「もっと蓮ノ空!リンクラ新聞部 Vol.1」 〜伝統と未来を繋ぐ、Link to the FUTURE!ラブライブ!北陸地方予選大会への挑戦
▼『もっと蓮ノ空!リンクラ新聞部』とは?
『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』の活動や、スクールアイドル応援アプリ「Link!Like!ラブライブ!」(リンクラ)のトピックスを紹介する公式noteです。今後も更新していきますので、フォローをお願いします!
第1回となる今回は、2023年12月度の話題を中心にお届けします。ここだけの情報もありますので、どうぞお見逃しなく!スキもぜひお願いします!
🪷先月の活動記録:北陸大会出場の危機!?ネット禁止令!
北陸大会を目前に、猛練習中の蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。
しかし上がっていく士気とは裏腹に、花帆は浮かない表情。
「北陸大会って、予選大会と同じように、3ユニットそれぞれで出るんですよね」
「・・・・・・でも、全国大会に進めるのは、たった1ユニットだけで・・・・・・」
これまで、3ユニット一緒に頑張ってきた。
けれどこのまま北陸大会に進めば、同じ蓮ノ空のメンバー同士で、全国大会への1枠を争うことに。
花帆はどうしても、それを受け入れられずにいる。
「今から変更して、6人で出る、っていうのは・・・・・・」
そんな花帆の希望を理解しつつも、先輩であり、部長でもある梢は語る。
「肝心なときにばかり全体で出場をしていたら、私たちがユニットを組んで切磋琢磨している理由が、なくなってしまうの」
「私たちはみんな、それぞれにやりたいことがあってユニットを組んでいる。グループで出るというのは、その色を無くしてしまうことだわ」
「私はあなたと、スリーズブーケで出場したい。スリーズブーケだからこそ、表現できること、伝えられることがあると思っているの」
ユニットごとの色があるから、切磋琢磨して成長していける。
スクールアイドルクラブ6人で出場すれば、その色が無くなってしまう・・・・・・。
梢の言葉に、うつむいてしまう花帆。
しかしそこに、とんでもないニュースが。
スクールアイドルクラブの元部員であり、現生徒会長である沙知が告げたのは──なんと、蓮ノ空女学院全生徒への『ネット禁止令』!
来年度以降、校内や寮での、インターネット接続を禁止するという校則だ。
もし実現してしまえば、スクールアイドルコネクト(スクコネ)での配信もできず、動画投稿もできない。
それは、スクールアイドルクラブの活動が大きく制限される─。
「このままだと、来年度以降スクールアイドルクラブが活動できなくなる!」
衝撃を受けたスクールアイドルクラブの面々は、ネットの有用性を学院にアピールするため、作戦を考え実行。署名を集めたり、校内放送でネットについて語ってみたり……。
そうした様々な試行錯誤の末、6人がたどりついた結論は
『リモート配信でラブライブ!北陸大会に参加し、優勝すること』。
ネットでしかできないことをして北陸大会に優勝できれば、ネットの必要性を示すことができる。ネットがあるから、優勝という輝かしい実績を得られたのだと規制派を説得することができる。
それしかない!と、勢いづく一同。
「ラブライブ!北陸大会を優勝して、学校の『ネット禁止令』を撤廃する。
ずいぶんシンプルな話になったわね」
「やりましょう、みんな。来年度のスクールアイドルクラブを──私たちを、この手で救いましょう」
「おー!!」
やるべきこと、目指すべきことは決まった。
自分たちのため、未来のスクールアイドルクラブのため、北陸大会優勝に向けて会場探しや練習に打ち込む一同だったが・・・・・・
事態は、そう簡単には解決しない。
皆の努力もむなしく、ネット禁止令が早まり、強行されてしまったのだ。
言い渡されたのは、1ヶ月のデータ通信制限。
配信どころかスクコネを立ち上げることもできない通信量で、いったい何ができるのか。さらに外出禁止令までが言い渡され、スクールアイドルクラブは絶望的な状況に。
「このまま、ネット禁止令が続いたら・・・・・・ずっと、続いたら・・・・・・あたしたちのやってきたことって、どうなっちゃうんだろ・・・・・・。みんな、あたしたちのこと、忘れちゃう・・・・・・?」
「あたしが、今までがんばってきたことも・・・・・・ぜんぶ、なかったことに・・・・・・。」
「あたし、この学校に来て、梢センパイに出会って、スクールアイドルクラブを知って・・・・・・たくさんの人が、あたしのことを知ってくれて・・・・・・」
「いっぱいがんばって、変わったと思ったのに・・・・・・。
こんなところで枯れちゃうの、やだ・・・・・・」
「きれいで、おっきな花を咲かせるはずなのに・・・・・・。
誰にも見てもらえないなんて、そんなの、やだよ・・・・・・」
思い出すのは、体の弱かった子ども時代。
このままでは、また「ひとりぼっち」のあの頃に戻ってしまう。
落ち込む花帆は、スクコネで繋がる視聴者たちへ助けを求めることに。
「みんなに聞けば、いいアイディアが、浮かぶかも・・・・・・!
