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ドラマ「天 赤木しげる葬式編」でひろゆきの若造的表情を楽しんでみる?

麻雀を通した、男たちの命をかけた圧倒的な心理戦を描くドラマ「天 天和通りの快男児」の続編となる特別編です。
2019年12月放送開始の作品ですので、古川くんが31歳くらいのときかな? Tverで古川くんの若々しい表情を再度鑑賞しましたのでそれを中心にご紹介いたします。


生死をかけた赤木と雀士の勝負

ざっとしたストーリーは。
東西戦(関東、関西でどっちが強いかを決める、命懸けのクレージーな麻雀対決)から3年後。井川ひろゆき(古川雄輝)に、赤木しげる(吉田栄作)の告別式を報いるメールが届きます。参列すると、「親しい者たちで通夜を執り行う」と案内されます。「?」と思いつつも待っているとなんと、死んだはずの赤木本人が生きてる! 
「俺はあと数時間のち、死ぬ手はずとなっている」
びっくりー! ひろゆきのほかにも天貴史(岸谷五朗)をはじめ、東西戦を戦ったメンバーが集められていています。味方だけじゃなく、敵も、ですよ!
そして一人ひとりが、赤木と最期の対峙を繰り広げる、という内容です。

「行ってきます」赤木を思いとどまらせるべく、いざ、出陣!

東西戦いで戦った雀士たちは百戦錬磨のくせものぞろい。その中で、古川くん演じるひろゆきはまだ若くて、雀士としての生き方に迷いがある感じです。でも、赤木さんに死んでほしくないという気持ちは熱い! 緊張した表情です。 

178分の1とか思わず計算しちゃう

ひろゆきは確率論を使って麻雀してたから、赤木がイーピンを続けたらとか言いだすと、絶対に赤木を死なせないという目的を忘れてつい、計算しちゃうんだよね。かわいい。

イーピンにびっくり

これもかわいい。


赤木に説教されちゃう

救いたいんなら嘘ついたっていいじゃん、なのにそういう、いい加減なところというか、ずるいところがない。説教されてる場合じゃないんだけどね~。頭を下げて怒られてる中学生みたい。ここが職員室に見えてきた。


でしょ? そんな羽目に陥るくらいならまだ今のほうがましっていうか

すんごい訴えてる。若いな~。古川くんじゃなくて、このひろゆきが、ね。でも、普通に素直でいい子だよね。

もう漕ぎ出せ、まともから放たれた人生に

うるうるうる…涙ぐむひろゆき。


赤木さーん!!!

必死で叫ぶひろゆき。

天と赤木の墓参りに行ったときの柔らかい表情

くつろいだ表情のひろゆき。吹っ切れて麻雀を楽しめるようになったのかな? 赤木を懐かしんでいるんだね。


赤木の死生観が興味深かったです

「天。消滅しようがねえのさ。今あるものはな。だから形を変えて存在し続ける。そういう意味じゃ、不死だな」
「人間は死んで完成する」
赤木は死についてすごく深く考えていて、哲学的だなと思いました。勝負師ってみんなそうなのかな。


1対1の対話、麻雀が分からなくても面白い!

ここではひろゆきの表情を中心に紹介しましたが、ドラマでは、赤木は一人ひとりと1対1で対峙しています。そして、死ぬのをやめさせようと思っているのに、それぞれ論破され、逆に癒されてしまう。
悩んでるのはひろゆきだけじゃなくて、みんなそれぞれ抱えるものがあってですね。
赤木って神様みたい。
死ぬのはすっごく怖いと思っているので、赤木の考え方は心に響きました。

「天 天和通りの快男児」は麻雀できるようになりたくなる

麻雀好きの古川くんと一緒に卓を囲むのを夢見て勉強しようと思ったのですが、難しいです。でも、このドラマを見ている間は、ほんとに、「そうなのか~!」と楽しめて、自分もできるようになれるんじゃないかと思えるような、魅力あるドラマだと思います。

”勝負とは何か”、”生きるとは何か”。麻雀を通した、男たちの命をかけた圧倒的な心理戦が描かれています。

主演は、岸谷五朗。数々の映画や舞台出演に裏打ちされた確かな演技力で、無類の勝負強さと強い意志を持つ博徒・主人公の天貴史を演じます。そして、天と出会い、真剣勝負の代打ちの世界に魅了される井川ひろゆき役を古川雄輝、「百年に一人の天才」と言われ、神域にまで達する強運と直感を併せ持つ伝説の博徒アカギ役を吉田栄作が演じます。


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