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PGAプランスゴールド 野次馬OK「PGA被害者アンケート」の謎

2020年9月末に出金停止になったPGA(プランスゴールドアービトラージ)がそろそろ1年を迎える。
前回、会社概要・報酬プラン・振り込み明細・週刊誌の記事、というたった4つしかない証拠で30人以上の原告で約20人の被告を訴えている集団訴訟を取り上げた。

判決まで時間がかかると思うので、動きは無いと思っていたら、「被害者アンケート」という面白い動きがあったので取り上げようと思う。


PGA被害者アンケートの目的


PGAで利益を得られなかった被害者の一部が、刑事告訴をしようと警察に行ったところ「1000件ぐらいの被害が出てないと捜査に人員を充てるのが難しい」と言われたことから、被害者の状況をまとめるためにおこなっているアンケート


本人確認無しで参加できるアンケート

まず最初にこの点を俺は突っ込みたい。
いくら1000人以上のアンケートを集めたいからといっても、必須なのはメールアドレス、名前、現金の受け渡し方法、直紹介者名、被害額ぐらいで答えられてしまう。

免許やマイナンバーカードなどの画像を提出することもなく、振り込み明細のコピー画像など、本人確認・本人がPGAに参加していた証拠を提出するところは無い。

つまり、本当にPGAの被害者でなくても簡単に答えられてしまうのである。
実際に誰でも書けるというこの状況はすでに悪用され、「事件化させたくないインフルエンサー」などがデタラメな回答を複数おこなっているという噂もある。

このアンケートの募集が終わった時、PGAを本当にやっていたのか、やっていなかったのか、誰が判断するのだろうか。


警察側で調べてくれるらしい?

この被害者アンケートについては、LINEのオープンチャットが存在するのだが、そこで先程の「PGAやってない人でも回答できる」ということについてのツッコミがあった。

そこの管理人の話としては「警察側で回答者に連絡を取り、確認を取ってくれるだろう」とのこと。

ただでさえ、このアンケートを手伝っている杉山弁護士が「警察はマンパワーが足りない」と言っているのに、本当に警察は確認してくれるのか?

また、警察が確認するにもデタラメの回答をしてる側は、そもそも連絡をしたくないのだからデタラメな文字列のメールアドレスで回答するだろうし、架空の名前、電話番号、Lineを記載することも考えられる。
このアンケートを担当する警察の方、大変だろうな。


杉山雅浩弁護士のYoutube動画がなぜか消極的

この被害者アンケートには弁護士法人ワンピース法律事務所の杉山弁護士も関わりがあるという。
そこで当の杉山弁護士の動画を見てみたのだが、

警察はマンパワーが足りない
警察にわかりやすい資料作りを被害者側で作る必要がある
動画で宣伝してほしいとPGAの被害者に言われたので宣伝している

あまり積極的な姿勢を感じることはできない。
むしろ、被害者側の積極的な動きに全てがかかっていると言いたいように感じる。

しかし被害者アンケートを推してる人たちは「詐欺に強い杉山弁護士がいるから大丈夫」というようなことを言っている。杉山弁護士と被害者アンケートの人たちのこのギャップは果たしてどうなるのだろうか。


マサヨシの予測


俺はこのアンケートについては、最終人数は1000人ぐらい集まると思っている。
それは、このアンケートは誰でも、何回でも回答できるし、本人確認がいらないからだ。

PGAの事件化をしたい人間が、
友達の分を勝手に入力する
架空の被害者を作り上げて入力する

ということだけでなく

PGAの事件化をされたくない側の人間
適当な回答を何度もおこなう

さらに

PGAに全く関係ない野次馬、冷やかしの人間
適当な回答を何度もおこなう


このようなことができてしまうので、人数は集まるだろう。
むしろ集まった後が問題だ。
一体誰がこのアンケートの内容をまとめ、そして本当か嘘かを調査していくのだろうか。

俺はPGAで約11万円を入れて、3ヶ月半ほど複利でまわし、元本以上の利益(15万円ぐらい)を無事に得ているが、「元本はまだPGAに入れたままで取られっぱなし」なので、被害者としてアンケートに回答した。

このような感じの俺も被害者と思ってもらえるのだろうか
本当に謎だらけだ。

もし、この被害者アンケートがダメだった場合、誰かのせいにしたい人たちは「日本の警察が悪い」「日本の法律が甘い」で終わるんだろうとも思うが。

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