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2020年9月2日 魚座の満月


こんにちは、さっかです。

みなさん、いかがお過ごしですか。
わたしの住んでいる地方は、相変わらず暑い日々が続いていて、台風来ないかなぁ・・なとど、思っているところです。ぜんぜん、雨が降らないのです。恐るべし、牡羊座に入った火星の威力、と思いながら過ごしていますが、のちほどこの星の位置については、少し詳しく説明します。(これを書いたのは昨日で、今日は、少しだけパラパラと雨が振りました)

まずは、いつも通りに世界情勢から

相変わらず、崩壊や新しい勢力の勢いと、古い権力の力の巻き返しが続いています。あまりに毎日いろいろとあるため、たった2週間ほどの月の周期が、数ヶ月のように感じていますが・・

アメリカでは、前回の月で、民主党の大統領候補のバイデン氏が、副大統領候補に黒人女性のハリス氏を任命したことで、アメリカが震撼とした、というニュースを届けましたが、その後、民主党大会が開かれ、正式に大統領候補と副大統領候補の任命式が行われました。

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写真:Scott Olson/Getty Images


そうしてそのあと、今度は共和党の党大会も開かれましたが、どちらも、COVID-19 の情勢下で、テレビやネットで放映されました。通常なら5万人もの参加者がある大会ですが、今回は300人の参加者だけで、ほかの候補者も不参加という状況でした。アメリカでは、党大会は民主党も共和党も、お祭り騒ぎ。これぞ、ほんとうの「まつりごと(政)」みたいに。特に、大統領選の年は大騒ぎです。

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これが通常の感じの民主党大会。これは、それでもどちらかというと小規模写真出典元:Getty Images

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これが今回の大統領に向けての民主党全国大会。ご覧のように、ガラガラ。写真出典元:Getty Images

わたしも学生時代から、大統領選挙が4年に一度あるたびに、大学のラウンジや寮でみんなで集まり、それぞれの候補者についてみんなでワイワイ討論したり、投票日は、アメリカの地図が共和党と民主党の色で塗られてゆくのを見ながら、まるで、ゲームでも見ているようにハラハラしたり、大騒ぎしたりしたものです。感極まって泣いたのは、オバマ氏が当選したとき、そして、アメリカの選挙システムを疑い、未来に不安を持ったのがゴア氏が落ちたとき。

アメリカ選挙関連の話しをしたらキリがないので、またいつか、ということにしておいて、大統領選は、ちょっとしたお祭り騒ぎですが、アメリカではまた事件も続いています。

日本でもニュースになりましたが、警察官が新たに黒人の青年を背中から7発撃ち、殺しました。これに対して、全米で抗議のうねりがありましたが、プロのバスケットボールやフットボールのチームが(スポーツ界には黒人選手が多い。また、今回のBLMー黒人人権運動ーのきっかけになった故フロイド氏もプロアメフト選手だった)抗議をして、試合をボイコットしています。また、日本出身でハイチ(カリブ海にある国の一つでドミニカ共和国と同じ島を分けている)出身の親を持つ黒人テニス選手の大坂なおみ選手も、試合をボイコットし、声明を発表しています。(アメリカでは1滴でも黒人の血が混じっていたら、黒人とみなされる。50%の黒人の血を持つ大坂なおみ選手は、完全に黒人とみなされる。ちなみに、多人種の血の混じっていない日本人は、基本的に黄色人種)

そして次は、オレゴン州ポートランド市で、白人の超保守派、極右派の男性が、なにものかに射殺されました。(犯人はつかまっていない)トランプ大統領が選挙宣伝活動のために凱旋していた市内に、極右派のグループの人々がなだれ込み、みんなで市中を武装して車で運転してまわってトランプ氏の支援をしたのですが、ポートランド市といえば、リベラル派(左派でもある)で有名な町。これまでも、平和デモが活発に行われてきた町です。ここに乗り込み、極右の保守グループたちを乗り込ませたのは、トランプ大統領の策略だろうと言われていますが、それに反応したのか、誰かが、ピックアップトラック(日本の軽トラが大きくなったような自動車)の後ろに武装装備して乗っていた、白人の右派の男性を撃って殺してしまったのです。

