NeoAstrology13 異例の最接近の上弦の月がやってくる、上弦近地点周期のはじまりの新月  7/21 水無月朔 02:32

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昨夜、真夜中の深まる真夜中2時から2時半頃の丑満時(丑三つ時・うしみつ時)02:32に、新月の瞬間を迎えました。
新月から1ヶ月がはじまる太陰太陽暦1ヶ月分の、全2ヶ月分(皐月と水無月)の上弦近地点周期の、〆の1ヶ月のはじまりであり、この周期中は、その名の通り、上弦の月の日が1ヶ月で最も接近するのですが、その日7/27の上弦は、通常は最接近でも上弦も下弦も半月が接近する周期は、最接近でも37万km台前半のところ、今年の最接近の上弦は、396464kmと、37万km台を切ります。

あの特別な夏至日食新月からはじまった初回の上弦近地点周期中の上弦(6/28)でさえ370256kmと、例年では最接近級の距離のところ、こうして〆の周期が37万km台を切るとは、今年の上弦近地点周期は大いに強調された年であることの現れです。

上弦の月とは、満ちてゆく、満期(満月)を迎えるに向かっての半月です。
月は育成のエネルギー。
世は新たな段階に充ち満ちてゆく兆しです。
しかも、強調されているだけにも、力強く。

この今日の新月の瞬間は、72年に1度ずつ移行してゆく歳差運動を踏まえた実際の星座位置では、太陽とともに、蟹座の端で、お隣の双子座のポルックスの棍棒を持つ右手の右肘側と交差しています。
蟹座の目前に小惑星シルヴィアが位置することも注目ですが、双子座の、天界の自己(ハイヤーセルフ)を象徴するポルックスの利腕の右肘周辺に位置している殊に、より注目します。

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●注釈
・小惑星シルヴィア:原始太陽系創世記に誕生した、火星と木星間にかつて実在した惑星マルデックの破片であり、マルデックを代弁するとも言える小惑星。名称の語源はローマ帝国建国者ロムスとレムス兄弟の母シルヴィアで、2個の衛星は、その双子の息子達ロムスとレムス。森の意味のレアを名称に含むレアシルヴィアは古代ローマの女性神官のベスタ神官で、その最高神官はローマ帝国最高神官、いわば最高位の巫女。
・双子座:古来、日本中部岐阜県揖斐郡では、双子座のポルックスを金ぼし、カストルを銀ぼしと呼ぶ。
ちなみに、金を循環させるのは銀。金の艮(循環を司るうしとら)と書いて銀となります。現代社会において、お金を回すのは銀行です。
ポルックスは一等星、全天21恒星の1つ。冬のダイヤモンドをシリウス・プロキオン・ベテルギウスと形成。ポルックスはゼウスの血を引き、不死。天界の自己、マスターとしての自己の本質の象徴。カストルは、地上に降りた自己、人として生きる自己の象徴。カストルの死後、ゼウスに嘆願し、カストルを蘇らせることで、共に半神半人に統合。同胞愛、共同創造、マスターや内在神とのつながり。自己の分離と統合の象徴。

そしてポルックスのお腹に手を回す左手に小惑星ヴェスタがあり、受肉した地上の自己の象徴のカストルの仙骨に、将来の準惑星候補小惑星ヒュゲイアです。

●注釈
・小惑星ヴェスタ:ローマ神話の竈神、家庭や国家の守護神、処女神、ローマ建国者ロムスとレムス兄弟の母はヴェスタ神官、神官長は古代ローマで最も権威を持つ聖職者。

・小惑星ヒュギエイア:健康と衛生と繁栄の女神ヒユゲア。古代ローマ神話ではサルースとして描かれ、医の神、蛇遣い座アスクレピオスの娘。蛇と盃をモチーフにしたヒュギエイアの盃は薬学のシンボルで、数々のタブーを描いたクリムトも描いた。古代、父アスクレピオスと共に信仰され、ことに女性の健康の中でも婦人病の健康に絶大な効果を齎すとされた。バビロン時代に神官と魔法使い達に封印され忘れられた13番目の星座アスクレピオスとともに忘れられたが、紀元前に復活のムーブメントが起こるも、再び忘れられ現代に至る。

