私の中にある女性差別

同郷で失言で有名な森喜朗会長が東京五輪・パラリンピック大会組織委員会を辞任した。女性蔑視発言に批判が相次いでいる。

私は31年間女性として生きてきて、女性だからって蔑視されたことはないと思ってきた。
高校の時のバイトは女性だからホールだったけど、キッチンに興味なかったしそれで良かった。
大学で就活の時に、結婚の予定は?と聞かれたことにも違和感は持たなかった。
次々に結婚していく友人は、有能なのに寿退社をして、出産後は非正規になっていくのも、しょうがないと思っていた。そうゆうもんだと。
私はマッチングアプリでしているが、年収は自分の方が少なくても、女性だから許してねぐらいに思っている。
30代半ばでキャリアアップしつつ、出産を考えている友人が、それがどれほど大変か分からず、凄いパワーあるなぁとしか思っていなかった。

当たり前、みんなそうだから
そんな価値観が嫌だと思っているのに根底にある価値観。

全く話が変わるが、友人と知り合いたてのときゲイだと知らずに恋愛話をしていたことがある。その時に自分の普通を相手に押し付けてたと会話を後悔した。

自分の中にある普通はもう普通ではないと
わかっていても偏ってしまう。それに気付かせてくれた森喜朗会長。ありがとうございます。

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