きかけてゆくようになったのではないかと思う。
いくつもの仕事を各自がするようになった。
占星術や各種占い。心理療法士。看護師。薬剤師。医師。助産師。
アロマやハーブ療法士。音楽療法、
身体を使ったエネルギーワーク。。。。etc
様々な業種があるが、みなエッセンスは含んでいると思う。
長くなってしまったが、私は魔女のエッセンスを含んだ仕事を
させていただいている。
その名が浸透しているので、そう呼んでもかまわない。
*アイルランド イニシュモア島にて
もし。
あなたが魔女であっても、なくても、
肉体を持つかぎり、この星にいるかぎり、
自然に感謝し、大切にする思いを忘れてはいけない。
自分だけでなく、人々に幸せでいて欲しいと願うことも。
そのためには、自分が出来ることを考えて欲しい。
物理的に出来なくても、祈ることは出来るはずだ。
そうして、みんながつながっていく。
それを信じている。
ただ、ただ、信じている。
*いま、30歳を過ぎた長女が小学校の時にくれた手紙 予言的な絵
魔女の血は引き継がれていく・・・・
Lisa Love ♡
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