誰がやったのかわからないので真相はなんともいえないですが、こうなってくると、「とにかく平和が欲しい」と思う人たちが、増えてくることでしょう。

こういう混乱のときは、新しい時代とやり方を求める人々が出てくる一方で、これまでのやり方を保守しようとする人々、変わらないことを求める人、強いリーダーを求める人が、必ずといって良いほど出てくるものです。

同じように、ヨーロッパでも揺り返しのようにして、マスク着用の義務化に反対している市民がスペインやドイツで抗議運動をしています。ドイツでは、極右派が集結し始めているというニュースも入ってきています。

トランプ氏は、ご存知の通り支配タイプの政治家で『反対勢力が起きたら暴力を使ってでも鎮圧』という人。早く混乱の収束を求める人々の中には、このわかりやすいやり方に賛同する人たちも増えるだろう言われています。極端にいえば、ヒトラーのような独裁を求める人たちが出てくる可能性も高いということです。

そのため、11月の大統領選挙は、トランプ政権のCOVID-19政策の失敗のため、バイデン氏の圧勝だろうという大方の見方でしたが、これからの情勢は注意深く見守られなくてはならなくなるでしょう。政治は複雑で、策略でもあるので、逆にトランプ政権がわざと国中の騒ぎを大きくする可能性もあります。そうしておいて『俺に任せれば、鎮圧してやる』と言うやり方もあり得ます。なんと言っても、郵便投票を妨害するために、全米の郵便物分別機械を止めたような人です。

その一方で、全米の郵便物分別機械が止められたため、多くの郵便物が、郵便局でそのまま山積みになり、生ものの入った小包などから異臭が立ち上り、たまらなくなったアメリカ西北部のワシントン州の郵便局では『誰がこの機械を止めたのか、責任所在がわからないということは、止めた機械をまた動かせばいい』という人たちが出てきて、また、機械の再起動をし始めたというニュースもあります。(トランプ政権は、機械停止の命令系統を明確にしていないため、責任所在がわからない)

そんな中、前回お伝えした、東欧のベラルーシでは、女性たちが市内に集まり、警察に連れてゆかれて行き先のわからない家族や親族を返して欲しいというデモを行なっています。

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ベラルーシ市内の様子と、抗議する女性たちの様子。上記写真3枚とも出典元:EuroNews

あぁ、あと・・中国の動きがなんだか妙だ、と前回の『獅子座の新月』で書きましたが、中国でコロナ感染者数が低くなっているのは、完全支配体制に入っているのが大きな理由のひとつだそうです。ロックダウンの続いている中国西部で、数百万人の住民たちは家から出ることを完全に禁止されているだけでなく、家で手錠をかけられて監禁状態にされている人も多いそうです。うめき声が、あちこちの家から聞こえているというビデオを、NYタイムズ記者が入手し、記事にしていました。また、中国国内に住む約100万人ものイスラム系住民を収容キャンプに強制収容している、というニュースも上がっています。どんどん、支配体制を強めているようです。

いろいろありますね・・。中国は、アメリカといわば経済戦争のようなことをしていて、TikTokの取引をはさんでもめているだけでなく、さまざまな問題を抱えていますが、現状では、経済的、または、COVID-19感染対策においては、やり方がどうかということは一旦置いておいても、国としては優勢を保っています。これも、ある意味「発展国」に、これまで安い労働力をもって植民地のように扱われてきた中国の、ひっくり返った2020年の逆転劇とも言えるかもしれません。実際のところ、中国と関係性を断つと、世界に君臨してきたアメリカも、動きがとれなくなります。車からパソコンから医療機器から衣服まで、中国で多くのパーツや機械が作られているのですから。

それから、前々回だったかに、アメリカのオイルカンパニーが次々と倒産する中、会社幹部たちが会社のお金を億単位で持ち逃げしているという話しを書きましたが、今度は、アフリカの国々にプラスチック袋を使うように持ちかけ、オイル利用を継続させようとしているという記事もありました。プラスチック製品は石油が原料なので、アフリカに売りつけようとしているとう話しです。まず、アフリカでもどちらかというと経済的に豊かなケニアにまず話しを持ちかけ、他の国々にも話しを持ってゆく計画だそうです。(アフリカはとても広くて、たくさんの国がある)日本もプラスチックゴミ多いですが・・どこかから売りつけられているのかもしれないですね。