みんなとなら・・・・・・!」
しかし・・・・・・
「通信制限~~~~っ!」
10秒も経たずに、通信容量は限界に。
配信は途切れ、花帆の声は誰にも届かない。
心配して駆けつけたさやかに、花帆は不安を吐き出してしまう。
「あたし・・・・・・みんなに忘れられちゃうよぉ〜!」
「もう一週間も配信してないし!スクールアイドルは素敵な子だってたくさんいるし!」
「あたし、スクコネがあったから、みんなが応援しててくれたから、
スクールアイドルでいられたんだよ・・・・・・」
「だからあたしのことなんて、もう誰も・・・・・・誰も・・・・・・」
けれどさやかは、首を横に振る。
「そんなことないですよ、ぜったいに」
そう言ったさやかが見せてくれたのは、
先ほどの配信に寄せられたコメント。
「最近忙しいのかな? 北陸大会がんばれー!」
「応援してるよ!」
さやかは花帆のスマホを自分のスマホに繋ぎ、テザリングで配信画面を見せくれたのだ。もちろん、さやかに与えられた通信容量もわずかなもの。
コメントを一瞬表示しただけで、通信は途切れてしまうが──
「花帆さんのことを、そう簡単に忘れられるわけありません。
入学してからずっと花帆さんの隣にいたわたしが、保証します」
「誰がなんと言おうが、花帆さんは立派なスクールアイドルです──」
一瞬だけのコメントと、ずっと花帆の隣にいたさやかの言葉。
花帆にとってそれは充分すぎるほどの励ましであり、「繋がり」を感じられるあたたかなもの。
「ありがとうね、さやかちゃん・・・・・・」
「あたし、ひとりぼっちじゃなかった。ひとりぼっちに戻るわけ、ないよね」
「こんなにちゃんと、繋がってるのに」
そしてこの一件をきっかけに、花帆はライブについてひとつの解決策を思いつく。その解決策とは──
『テザLink!ライブ』?
「さっきさやかちゃんが、自分のデータ通信量をくれたおかげで、
スクコネをネットに繋ぐことができたんです!」
「だったら、同じことをもっとたくさんの人でやれば!」
30分だけでもデータ通信量を集められれば、北陸大会に配信で出場できる。
そして3ユニットのうちひとつでも北陸大会を制覇することができれば、スクールアイドルクラブの未来を救うことができる。
しかし──
「ただ、その場合ってやっぱり、あれだよね・・・・・・」
「スリーズブーケ、DOLLCHESTRA、みらくらぱーく!のうちふたつは、
北陸大会で敗退となります」
ラブライブ!北陸大会を通過できるのは、1ユニットだけ。
その事実が再び、重くのしかかる。
それぞれに、ラブライブ!への思い、そしてユニットへの思いを語る一同。
誰もが皆、譲ることのできない思いを抱えている。
「ボクはさやと出る。今はDOLLCHESTRAが、ボクの芸術だから」
「その気持ちは私だってわかるよ。わかるけど・・・・・・今回は譲りたくない。私もみらくらぱーく!が好きだもん。他のみんなが自分のユニットを好きな気持ちと、同じようにさ」
「・・・・・・目指せ、ラブライブ!優勝・・・・・・!」
梢センパイに、みんなに勝たせてあげたい。
けれど、誰も敗退してほしくない。
花帆のその思いが、ひとつのアイディアのもと実を結んでいく。
「ああ、そっか・・・・・・。繋がる力・・・・・・そう、繋がる力だったんだ!」
「みんながユニットで出場して!でも、みんなで北陸大会を通過するための方法!」
不思議がる一同に、笑顔で答える花帆。
「大丈夫です、あたしたちならできます!みんなが大満足して、誰も悲しい気持ちになんてなりません!そんな、夢のようなライブが!」
「その名も──Link!Like!メドレー!です!」
「ぜったいにこれで! みんなを花咲かせちゃいますよ!」
そして花帆の出した答えは、「12月度Fes×LIVE」で明らかに。
「誰かと繋がるって、すごいよね。絶対に無理だと諦めかけたことも、乗り越えていける・・・・・・。ユニットっていう伝統も、きっとそうやって始まったんだと思う」
「今回の『ラブライブ! 北陸予選』、あたしたちは3つのユニットで参加するって決めてました。でも・・・・・・ふたりが繋がってユニットを作れるのなら、
そのユニット同士が繋がることだってできるはず!だから、あたしたちは、みんなでエントリーします!」
「6人でひとつでもない、3つのユニットでもない。繋がる3つで咲かせる、色とりどりの、大きなひとつ!『スリーズブーケ』『DOLLCHESTRA』『みらくらぱーく!』 3ユニットで歌う、リンクライクメドレー。蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの伝統を束ねて、未来へと繋げるための新曲!」
『Link to the FUTURE』!
