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保護者の思い込みを理解する

NLPのラポールスキルを活用しながらも、自身の固定観念に気づき、保護者の真の思いを理解することの重要性を学んだ経験です。


だれにでも思い込みはある

当時の私は、NLPのスキルの一つである「ラポール」を積極的に活用していました。ラポールとは、相手との信頼関係や親密さを築くためのコミュニケーション技術です。しかし、このスキルを実践する一方で、自身の中には「決めつけ」や「すべき」という固定観念がまだ多く残っていたと思います。

これらの思考パターンは、時として柔軟な対応や相手の立場に立った理解を妨げることがあります。NLPの技術を学び、実践することで、自己の成長を感じていましたが、同時に自分自身の中に根付いている古い思考パターンにも気づくきっかけとなりました。

ラポールに期待を寄せていたのは、キーボードを購入した保護者が私のコーチングに協力してくれ、その際に貴重な気づきを与えてくれたからです。
そのため、私は
「ラポールを継続すれば、必ず良い結果が得られる」と確信していました。

確かに、ラポールを積極的に実践していくうちに、自分の中に根付いていた「すべき」という固定観念の問題点が浮き彫りになってきました。

同時に、各保護者の個別の考え方や理解の仕方、そして彼らが抱える不安や期待といった心理的側面も徐々に見えてくるようになりました。

保護者の視点に立てば見えて来る、自分とは別の思い

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