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アメリカで全国展開をしている大手オーガニックストアの野菜売り場と肉売り場。欧米では、プラスチック袋を食料品屋で使うことは少ない。写真:by さっか

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アメリカの強みは土地が広く、農業が発達していること。ニューヨーク近郊の農家が作った作物を持ってきて、市内のファーマーズマーケットで売る。新鮮で美味しい野菜や、果物、はちみつ、お酒、羊の毛皮、ハーブ、などが気軽に手に入る。マーケットは市内の各地で、週に何度も立つ。ここでも、プラスチックの袋は最小限の利用。大抵、工業発展国が使わなくなったもの、危険なものを、発展途上国で売りさばくことが多い。薬、農薬、プラスチック・・残念ながら、日本にも流れ込んできてるようで日本の生鮮食品を始めとした食品はプラスチックで包まれている。写真 by さっか

国際の最後の話題は、やはりCOVID-19。関連する興味深い話しが2つ。コロナウイルスのキャリアは、子供ほど、そのウイルス量が多く、多い場合は大人の100倍くらい保有していることがあるという話しがまず最初。そして、次に、コロナウイルスに感染している人でも、他の人に感染させるほどの感染力のあるウイルスを持っている人は全体の中でも圧倒的に少ないという話しです。アメリカのハーバード大の感染医療専門家を始めとした、感染病医療関係者たちの話でしたが、そのため、単純なPCRで陽性か陰性かを調べるだけでは不十分で、どれだけの感染力を持った感染者かどうか調べる必要があり、強い感染力の人はごく一部なので、区別するほうがよい、という話でした。もっともだな、と思ったのですが・・

・・ということは・・子供が陽性の場合、本人に自覚症状がなくても、感染力がかなり強いということになるので、やはり、テストをするのなら、きちんとしたテストをするのが良いのでは、と思いました。

ニューヨーク市の学校関係者の死亡者数を調べて見たら、教師が30人で、給食係などの学校職員全体で70人が、この数ヶ月の間に死亡しています。アメリカでは、今月から学校再開ですが(9月が年度始め)NYの教師たちが「わたしたちを殺したいのか」と、教室での再開を猛反対し、リモート授業を要求してきていますが、なるほど、と思いました。

もともと、子供達は、大人から感染しているというレポートが以前ありましたが、その100倍返しくらいのパワーで、当人は平気なのに、感染力を持ってしまう子供達。これも、もしかすると2020年の逆転劇の一つか。グレタちゃんのように、「こんな世界にした大人たちよ、責任を取りなさい」と、子供の大人たちへの無意識の反乱劇とも言えるかも、と思いました。

世界ニュースをざっくりまとめましたが、日本の話題に移る前に、ここで、星の動きと社会現象について今回は、お伝えしようと思います。

ずっと、世界は、新しいものと古いもの、体制側と市民側、権力者と一般市民、子供と大人、教育者と生徒たち、男と女、企業と働く人たち、それらの拮抗が繰り返される2020年となり、特に、年の後半はその緊張度が高くなる、と伝えてきました。その理由を星の図から説明したいと思います。

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上の図を見てください。これは、今回の満月の星の図ですが、黄色とオレンジ色で囲んでいる印しが3つあり、それが左上の惑星に向かっています。3つの印しは、この図からはわかりにくいですが、牡羊座にある火星とブラックリリスと小惑星エリスです。そして、その3つが左斜め上の山羊座にある土星、冥王星、木星、そして小惑星パレスアシーナと90度のアスペクトを組んでいます。

これが、今年後半の、一般的には「闘いの星の位置」と言われている様子を示す星です。

闘いと新しい命を表す火星と、女性の怒りと戦いを表すブラックリリスとエリスがタックルを組んで、政府や権力者や支配者を表す山羊座に位置している惑星に闘いを挑んでいるのです。

