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-28裏話- スモーク

2021.5.5.にリリースした自身初のソロアルバム『28』
全曲の裏話を書いています。下記リンクから是非聴いてくださいませ!


2019年、バンドが2つ解散しました。その後はサポートでドラムを叩きながらソロ活動をする予定でした。しかしうまく心が乗っていかず2年ほど表立って自分の音楽を発表する事はありませんでした。
そんな中でできたのがこの『スモーク』です。

スモーク

太陽が沈む頃に大きくため息ついていた
朝は僕らを蹴り飛ばす
平穏に縋り付く

歪み合って 許し合って
歯痒い日々を繋いでいるのに
滲む愛と手を繋いで
スモークガラスの窓を叩いて暮らしている

形を成さぬ夢ならば おままごとだって笑われる
このまま一人で消えてしまいたい
誰かのために生きていくなら
言葉一つで止まるなよ
霧のかかった希望は嵐の後に見える気がしたんだ

今までの過ちを話せる仲間は居るのかな
夜は心を引き千切る 言葉を信じたい

騙し合いは続いてゆく
心の支えになれていないのに
滲む愛と手を繋いで
来る未来に背中を向けても明日は見えず

誰にも言えぬ夢ならば 叶わないのだと諭される
あのまま未来は消えてしまった
自分のために生きていくなら
切り札なんて隠すなよ
密かに見える希望を拾いながら進むしか無いんだ


折坂さんに憧れて買ったクラシックギターを部屋でつま弾いていたらふとこの曲のメロディが浮かびました。
1番だけ作って軽く弾き語りで録音して、アレンジもする事なく満足してしまいしばらくお蔵に入れていました。

それから半年後、兄貴が結婚式をあげました。
あまりにも素晴らしすぎて、自分なりの贈り物をしたいと思い、帰ったその足で部屋に篭りました。

言いたい事はもう決まっていてそれをメロディに乗せるだけでした。
その時スモークのメロディをふと思い出して、やっぱりお前最高だなぁ〜となったので替え歌形式で兄への愛を歌いました。

あちゃーイタタタって感じですが、しっかり喜んでもらえました。
そこでさらにこの曲について満足してしまったので、また完成から遠のきました。

結局、スモークが完成したのはアルバムリリースを決めてからでした。
一度作りかけた曲って本当に気分が乗らない。
先日同じようにお蔵入りさせた曲を1年越しに完成させたのですがかなりエネルギー使いました。

アルバムが華やかになる事を期待して重い腰を上げ、伝えきれていない部分を補填する形で2番を作って完成としました。

曲としてはかなりあっさりストレートな構成です。
ドラムは頭で考えずに、出たとこ勝負でつけました。
ローリングワールドといい、ハネたリズムは好きです。
このテイクはお気に入りですが二度と叩けません。

【余談】
スモークと天秤にかけて28から外した曲があります。
バンドを解散する前に作った『燦々』という曲です。
とても気に入っている曲だったのですが、リズムが被るので最終的に外しました。
清書前なのでヘタッピ音源ですがよろしければ是非!↓

幸い、スモークを好きと言ってくださる方が多いので良い選択だった気がします。

ちなみにスモークはタバコではないです。
タバコ吸わないのにスモークて笑
って笑われたことがあります。大丈夫です。

まぁこんなところにします。

サボりにサボってしまいましたが、心が動かないんだからしょうがないです。

スモークの後日談でした!!

えーるずでもこの曲を近々復活させる予定なのでお楽しみに!
気持ちが乗ってきました🦦

では、いつになるかわかりませんが『曖昧』でお会いしましょう!


ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
↓おみやげです。ちょい間違えてるかもしれません。



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