愛されなくなる恐怖=死ぬ恐怖
かなり久しぶりの投稿になってしまいました。
私は、引っ越して彼と住み始めてから4か月が経ち、少し落ち着きが出て、またじわじわ書きたい気持ちが湧いてきたので
不安が安心へと満ちていくまでの
その過程に感じた、愛されなくなる恐怖=死ぬほどの恐怖、ということを書いてみたいと思います。
現在、コロナは、重症化するかもしれない、死ぬかもしれない
そんな恐怖に加えて
経済的に行き詰る、先行きが見えなくなる
さらに、人から差別されるかもしれない、いじめを受けるかもしれない
そんな複数の種類の恐怖をうんでいるように思います。
前者の恐怖は、きちんと調べたら、安心できることもたくさんあるし、対策もできるもの。
マスコミなどによってつくられている、不安を煽るウイルスの方が、はるかに怖いなと感じます。
コロナにかかることよりも、今は、人からの「目」のほうが怖いのでは?と感じます。
マスクをしなかったら。。。
コロナにかかったら。。。
こんな怖さを感じるのは
人は、人とつながっていないと生きていけないと、直感的に感じているからなのかな?と思います。
私の尊敬する方が、人間の三大欲求の中の「性欲」は、人とつながっていたい欲、触れたい欲なのでは? 性欲=集団欲ともいえるのでは?とおっしゃっていました。
それくらい、人の中には、誰かとつながって安心していたい気持ちがあるような気がします。
実際に私も、ずっと拭えなかった不安は、それが正体だったと思います。
彼と、世の中的には、不倫という関係になり
最初は、世間の目が怖かった。
仕事に影響が出たり、何て噂されるか分からない、これまで培ってきた信頼がなくなってしまったら。。そんな不安。
さらに、友達に理解されなかったら?離れていったら?
そして、一番怖かったのは、家族や、彼が離れていったら、、
もうそれが、何よりも怖かったです。
お互い離婚して、引っ越しをし、彼と住み始めてからも、その不安は消えず
特に子供たちには、私がいた、祖父母や元夫がいる家と、今私が住んでいる家、どちらに来てもいいよと伝えていたのですが
結局、上の子供たちは、住み慣れた家を選び、私の所にたまに来ることになり
一番下の子だけ、私と過ごす時間が多いといった状況です。
選ばれないということは、私は母親として必要ない、愛されてないのでは?という思いや
これまで数年間かけて、子供たちと話し合ったり、伝えてきても
いざそうなると、拗ねたりする気持ちもあるのか、様子を見に行っても「早く帰れ」と言われたり
一番下の子も、私といたい一方で、兄弟や父親や、祖父母とも過ごしたいので、情緒が不安定になって、私のことも嫌い!!というようになり
精神的に、すごくしんどくなっていました。
ある程度想像はしていたし、私も自由にするのだから、子供たちにもとことん付き合おうと思っていたものの
すべてを引き起こしたのは、自分が原因だと思え
気持ち的に「うつ」のような感じになったりもして
そんな不安定な気持ちになったとき
彼とぶつかると、もう余計に、居なくなってしまいたいような気持にかられて、孤独な気持ちは、即、死の方向へと自分を追い詰めていきました。
熟睡できない、寝付けない、寝られないから体がしんどい、そうなると気持ちが落ちやすい、といった負の連鎖にも陥っていきました。
母が自死したときの記憶が、余計にそれを増幅させて、頭がおかしくなったのかな?と感じるほどでした。
でも4か月が経った今
子供たちもだいぶ落ち着き始め
長男や長女は、ますます私の選択を認めてくれているし、距離がある分、以前より大事に思いあうことができて、「ありがとう」の言葉が、お互い本当に増えました。
何よりつらいのは、自分が自分を認められない、否定しているときに、きついのであって
本当に自分を鋭く刺すのは「自分の目」。
根がまじめな人ほど、ありがちなことかと思います。
考えて考えて、離婚し、その後住まいも別にし
子供たちにも、きっとプラスになることがあると信じていたし
何より自分自身も、すっきりと幸せな道を歩みたくて、自分で選んだこと。
それでも何度も揺らいだけれど
彼が横にいてくれる。
この幸せは、何にも代えがたかった。
二人で少しずつ、暮らしをつくり、互いを思いあって行動し、対話を重ねて
それが、本当に私を支えてくれたなと思います。
私の尊敬する方が書いていたこと。
***
わたしは改めて
当事者にしかわからないことがあるし
当事者にしかわからない気持ちがあるし
当事者にしか感じられないことがあるんだってことを思い知りましたし
わたしは母親として
夫と子どもたちから認めてもらっている
愛されている
大切に思われている
このことこそが重要であり
別に外野から何を言われたって取り込む必要はないなって
改めて想いも強めることができました。
誰から100点をもらいたいか?ですよね。
わかっていてもらいたい人は誰か?ですよね。
それは一番は自分であり
その次に家族であり
運がよければ、友人や身近な人であり
そこまで固まっていたなら、動じないんだなぁと思います。
***
自分を責める目が何より一番、自分を傷つけ
でも本当にしんどいときに、支えてくれる人の愛情は、とてもとても救いになる。
もう、パートナーと子供たちとの、愛あるつながりさえあれば
あとのプラスアルファは、あればラッキーくらいに想い
変な期待や見返りをしないこと。
まさに、ここにある信頼関係を大切にしたいと、すごく思っています。
私にとっては、なかなかむずかしいことだけど
自分の選択を信じる
自分の今と未来を信じる
そして、子供たちや彼を信じる
もうこれを、ほんの少しずつでいいから
していくこと。
だってね、いくら死にたいと思っても
私にはそんな勇気は持てないし、できない。
だったら、よりよく生きていく方法を考えないと
もったいないよね。
って、ようやく気付いたんです。
悲劇のヒロインやっていてもね。
被害者気分や
加害者気分を、いくら舐めまわしていても。
自分の幸せは、自分が感じ取っていくしかない。
そう思えたら、ほんとは幸せだらけ。
だから、味わい尽くすだけ。
コロナになっても
どんな災害が起こっても
そう感じていくしかないって
彼と話しています。
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