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愛を持って、厳しく



12日間にわたる主任ケアマネ研修

今日は最終日で、担当講師だった


法定研修なのでカリキュラムが定められており

なかなか厳しい研修でもある


それでも、前向きに学ぶ受講生の姿にいつも元気をもらう


だから、講師はやめられない



大抵の受講生は真面目で熱心なのだが

時折、注意が必要だったり、指導をしないといけない人にも出会う




午前中は、個人ワークの時間に全くやろうとしない人がいた



演台から見渡す受講生は、総数100人を超えていても、

他と違う動きは不思議と目立つ

なので、結果として見つけてしまうのである



午後からのワークでは、グループワークのラウンド中に

他の人の意見を全く聞こうとしない受講生を見つけてしまった

こちらもまた、目立つので、見えてしまう



午前の受講生には、さりげなく近づき

状況確認をしてワークを進めるよう声をかけた

前のワークの時に、考えついて全て書き込んでいたのだが

研修なので、一緒に考えながら進もうねと伝えた



午後の受講生には、メンバーに状況を確認して

グループ全体の学びを止めてしまっていることを伝える


これから主任として支援者支援する立場の人間が

他の人の意見を聞かず、貴重な時間と学びの機会を奪うことは、

グループワークでは、してはいけないことだと説明した



研修講師の時には、常に笑顔で好かれる講師でありたいと願う


けれども、時には

厳しいことも、躊躇せずに伝える



学びの場では、みんな対等

そして、時間は有限なのである



学びを身につけるかどうかは、自分次第

共に学ぶ全ての人にも、同じように収穫を得て欲しい



だからやはり、厳しく伝える時もある



これから、地域を支える人だから


支援者支援をする人たちだから













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