なので、トランプ政権が選挙で勝つために郵便物分別機会を止めたら、それを再起動する郵便局員たちが現れ、黒人男性たちが警察に殺されたら、それに対する平和抗議運動が始まり、ベラルーシで独裁政権を続けてきた大統領が詐欺選挙で再選されたら、市民が立ち上がって抗議し、ベイルートで政府関係の倉庫が爆発して多くの市民たちを傷つけ殺したら、市民が立ち上がり政府の責任をとらせ、中国政権が香港の民主制を取り上げようとしたらそれに対して反対運動が起こり・・という風に、世界中で似たような現象が起きているわけです。

この星の位置は、来年1月まで続くため、緊張した情勢は、しばらく続くだろうという星の知らせなのです。

これは、個人個人のレベルでも同じことが言えます。

新しい自分になりたい、新しい自分の日常を作ろう、新しい生き方をしよう・・と、思う気持ちと、できればこれまで通りでいたい、いや面倒だ、自分には無理だ、という気持ちが、拮抗する時期なのです。

その中で、なにを選択し、どう生きるか、で未来が変わってくるのです。

なので、これから数ヶ月は、同じようなニュースをずっとお届けすることになると思いますし、みなさんも、いろいろな意味で、新しい挑戦を始めたり、葛藤をしたりすることでしょう。

これをしっかり理解していれば、世の中の動き、自分の心の動き、身の回りの動きがわかりやすくなるはずです。

さて、そんな中の日本・・

この上で説明した星の動きをものすごく象徴的に、しかも、日本的に表している事件がありました。NHKラジオニュースでその事件を耳に最初にしたのですが、ひえ〜、と思わず声をキッチンで出してしまいました。

なんと・・北海道のある女性が、パートナーの男性と喧嘩になり、酔っ払ってはいたものの、その男性に火をつけて殺してしまったという話です。

火星と重なるようにしてあるブラックリリスとエリスは、両方とも、女性の怒りを表します。

例えば、前回の獅子座の新月でお伝えした、NYの女性たちが「Nasty Woman」と書いたTシャツを着て、ハリス副大統領を応援しつつ、トランプ大統領を批判しているのも、その典型的な例です。また、独裁政権が続いてきたベラルーシの新大統領候補は女性。そして、この月の間にベラルーシで女性達が集まって、連れてゆかれた家族を返して欲しいと訴えています。社会的に第二市民であった女性たちが、立ち上がって抗議をしていることを表しています。

日本では、個人レベルで、パートナーを焼き殺す、なんていう事件が起こりましたが、今の星を象徴的に表しすぎていて、言葉がありませんでした。確か、前回の月で、家事、火災には気をつけて、と伝えたと思いますが、人を燃やすというのは・・さすがに思いつかなかったです。

しかしながら、きっと、COVID19が始まってから特に、これまでの家庭内での不和や男性から感じる不平等さへの鬱憤と怒りが、女性たちの中に生まれているのではないか、と想像していました。日本は、世界で女性の地位が非常に低い国として認められていますが、普段から鬱憤の溜まった女性が多いと、観察しています。

そんな日本ですが、シングルマザーに対する税制控除(ひとり親の場合、税金を軽くする)の訴えを、女性国会議員たちが珍しく団結して起こした、という話しが日本の新聞に連載されていました。

まさしく、この星の図だと思いました。

前者は、感情的になり、パートナーを殺してしまい、本人が罪を作ってしまったケースで、後者は、女性たちが知性と権力を行使して、女性たちの権利と生活を守るための法的手続きをとったものですが、どちらも、小惑星エリスとブラックリリスが火星と一つになって、体制側や第一市民である男性に支配を受けている女性が、反旗を振りかざしたことの結果となります。

この牡羊座と山羊座の闘いは、差別や不平等のあるあらゆるところで起こることが予想されています。

あと、日本の大きなニュースは、みなさんもご存知、安倍首相の退任表明。

ブログにも書きましたが、きっと在任最長歴を刻んだら辞めるのだろう、と、思っていたため、個人的にはあまり驚かなかったのですが、これが日本の世間を揺るがす8月の事件だったのだろうと思いました。

アメリカで信頼度の高いあるラジオ局では「日本の安倍首相が健康上の理由で退任を表明。彼は、トランプ大統領と親密な関係にありました」と、そっけなくそれだけ報道して、十秒くらいで終わりでした。あらら・・と、思ったくらいのそっけなさでした。トランプさん、不人気なので、その大統領と仲のよかった首相なんて・・っていうことだろうな、と思いました。

NYタイムズのほうは、ブログにも書いたように、少しつっこんで、在任歴の長さや、たくさんやり残したプロジェクトがあること、アベノミクスを推進したことなどが書かれていましたが・・。

それから、日本の新聞では、トランプ大統領に「偉大な友達に最大の敬意を」と退任に対してコメントをもらったことを、称賛するような記事が出ていましたが、日本語から察するに、多分英語の原文は

The biggest respect to the great friend.

