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訪問介護の課題



近々、訪問介護に監査が入ると見込んで
準備を始めることにした

10年ほど前まで、ヘルパー養成校をやっていた経験はあるが
自分自身がヘルパーだったのは介護保険前なので役に立たない

ケアマネ監査は何度もあるがヘルパー事業所の準備は
未経験なので、参考書に頼ることにした

これは

大変だ

とりあえず一読して、必要箇所をメモし始めたが
知らない事が多くて驚いた

利用者さんの意向を確認してアセスメント、
ケアプランを作り、各事業所へオーダー
同時に情報提供、サービス担当者会議、
そしてサービス実施となるのだが
提供事業者の細部までは知らなかった

かなり勉強になる




準備をしながら、今朝のニュースを思い出した

2040年には、今以上に介護職員の数が不足し、制度はあれど
サービスは無し、の状況になると予測されている

現時点でも、介護職員は大幅に足りない

プランを作るケアマネジャーも少ないけれど
プランができても提供してくれる事業所がない
事業所に所属するヘルパーはどんどん減ってきている

ヘルパー自身の高齢化で身体介護を断る事業所もある

自分の未来に、今のヘルパーサービスは存在しないようだ



自分らしく生きるために、在宅生活を希望する人は多い

住み慣れた環境で、自分のペースで生活できるということは
持てる力を最大限に活かす事であり
自立支援の理想の形である

でも、今、慢性的な人材不足である

担ってくれる人がいないということは
介護保険の原則理念が
かなえられなくなるという事である

代替案はないのか
ヘルパーがいなければ、代わりになるものは何か
ボランティア?機械?ICT?外国人?
あらゆるものを可能性として探り始め、動き始めている

全ては、利用者の生活を守るため
自分の未来を守るため

自分らしく生きて、自分の望む終わり方を叶えたい

その為にも
これから何ができるのか

どれを組み合わせたら、うまく行くのか

しっかり考え実行しながら
地域の底力を探っていこう

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