ラベンダー畑へ
梅雨の晴れ間の真夏日、嵐山ラベンダーまつりへ連れていってもらった。
その昔、北海道の富良野までラベンダーを観に行ったことがあったことを思い出す。
関東地方でもこんなに広大なラベンダー畑があったとは。
土地の雰囲気や迎えてくださるスタッフの方々が皆ほっこりとあたたかい。
この土地で育ったラベンダーなのだ。
香りと日差しで頭がぼんやりとする。
野生ではないものの、花を摘むことは、本当に心ときめく癒しの時間だ。ありがたい。
まあるく広がる大きな株
風にそよいでいるけれども
触れるとしっかりとした茎
稲穂のように
ぎっしりとついた小さな蕾たち
小さな花はたまに開いているが
ほとんどは蕾のままの姿
ふわっと甘い香り
その姿と在り方から
私たちの心と身体にさまざまな癒しをもたらす
ラベンダーの強さと優しさを感じた。
「西の魔女が死んだ」のものがたりの中で
ラベンダー畑の上でシーツを広げて干すというシーンがあったような。夢のようだ。
摘み取らせてもらったラベンダーで、せめてサシェくらい作ってみよう。
むさし蘭丸、かわいい。またね。
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