3ユニットそれぞれの個性が競演するメドレー曲で、北陸大会へ参加することを決めた花帆たち。
限られた時間の中で精いっぱいのパフォーマンスを披露し、12月度Fes×LIVEは無事に閉幕。
そして、その結果は・・・・・・
「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ!
ラブライブ!北陸大会───優勝!」
「みんな、一緒に蓮ノ空を、繋がりを守ってくれてありがとう!
これからも、よろしくね!」
見事、北陸大会の優勝を勝ち取った6人。
学院側の納得いく結果を出したことでネット禁止令も解除され、お祝いムードの中で2023年は幕を閉じた。
ライブの詳細は、次の『Fes×LIVEレポート』コーナーにてお届け!
🪷Fes×LIVEレポート:「伝統と未来を繋ぐ、Link to the FUTURE!」
このコーナーでは、先月末に行われたFes×LIVEのライブレポートをお届けします。
2023年12月度Fes×LIVEは、蓮ノ空女学院の音楽堂で行われました。
まずは全体曲の『On your mark』から始まり、オープニングMCではデータ通信量をわけてくれた方々への感謝の言葉も。
そしてライブは、それぞれのユニット伝統曲へと続いていきます。
「時代を超えた思いの繋がりを、私たちは伝統と呼んでいます。
だから今日は、まず最初に、各ユニットの伝統曲からお送りします」
各ユニット定番の伝統曲ではありますが、12月度の新衣装や新しい演出により、また違った印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
怒涛の3曲が披露されたところで、いよいよラブライブ!北陸大会の
エントリー曲『Link to the FUTURE』が始まります。
開幕から「スリーズブーケ」→「DOLLCHESTRA」→「みらくらぱーく!」が順番にセンターに立ち、それぞれのパートを歌い上げていきます。
(メインユニットのサイドで踊る際の、ほかの4人の振り付けにも注目!)
各パートの歌詞や編曲、バックスクリーンなど全てにおいて、ユニットの個性が表現された、まさにメドレー曲。
みんなとの繋がり、これからずっと歌っていくこと。
これまでに彼女たちが経験した過去や、未来への決意が垣間見えます。
そして、サビ前のクライマックスでは、大きなサプライズも。
6人がステージから一旦はけ、スクリーンに映し出されたのは・・・・・・
4月度から続く、各月のFes×LIVE映像!
これまでの歩みを感じさせる演出に、当時のことを思い出しぐっときた方も多いはず。
そして間奏を終え、ふたたびステージに現れた6人は・・・・・・
衣装チェンジで登場!
クライマックスを見事に歌い上げ、大きな盛り上がりを見せてくれました。
まさに、伝統を束ね未来に繋げる一曲。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの伝統に足跡を残す、素晴らしいパフォーマンスでした。
限られた時間の中で、6人と観客の思いがリンクした12月度Fes×LIVE。
2023年最後にふさわしいライブとなったのではないでしょうか。
🪷With×MEETSピックアップ
このコーナーでは、アプリ「Like!Like!ラブライブ!」内のスクコネやYouTubeで配信されているWith×MEETSからいくつかピックアップしてご紹介します。
活動記録との繋がりや、話題になった配信など、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
2023年12月度といえば、やはり蓮ノ空女学院のネット禁止令。
実はそんなピンチの中で行われていた配信を紹介していきます。
【2023/12/11 配信】完全ノープラン雑談!
この頃には「来年からネット禁止」の話が言い渡されており、花帆は不安な中での配信だった様子。そんな中でも、努めて明るく振舞っていました。
一方、2年生はというと・・・・・・
【2023/12/13配信】 ハロめぐちゃんねる年末スペシャル!
「今日だけは嫌なこと忘れて、ぱーっとやろってだけです!