ではなかったかだろうか、と想像します。だとすると、より正確な日本語は、「大切な友達に最大の敬意を」だと思いました。友達のことを、グレイトフレンド、と、呼ぶことはありますが、それは、偉大な友達ではなくって、大切な、とか、すごく良い、とかそういう意味で、少なくともアメリカでは使われています。だって、友達に偉大・・・って、妙。the great politician 偉大な政治家、なら、わかりますが。

それより、トランプ大統領に「良い友人」と呼ばれるような関係であったことが、レガシーを気にする安倍さんにとって良いことなのかどうかは、これからの歴史が物語ることとなるでしょう。(レガシーは「遺産」と日本では呼ばれているけれど、「歴史的功績」が、感覚的にはぴったりきます。遺産には負の遺産もあれば正の遺産もあり、遺産そのもの位置付けが単純ではないのも理由のひとつです。)

トランプ大統領が再選され、彼が英雄扱いされれば、安倍さんのレガシーの一つとなり、トランプ大統領が失墜し、COVID19対策に失敗し、選挙法の数々に違反し、世界平和と均衡を崩した大統領であり、人類の転換期である2020年に混乱を招いた大統領となれば、安倍さんにとっては汚点となることでしょう。

もう一つ、日本で目についたニュースは、ある女性が、飼い犬が迷子になり探そうとして街角で9枚のチラシを電柱に貼ったところ、警察から調べを受け、指紋だけでなくDNA検査も受けさせられたことが、報じられていました。この女性は、そんなに大罪を犯したのか、なぜDNA検査と登録までされなくてはならなかったのか納得できない、DNA登録の削除をして欲しい、と、警察と国を相手に裁判を起こし、年数をかけて最高裁判所まで持っていったにも関わらず、DNA記録はそのまま警察の記録に保存されたということです。他にも、似たようなケースがあり、その人はなにもしておらず、ただ、疑われただけで、DNA登録をされてしまったことに対して、国を相手取って訴えている人がいることが書かれていました。

アメリカでも、トランプ大統領の元では、警察での取り調べ中に拷問が許可されていて、どんどん、民主政治から遠ざかっている、と危惧される記事が、ちょうど同じ頃のこの月の間に出ていました。

また、SNSで、コロナウイルスのワクチンが開発されたら、ワクチン注射接種は、義務化されるのではないか、という、危惧の声が日本でも上がり始めています。

ずっと、このコラムで、人類に残されている未来の選択肢は、滅亡か、管理社会か、新しいタイプの自由と平和と博愛に基づいた社会を誕生させるか、3つのうちのどれかになるだろう、と伝えてきましたが、上の3つのニュースは、管理社会への可能性もあることを表していると言えるでしょう。これから秋から冬にかけて、この辺のドラマも一緒に繰り広げられることが予想されます。

基本的に、牡羊座に記録的に長くい続ける火星と、山羊座に陣取っている星々の間の葛藤が地上に現れているのが2020年。崩壊から、新しい希望を見いだせるか、それとも、崩壊を見てますます保守的、管理、独裁社会になってゆくか、がテーマとなっています。これからは、そこをポイントに、もう少しかいつまんで書いてゆきたいと思います。(文章をできれば短くしたいけど、できるかなぁ)

ところで、最終的には体制側が崩壊し、新しい社会が生まれるだろう、というのが占星術の基本的見解ですが、どの程度で、具体的にどんな風になるか・・は、人類にかかっています。

では、今回の魚座の満月についてお伝えします。

今回の月は、二つの力を持っています。一方で、これまで通り権力側と支配されてきた側の葛藤が続き、もう一方で、未来への希望の光を見出す人々や出来事が出てくる星の位置です。

