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恋川こみち、という病②

気取ったタイトルだと思うだろう。
「かまってちゃんメンヘラ乙www」「VTuberってのは、キャラ付けが大変ですねwww」そう思うだろう。
その思考は本当にその通り、否定すべくところはない。
ただ正解であるが、全てではない。

恋川こみちは精神に異常をきたしている。
精神病疾患者である。
障害者手帳もある。
いい加減隠したって仕方がない、事実である。
街に出ればヘルプマークをかばんにつけ、優先席でスマホをポチポチしている、国からお墨付きをもらった障害者である。

ただ、恋川こみちには病名がない。
例えば、うつ病、ADHDに発達障害。統合失調症や人格障害。
昨今インターネットはおろか、テレビや雑誌、日常的にそこかしこで、そのような単語を目にする。
蔓延っている。
日本は国単位で病んでいる。

さて、ここで問題だ。
「恋川こみちは、なんの疾患を抱えているのか」

答えは、「わからない」。

恋川こみちに付けられている病名は、障害者手帳を交付するために、担当医師が該当するだろう等級に合わせて診断書に記載したもの。
つまり、有り合わせなのである。

ここから少し講釈を垂れるが、メンヘラとは心の病気である。そして、科学において、心は脳にあるとされているので、つまり脳の病気である。
病気の分類もアメリカが出している診断基準に沿って日本ではされている。詳しくは当該Wikipediaでも読んでくれ。
とにかく、判断基準が不明瞭で、数値に頼れない、曖昧な病気が精神疾患である。
(知能検査など稀に数値化できるものもあるが、ここでは省かせていただく。)

長々と書き連ねたが、要するに病名が安定していないのである。
【病名はぼやっとしか診断できていないが、精神に、脳に、異常をきたしていることは確定なため、要観察】
それが恋川こみちという人間なのである。

どうせだから、もう一度気取ろうか。
恋川こみち、という病。
私が、私で在るというだけで、存在する病。
「愛を正しく認知することが、できない病」である。

蛇足だが、バーチャルの存在のくせにそんなリアリティ、いうならば“中の人”の存在を匂わせるな。
そのように感じる御仁もいるだろう。
某テーマパークのキャラクターは、着ぐるみを脱ぐだろうか?問題である。

私の弁明はこうである。
それはその某テーマパークのキャラクターがリアルだから、夢をリアルに具現化した存在だから生じる問題である。だから彼は着ぐるみは脱がない。
私は、バーチャルの存在であるから、あえてリアルを魅せる。
その方が、バーチャルに親近感が湧くだろう?

ここまでダラダラと読んだ貴方ならわかるはずだ。
お前はちゃんと、イカれているよ、と。


では、健やかに死ね。おやすみなさい。




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