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中途半端って?

文化と文化が混ざり合ってそれが「中途半端」等のそしりを受けているのを見るとき、私は梨木香歩さんの『村田エフェンディ滞土録』の雰囲気を思い出して深呼吸してみる

所属する文化の際(きわ)にいて、体を張ってまた別の文化の人とふれ合う時に生まれるそのムード、熱について思う

文化のど真ん中にいる人には「異質」、でもそれが混じり合う現場にいる人にとっては「リアルな現状」そして時には「喜び」

それはどちらかが良くてどちらかが悪いんじゃないのよ。
伝統と革新は、遠目で見ればひとつながり。
憎みあう筋合いなんて全くないと思う。
もちろん、そこにお互いの立場や意見へのリスペクトがあることが前提でね。

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