菊池健
Clubhouseはイベンター泣かせだけど、来るべき未来かもしれない #clubhouse
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Clubhouseはイベンター泣かせだけど、来るべき未来かもしれない #clubhouse

菊池健

2月26-27日に、マンガ・アニメ業界のカンファレンス「IMART」を主催します。プロデューサーの菊池と申します。つまり、仕事のひとつとして「イベンター」をしているものです。

ホントに困るよ。もー。

Clubhouseは私のようなイベンター泣かせだなぁと思いながら、とは言えそこで大きな「変化」が起きてるダイナミックな瞬間なので、面白いなーという感想です。

イベンターの仕事は、
1、場を作って(企画力&物理的に場を作る)
2、登壇する人にお願いして(関係性や立ち位置という希少性)
3、お客様を集める(技術とまめさ)
(・他、協賛をいただく営業など)
というような感じで構成されます。

楽な仕事は無いという前提の上で、1と3は努力すればなんとかなるのです。ただ、2は主催イベンターのポジショニングや戦略、プレイヤーとしてのこれまでの時間の過ごし方や人との繋がりが重要で、他に変わりのいない「希少性」が発揮されるポイントです。

Clubhouseは、1と3について、そのアプリの仕組み自体がとんでもないパワーを元より持っています。Roomのタイトルも重要ではありますが、もとから有名な人がRoomを作るだけでどんどん人が集まります。SNS強者や著名人は、この点において最早なにか考える必要すらないのです。

その結果Clubhouseにおいて、2についてはイベンターが働かなくとも、著名人ご本人が「え、これどうやるの、よくわかんないけど、、、」くらいの始め方で、数百人の人をあっさり集めてしまうRoomがぼこぼこ出来てきます。

そして、登壇するスピーカーが上手くチェーンすれば(しないときもある)物凄く盛り上がります。それを仕事であり差別点と考える人間には、大変に頭痛が痛いわけです。

ついさきほども、たまたま昔馴染みからとあるテーマのルームに呼ばれました。何の気なく上がって話していたら、キープレーヤーが次々現れて、即興でえらく贅沢なセッションになって、気が付けば熱狂の1時間が過ぎるわけです。

これはみんな楽しいですわ。困るって。

私の専門領域のマンガ分野ですと、もうすでに2-3日前から、普通なかなか見られない漫画家さんたちが集まってトークする、面白いRoomが乱立してます。それはもうボコボコと立ち上がり、なんだったらメジャー作家同士で裏番組関係になったりしてます。

我々の常識からすると、週刊連載中の作家が気軽にイベントで喋ってるとか、あり得ないんですけどぉ。ほんと困るって。

昨日は編集者さん同士で「S社対K社」というRoomが立ちました。中身の具体的な話はできませんけども、イベンター的には、見事なタイトルだなと思いますし、内容もそりゃ面白いです。。。進行役すら必要なくみんな気軽に面白いこと話してますしね。

あぁぁ悩ましいorz

こうなるとイベンターとしてはやることなくなっちゃうなぁと思いつつ、深く考えると、ここから更に出来ることもあるなぁなんてことを、結局またClubhouseの中で人と話したりしてるわけです。

いやー掌の上です、かないませんわー。

とはいえ、とにかく世界は移ろってますんで、イノベーションの波を楽しまないとなんですけどねー、、、はー。

Clubhouseのある未来(イベント編)

今はClubhouseも始まったばかりですので、ネームバリューのある人も、単に新しくて楽しいという理由だけでも、どんどんRoomを作りますし、本当に楽しい時なんだと思います。

一部の方が評する、Twitterの始まったばかりの時の牧歌的なノリに近いという声は、本当だと思います。

これがこなれてくると、OpenRoom(誰でも参加できる)の場合、自分がなんのためにRoomを立ち上げるのか考え始めると思います。

そうするとSocialRoom(フォロー関係同士)やCloseRoom(自分の呼びたい人だけを呼ぶ)をみんな使う、あるいは使い分けるようになるんじゃないですかね。わかんないですけど。

