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ゆる~く楽しく読める書評本

小林聡美さんのドラマを見たので、なんとなく本も読んでみようかなぁと思い、目についたのが今年の2月に出版された「わたしの、本のある日々」(毎日新聞出版)。

小林聡美さんといえば、いろいろなエッセイを出版されていますが、これは「サンデー毎日」に連載していた書評をまとめたもの。

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ご自身が本選びをされているだけに、趣味の俳句や山歩き、出演される舞台にまつわる内容の本や、猫の本などが出てくるが、どれも私的に興味がないので(汗)、読んでみたいな…と、思う本はなかったけれど、読んだことがある本がいくつか登場し、「こんなふうに感じたり、捉えたりするのか…」と、人によって同じ本でも感じることが全く違うところが面白かったです。

酒井順子さんとの対談も少し収録されていて、その対談は、もう少し読みたいなぁと思いました。酒井さんがおすすめする本屋が、神保町の「東京堂書店」ということもわかり、早速足を運びたいなと。

小林聡美さんいわく、本は好きだけど読むのは遅いし読書家ではないとのことですが、そのわりには本書もエッセイも読みやすくて面白いのは、台本を読み込んできた女優魂ゆえなのか!?

そして、毎回本のカバーデザインがステキ。

本のある愉しい暮らしを綴られた本書のように、本を読む暮らしはやっぱり楽しい!と、改めて思った今日でした。

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