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よろず相談所



最近、うちの事業所がよろず相談所と化している

別名ウバステ山?
困難ケースと呼ばれる事例が持ち込まれてくる

地域の人の相談には乗りたいし
経験の浅いケアマネさんの助けにはなりたい

3人いるケアマネがいずれも主任ケアマネのため
ここなら大丈夫と思うのか
いやいや、費やす労力は大して変わらないはず

包括からの相談ケースも、軒並み断り続けている
けれど、断れば断るほど、依頼が来るのはなぜだろう

高齢者が増えている現実
介護の社会化の普及
家族介護の限界
いずれも相談が増える要素しかない

介護スタッフの疲弊は限界にまで来つつある

無理して頑張る管理者に
「無理しないでね」という言葉も虚しく
「無理せんと出来んのです」という返答が返ってくる

不測の事態に備えて、休日も対応する
月末に見る隙間ないタイムカード
これが、現実

休みのケアマネが、「出てきましょうか」と申し出てくれる
善意にばかり甘えてはいられない

無理は目先の利益しか生まないし
長く頑張るためには休むことは必要である
だから、意識して休んでもらうし自分も休む
それが許されないと、仕事であっても介護は続かない

ウバステ山にお年寄りをあずけていく家族には
優しく寄り添いながら、少しづつ巻き込んでいく

出来ることと出来ないことをきちんと伝え
家族の役割と専門職の役割をきちんと伝えていく

介護の社会化を継続するためには
家族に自分たちの役割をわかり、協力してもらえるよう
嫌なことでもしっかり伝えていきたい

家族教育の成否が、事業所の生き残りを左右する

さあ、今日も、厳しいこと言おう

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