みんなもこの時間は嫌なこと忘れて、わたしのことだけ考えてね♡」
【2023/12/16配信】 蓮ノ空を紹介させてください
「最近はですね、機械さん(スマートフォン)ととても仲良しで。お散歩に行ったりだとか、お風呂に一緒に入ったりだとか、あとは・・・・・・カイロの代わりにもなる、大活躍の機械さんでございます」
ピンチなことはあまり匂わせず、
一見いつも通り(?)の配信をしていました。
ですがこのあと蓮ノ空女学院ではネット禁止令が早まり、
配信ができなくなってしまいます。
そんな中、外部のスタジオから配信という裏技を使ったのが・・・・・・
【2023/12/20配信】 藤島 慈 生誕祭!!
外部配信は、状況を打破する一手となるかと思われたのですが、この後蓮ノ空女学院では外出許可も取れなくなってしまいます。これにより、With×MEETSは完全に封じられてしまいました。
ですがその後、北陸大会優勝の実績をもって、ネット禁止令は解除。
大晦日には、6人の元気な姿を見ることができました。
【2023/12/31配信】 みんな、ありがとう!
★おまけ:話題のWith×MEETS
このコーナーでは、話題になった配信や注目の配信を独断と偏見でピックアップしてご紹介します。
【2023/12/4 配信】もしもみんながファンタジーの世界にいたら・・・
こちらはタイトルの通り。本、特にファンタジー小説が大好きな花帆が「もしもスクールアイドルクラブのみんながファンタジーの世界にいたら···」という想像(妄想?)をいっぱいに広げて語ってくれる配信です。
花帆が思う主人公は誰なのか、スクールアイドルクラブのみんなはどんな役柄で登場するのか?必見の配信です!
🪷カードメッセージピックアップ
このコーナーでは、スクールアイドル応援アプリ「Link!Like!ラブライブ!」に実装されたカードから注目のボイスメッセージの一部をご紹介。意外な情報や、活動記録との繋がりがわかるかも?
ネタバレ注意です!
1)『冬のおくりもの』乙宗 梢(特訓前)
現2年生の梢が語る、貴重な1年前のこと。今は生徒会長である沙知が、梢たちにとってたったひとりの先輩だったことが明かされています。
2)『Link to the FUTURE』日野下花帆(特訓後)
新曲『Link to the FUTURE』のお手本として『Dream Believers』が参考にされたことが明かされています。
楽曲名を冠したカードでは楽曲の裏話が語られていることもあるので、今後ぜひ注目してみてくださいね!
🪷ここだけ情報!スクールアイドルクラブ豆知識
このコーナーでは、『もっと蓮ノ空!リンクラ新聞部』だけの情報をお届けします。今回のテーマは「冬休み」!
クリスマスや年末年始など、冬休みにまつわるエピソードをこっそりお知らせしちゃいます。
● 日野下花帆
年末に実家に帰ったら、花帆のためにクリスマスツリーを出しっぱなしにしてくれていたらしい。家族でクリスマスとお正月をお祝いできて、楽しい冬休みだったそう。
● 乙宗 梢
年末年始は、家族で小さな演奏会を開いた。楽器の弾き納め、弾き始めは一年の印象や抱負を決める大事な節目なのだそう。演奏はばっちりだった様子。
● 村野さやか
ラブライブ!全国大会に向けて気合いを入れるため、お正月は姉と一緒にスケートリンクで滑ってきたとのこと。年明け一番のメッセージは、綴理に送ったらしい。
● 夕霧綴理
いつも通りよく寝た。大晦日の夜は鐘の音が聞こえるから、ちょっと遅くまで起きている。外もちょっとだけわくわく、そわそわしていて、その空気が好き。
● 大沢瑠璃乃
慈と一緒に初詣に行った。ただし、人の少ない時間を狙って、こじんまりとした神社でひっそりと。願いごとはもちろん「今年も一緒に楽しいことができますように」。
● 藤島 慈
瑠璃乃と一緒に行った初詣でおみくじを引いたが、あまり納得いかない結果だった。なので瑠璃乃には内緒で3回引き直して、ようやく大吉を引いた。
バーチャルだけどリアル
少女たちと「いま」を描く青春学園ドラマ、スタート!
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブは、 1年365日、入学から卒業までの限られた時間のなかで、 彼女たちと喜び、悲しみを共にし、同じ青春を過ごす、 リアルタイム「スクールカレンダー」連動プロジェクトです。
スマートフォン向けアプリをメインに、メンバーおよびキャストによる動画配信、雑誌展開、楽曲CDのリリース、ライブイベントなど、オールメディアで展開していきます。
▼スマートフォンアプリ「Link!Like!ラブライブ!」
▼『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』公式サイト https://www.lovelive-anime.jp/hasunosora/
▼『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@lovelive_hasu
▼『蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ』公式X(旧Twitter)https://twitter.com/hasunosora_SIC