そして、その最接近の上弦7/27 21:33の瞬間の月は、乙女座の両足の間、足下に位置します。

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●注釈乙女座の神話:現代のヘリオセントリック視点での地球の春分通過点。最古の星座の1つ。慈愛と正義の女神アストレアとも言われる。※女神アストレア(星の如く輝く者や早乙女の意味)は、ギリシャ神話主神ゼウスとテミス(法と掟の神、天のウラヌスと地のガイアの子)との子と云われ、または、ギリシャ神話の星空と宇宙神アストライオスと暁と恋焦がれの女神エーオースの子とも言われる。時の三女神ホーラの一柱で、季節と秩序を司る。他の神々が人類を見放し天上に帰る中、最後まで地上に残り啓蒙を続けたが、進む人類の堕落に失望し、最終的には地上を去る。その進む堕落の経緯は、先ず温暖で自然の作物に豊かに満ち足りて暮らしていた黄金時代から、政治と国家が生まれると共に農耕と四季がはじまり、銅と鉄と共に争いの時代になり、鉄と金が文明社会の発展と共の欲望の肥大と更なる戦火を生んでいった。これはまるで現代に至る流れのよう。

そしてなんと7/21今朝 07:28は、地球と土星が、太陽ー地球ー土星と直列しました。
水星と海王星も、太陽ー水星ー海王星と直列です。
土星と地球の会合が、太陽を間に直列する満期は、来年2021.1.24大安
その前に、水星と海王星は、夏の暑さの締の15日間の初日の処暑に8/23に満期を迎えます。また、前日の7/20は、金星と火星が、太陽ー金星ー火星と直列し、満期を迎える、太陽を間に金星ー太陽ー火星と直列するのは、2021/01/14となり、その日を以て、2020/8/16からはじまる天王星逆行は、順行に移行します。

地球文明の土台からの大いなる変革は、待ったなしの本格始動です。

個人レベルの人生の大きなリフレッシュとはじまり、企業や地域社会や何らかのコミュニティーや、そして国内情勢、世界情勢の極まる様相を見ても、世界は大いに動き出しています。
そして、これほどまでにも私たち人類と文明社会の目覚めの兆しが空模様にも明示されていますが、その肝心な目覚めの動きは、未だ表面的上は目立つものではなく、あくまでも潜在的なものでもありますが、確かな先々へと繋がる、大事な目覚めの波が世界中で進行し、人類の集合意識の底上げは、確かに新たな段階に入っています。

この新月からの1ヶ月を以てしても、着々と進んでゆくことでしょう。
そしていよいよ8月19日の文月朔から、5ヶ月間に渡る(12/15南米皆既日食の霜月朔〜2021/1/12までの1ヶ月まで)新月が接近する新月近地点周期がはじまります。

今日からの西暦年越しまでの半年間は、これまで以上にダイナミックな月日となるでしょう。
とても大事な約半年間です。
個々の改革と社会の改革も一体。
より良い人生、地球社会に向けて、イメージの洗練と拡大とともに、行動も積み重ねてゆきましょう。

そして今、今年3月発見のNeowise彗星が到来しています。
https://www.scientificamerican.com/article/the-best-way-to-watch-comet-neowise-wherever-you-are/
新時代の叡智の名称の言霊を名乗る彗星。
次回の接近は約3000年後だそうです。

試練は続きますが、それもあってこそ。
文明規模の大いなる黄金期に今、私たち地球文明は差し掛かろうとしています。
その担い手は、一員であり、一因の、私たち一人一人でもあります。

皆様も、素晴らしき梅雨明けと、真夏となりますよう。

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