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弁当とは?

世の中夏休み。

うちの中学生と高校生も、ご多分に漏れず、夏休みに突入。

子どもたちが幼児や児童だった頃は、この夏休みがとにかく憂鬱でした。

毎日、昼間の数時間だけでも、自分の自由時間が持てていたのに(まぁ、正確には、ダンナ父母がいるから完全な自由時間ではないんだけど)、それがなくなる····これを絶望と呼ばずにいられるか! ぐらいの崖っぷち感。

私の実家に帰省する予定がある年は、とにかくその日にちまでを心の中でカウントダウンしてました。

そんな時代もあったね~と(中島みゆき『時代』)

笑えるほどではないけど、手がかからなくなったし、私も、専業主婦だった頃と違い、普段から自分の時間を持てているせいか、心にも余裕ができてきたのかなぁ、なんて自己分析。

昨日が、夏休み前最後の登校日の娘。
授業は昼で終わり、給食なしだから、午後に部活があるので弁当を要求してきた。

高校生(息子)はもともと弁当だし、1個も2個も手間的には同じなので、苦にならない。
二つ返事で作ってあげた。

いつもは給食だから、たまに食べるお弁当、娘の好きなラム肉炒めを入れてあげたり、カップのグラタンも入れてみたり。喜ぶかな~なんて思ってね。

なのに。

帰ってきて、お弁当箱を出した時に、言い放った言葉。

「なんかさ。ごはんが美味しくなかった。」

ん?

「ご飯が冷たいとまずいんだよね。めっちゃ冷えてんだもん。凍っちゃいそうなぐらい」

ここで私が反論。

「そう言うけどさ。こんな暑い時期だもん。お弁当が食べられなくなったら困るでしょ? 」

ていうか、お弁当って、保温ジャーでも使ってない限り、冷めたものを食べるのが常識ですけど!

「うち、もともと冷たいご飯好きじゃないんだよね」
「それは知ってるけど、お弁当の時は仕方無いでしょ?」
「保冷剤がバカデカくない? あんなデカくなくていいんだけど」

なんか、すごくワガママに感じるのは私だけ?
ムカつく!!!

「じゃ、もう作らないよ!」
私、キレ気味。少しは懲りてくれるかなぁ。

「はぁ? ズルくない? お母さん、すぐやるかやらないかみたいに持っていくよね」
「文句がある人は食べなきゃいいじゃん」
「文句じゃないよ。次回に向けて、改善だよ」
「何でこっちが改善しなくちゃいけないんだ」
「保冷剤を小さくしてくれればいいだけでしょ」

娘の、『私は正しい』っていう姿勢が気に入らない!
一言謝ってほしかったけど、いや、せめて、「お弁当サンキュー」ぐらい言ってほしかった。

なんかモヤモヤした気分で、ダンナにその話を教えたら、
「冷やご飯うまいのにな」
だって。

そういうことではないんだけどね···




 

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