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【PGA被害者】出金停止1年後の末路。 プランスゴールドアービトラージ

2020年9月末にPGAが出金停止となり、10月中旬にシステムがメンテナンスに入ってログインできなくなってから、1年が経過した。
この1年間でPGAで損をしたという"被害者"がどうなったのかをまとめてみた。
最近、ジュビリーエース関連も騒がしくなってきたところなので、参考になればと思う。


①入金代行業者に示談交渉した被害者達の末路

オープンチャットで被害者たちを取りまとめていた"カズマ"と名乗る人物が一人3000円ほどの弁護士への事務処理代で数百人で、入金代行業者を相手取って示談を進めていたそうだが、今年の夏に弁護士が業務停止処分を受け、約1年間何も進展がなく現在に至る。
最近、週刊SPAのネタにもされていた。
現在はオープンチャットに新規の人間は入ることができなくなっている。


②入金代行業者の銀行口座を凍結させた被害者達の末路

入金代行業者の保有する銀行口座を凍結させた上で裁判に持ち込み、「和解」という形ではあるが最も早く結果にたどり着いている。
実際にどれぐらいの金額が被害者に戻ってきたのか、まだ支払われていないのかはわからない。誰か結果を教えてほしい。


③数百人で集団訴訟依頼をした被害者達の末路

2021年の初旬にオープンチャットで被害者たちを取りまとめていた”やう”と名乗る人物が一人1万円~5万円ぐらいの着手金で、数百人で集団訴訟を依頼した。第二期の募集を締め切って半年以上が経過したが、まだ訴訟準備中とのことで、裁判までには至っていない。


④数十人(20人~30人)で集団訴訟依頼をした被害者達の末路

俺も以前noteで取り上げたが、次に進展ががありそうなのはこれだ。第一回の口頭弁論が今年の7月から始まっているので判決が出るのはまだ先だろう。
数十人でPGAの会社ではなく、複数のアフィリエイター(リーダー)達を訴えたものである。
この裁判の結果が、今後の金融マルチ関連の訴訟にとって一つの大きな指針になる可能性は高い。


⑤約1000人で事件化アンケートを提出した被害者達の末路

これも俺が以前Noteで取り上げたが、”詐欺被害者駆け込み寺_FDRT(旧:LNPOS)”というところが既に900名分ほどのアンケートをとりまとめて警視庁に提出している。
まだまだアンケートを集めれば良いと思うが、アンチや宣伝が迷惑らしく、オープンチャットでは既に検索結果に出ないようにしたらしい。
実際に事件化されるかはわからないが、被害者の一縷の希望になっている。

⑥PGA肯定派というLINE公式アカウントに登録した被害者達の末路

PGAが出金停止になってすぐに、"デュークT"という人物がLINE公式アカウントに登録を促していたもの。ほぼ何も動かず、デュークTの電子書籍の案内が送られて以降、何もなく現在に至っている。


⑦回収代行業者に依頼した被害者達の末路

「PGAに入金したお金を回収します」というような触れ込みで、法律を超えた形での回収を被害者に持ちかけたもの。着手金を取られた後、音信不通になったという話がいくつか出ており、回収できたのかは謎


⑧別の投資案件に投資した被害者達の末路

「PGAで負けた分は他案件で取り戻そう」と当時の紹介者やリーダーたちから誘われて、PGAに似たような金融マルチ案件をはじめた人たち。
PGA後の多くの投資案件で現在まで続いているものはごく少数しかなく、最も被害者が痛手を被ったものだと思われる。


俺の結論

案件の紹介者と一度話をしたあと、金融マルチをやめた人が最も良かったのでは?

「高い勉強代だった」と思って、PGAが出金停止になってからすぐに、紹介して組織を作って報酬を得るような金融マルチをやめて自分でビットコインを買ったり、仮想通貨とは関係のないビジネスに行った人たちが最も良かっただろうと俺は思う。

もちろんその前に自分にPGAを紹介した人間に対して、一度話をすることをおすすめする。

誠意のある人なら、音信不通になったりしないし、運が良ければ何か良い話や、被害の補填をしてくれる可能性もある。

「投資した自分が悪い」と自己責任にするのは偉いと思うが、一応、紹介者には何かしらの説明なりフォローなりを求めるのは悪いことではないと俺は思う。

他の投資案件に乗るにも、弁護士に依頼するにもお金がいる。
投資案件に乗って稼げる場合もあるが、無くす場合もある。
弁護士に依頼して、裁判して勝訴しても時間がかかるし、お金が満額戻ってくる可能性は低い。
お金が無い場合は被害届を出したり、個別に示談交渉するのも精神的や時間的にも負担はあるだろう。

1年経過して俺の感じる結果論ではあるが、1年経過してもリーダー(アフィリエイター)たちが許せない!と言い続けている人たちは、きっと今も幸せではないと思う。

もちろんそうした怒りが生きる原動力になってる人もいるかもしれないが、今の人生が幸せでないから文句が出続けるのだろう。

これからも法整備がされない限り、金融マルチは無くならないだろう。だからこそ金融マルチで痛い目を見たばかりの人に、この記事が参考になれば嬉しい。

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