ところでひとつ忘れてはいけないのがClubhouseの規約です

現在の規約では、Clubhouseを商用利用することに特に規制は無いようです。つまり「CloseRoomで特定の人を誘う」という行為によって、Clubhouseでクローズな有償イベントをする(ないしは、有償イベントの副音声をつくる)を実行することが規約に触れません。この先はわかんないですけどね。

ちなみに、Youtubeはスパチャ、グループの2機能以外で、有償の配信を行うことは規約上できません。他のSHOWROOMなどのライブサービスも、そのプラットフォームが指定するサービス以外で有償利用しないのが原則です。

ただ、現在の仕様だと有償イベントを実現する際に、お客さんを一人一人拾っていくなどの作業がちょっと煩雑です。

それでも、これから課金機能が実装される見通しという「予定」が、本国の運営から離されたそうですね。噂ですけど。Clubhouseは記録が残らないんで、基本全部「噂」ですw


Clubs(mixiのコミュニティにちょっと似てる気がするまだ謎の機能。ユーザーグループを作り、定例会をしたりする)の運用が日本語でもできるようになれば、有償課金イベントも実現できるかもしれません。現時点では、ちょっとコミュニティの括りが弱いですが、いずれ強化されると読みます。

ちなみにわたし、先日Clubの新規設立の申請を英語交じりでしてみました。手動の申請に対して運営が一つ一つ審査してるみたいなんですよ。通りますかねー。どうなるかなー、楽しみ(結局楽しんでますw)

Clubsの申請については、以下をご参考に。
Clubhouseでclubsを作る方法(英語サイトをGoogle翻訳したURL)

最近のGoogle翻訳は、また賢くなりましたねー。それにしても申請は結構めんどくさいです。そして、Webサービスのアーリーらしく、運営チェックも人力です。大渋滞していることが予想されます。

そうしたわけで、clubsが上手く使えるかわかりませんが、今度の自分のイベントIMARTでは、アフターパーティーとか、生配信副音声とか、Clubhouseでやってみたいなぁと思っています。

Clubhouseが得意なこと、苦手なこと

というわけで、
・バリューのある登壇者が
・サクッとRoom(イベント・セッション)を立て
・圧倒的に集客する
というイベントの要素は、とんでもないパワーを持つのがClubhouseの特徴であり、得意分野です。

一方、カジュアルで出入り自由なroomのつくりに始まり、音声以外の接点は極力排したUIなどから、苦手なことがあります。

・抽象的な図やデータなどを示しながら、深い話題を説明するセッション
・そもそも、価値が絵や見た目や動きなもの
・喋るのが苦手な人(単に苦手な人もそうだが、社会的に話せない状況の人等も)

これら例えば、じっくりと動画にして見せたり、資料を効果的に見せたりする点においては、これまでのウェビナーや、リアルセッションとの住み分けや組合せが必要になっていくと思います。

そのため、文脈が重要なセッションの場合、開始後しばらくしてからRoomに後から入室した聞き手をフォローするために、定期的にここまでの経緯を何度も説明するモデレーターも散見されました。

また、そもそも喋りで発信することが苦手な人に発信する機会を提供するために、様々な工夫は必要なのであろうと思っています。

さいごに

ということで、次にやるイベントでは、せっかく音声限定SNSなわけですから、副音声的にClubhouse使ってみたいと思っています。アフターパーティーも良いかもしれません。仲間の委員にはかってないのですが、これから相談します。

そのIMART2021(国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima)はこちら。

ここまで読んでいただきありがとうございます!
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だいたい何か、マンガとビジネスの話をしてますー。

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リンクじゃないのが新鮮w


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Clubhouse初心者の方には、こちらの記事がおすすめです。ちょっと触ってから読むと、良く分かると思います。(この方、まとめが上手)





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菊池健
コミチ執行役員 スマートニュース-マンガCH Adviser IMART2021プロデューサーなど プロフ詳細: https://note.com/lovebeer73/n/n263f1bc116ee