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骨折10日目


あきらかに骨折という外傷が全身に影響してるとわかりました。

足元がふらつく。

片手がギブスで塞がってるので、身体のバランス取るのが難しい。

歩き方も正常じゃない。

食欲はあるけど、どうも体が冷える感じがする。

不自由だからなるべく動かないようにしているからですね。

背中や肩や首が異常にこる。

「ひじ関節を伸ばすと、骨の接着に問題があるから動かさないでね。

90度にこのように曲げておくのが一番いいですよ」と先生に言われました。

でも全く動かさないのもダメ。というこの微妙なバランスをとらないといけないそうです。

結局、普段はギブスに吊りをして固定しておいて、入浴のときなどの時に曲げ伸ばしをしなさいということでした。

こういうのも、人間の体は怪我した瞬間から治癒に向かっているんだなって、感動をもって感じました。

そして何よりも、とにかく衣服の着脱に時間かかるし痛いのなんのって。

普段手を酷使してたなとつくづく思いました。

どんなことでも大抵はがまんできたけど、利き腕がやられて料理できない、メイクできない、文字書けない、施術やヒーリングできないは、かなりのフラストレーションでした。

ツイン氏の毎日の心のこもったいたわりのエネルギーが、私のうでをふんわりと真綿のようなもので包み込んで、そしてさらに体全体をラッピングしているかのようでした。

人は、こちらが大変な時にどんな対処をされるかでわかる。と思います。

自分が良い運気の時にはたくさんの愛情を与えてくれたりはあたりまえですよね。

でもそうじゃない時に、目に見えないような形で力を与えてくれる。それは本物の愛です。

それこそが一番人として尊い心だと思うのです。

私は幸せものだ。そう思って毎日毎日この骨折体験の最中、泣いていたのです。

真実って、みえないところにある。

良い体験悪い体験なんてない。

両面があるだけだって。思いました。


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