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関空で野宿

当たり前だが、空港の深夜着・早朝発の便に乗る場合、空港近くに自宅がある場合を除いてその日のうちに移動するというのがむつかしくなる。
ズバリ、空港でひと晩を過ごすことになると思います。
先日関空の早朝便に乗るために前日の夜のうちに空港に到着し、ホテルなどに泊まらずひと晩を過ごしました。理由は節約したかったから。これはその時のエピソード。

関空でお金をかけずに夜を過ごすには、「ベンチで寝っ転がる」一択です。
空港ですので、あちらこちらにベンチがあります。私が経験したのはこの4月のこと。季節が冬でなければ結構快適に過ごせます。
問題は「どこのベンチを陣取るか」。関空の場合、エアロプラザ付近か第一ターミナル付近のどちらかになります。私はエアロプラザにあるベンチを利用しました。時おり警備員さんが巡回しており、周りにも同じように野宿組がいらっしゃるので逆に安心感がありました。場所によりますが、ベンチがあるエリアにはだいたい照明がつきっぱなしです。
また、第一ターミナルのほうがベンチがたくさんあるので混んでいる印象です。まあ、これはその日によるかと思います。ですので、関空に到着したまずは場所を物色し陣取る。私は夫と二人だったので、私が荷物を見がてらベンチでお留守番をし、夫がもっといい場所がないか偵察に行く、という風にしてより良い場所さがしができました。
一人なら荷物の管理などになんやかんやと神経を使うと思いますので、お金を払ってでもファーストキャビンあたりで過ごすほうがいいかもしれません。空港はおトイレもきれい、日本って治安がよくっていい国だな。
ちなみに関空で夜を過ごしたものの、明け方早くに目が覚めてしまい、周辺を散歩しました。誰もいないターミナルを独り占めしての空港散歩はわくわくしました。また旅に出たいな。

早朝の関空タクシー降り場
昼間の喧騒がうそのような、誰もいないゲート付近。野宿するとこんなシチュエーションも味わえます。
朝焼け、静まり返っている。
こういう景色を見るとワクワクする。

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