両方とも勢いのある星です。

前の獅子座の月の間に言ったこと、思ったこと、気づいたこと、考えたことを、具体的に行動してゆくのに良いときです。または、綿密に現実的な計画を立てると良い時です。ただ、とても芸術的で、夢見がちな星もあるため、眠っている間に見る夢を大切にしたり、メモ書きにしたりするのもよいでしょう。芸術家たちは作品を作り始めたり、新しいプロジェクトを始めると良いとき。

クリエイティブになるとき、ひらめきのある時です。クリエイティブの力は、アーティストだけでなく、お料理、庭仕事、会社での仕事のやり方、人への表現の仕方、あらゆる面で発揮できます。人間は、なにかを作る生き物です。クリエイティビティ、創造力は全てに発揮できます。

4日あたりに女性で、なにかクリエイティブなことをしたり、みんなに影響を与える人が出てくるかもしれません。または、芸術的な活動をするのにとても良いときです。10日頃から、これまでの問題が再浮上したり、緊張度が高まる星があり、13日あたりから、希望が持てる情報が入ってきたり、個人個人でもやる気になったり、楽観的な気持ちになったり、行動力の出てくるひとが増える印があります。

楽観的になったり、やる気になったり、希望に燃える人も出てきますが、反対勢力が自分の中にも外にもいますので、疲れやすい星もあります。また、睡眠が大切という星、水関係に関する何かを示唆する星がありますので、休むこと、質の高い睡眠をとること、見る夢を大切にすること、質の良い水分をしっかりとることを大切にするとよいでしょう。

また、健康に留意するときでもあります。この前の月に体のことで気づいたこと、感じたこと、異変、病、などがあったら、それに対して行動を開始すると良いときです。太りすぎたことを感じている人は、食事に気をつけ、運動不足を感じている人は運動を始め、睡眠の質と長さに気をつけ、健康に心がけると良い時です。

経済的な不安を抱えていた人たちが、前の月からこの月の間にいたと思います。それは、もうしばらく続きますが、来週くらいから、楽になる星があります。問題や不安の根本原因から目をそらさずに、一つづつ解決して行くこと、焦らないこと、そしてなにより、自分にとってなにが大切で、なにが価値あることなのか、を、しっかりと見直すことが重要なポイントとなることでしょう。

来週の週末(12日〜13日)あたりは、重要な時で、夢と現実の両方をしっかり見て、夢に向かって歩いて行くにはどうしたら良いか、を考えるととても良いときになります。また、そのことを考えざるを得ないことが出てくるかもしれません。ぼんやりしていると・・ぼんやりや、なにかに依存する自分に足をとられそうになる可能性もあるときなので、要注意です。

とても感情的になりすいときでもあり、事故なども起きやすいときなので、深い呼吸をしたり、一人の時間を持ったり、瞑想をしたり、ゆったり過ごす時間を意識的にとることが大切です。過去の傷が浮上するかもしれません。傷を受けた時の感情から逃げなければ、そして、希望に向かってゆくことにフォーカスすれば・・素晴らしい癒しのチャンスでもあります。

さてさて・・今回は、ここまでにしておきましょう。

また、明日に、魚座のメッセージはお届けします。

ちょっと、これまでと形は変わりますが・・・少しずつ変身してゆく予定です。

では、皆々さま方、今日の満月の天には水の気配が強くあります。夢見がちになる人、いくら眠っても寝足りない人、ぼんやりしてしまう人、さまざまな想像をしてしまう人、または、水の害に悩まされる人、いるかもしれません。水の害にはお気をつけて。そして、気持ちの良いお風呂に入ったり、音楽を聴いたり、マッサージを受けたり、美味しいお茶を飲む時間をもうけたり・・・

慈愛してください。

さっかより

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最後に・・世界各国で新学期を迎えた少年少女たちの模様を、NYタイムズがあげていましたので、その中から数枚の写真をお送りします。学校再開をすべきかせざるべきか・・議論の中で、世界中の子供達は新学期を迎えました。

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中国、武漢市 写真出典元:CHINATOPIX

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ポーランド、ワルシャワ市 写真:Poitr Polak/EPA, via Shutterstock

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イスラエル、テルアビブ市 写真:Jack Guez/Agence Framce-Presse - Getty Images

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セルビア、ジャグニジロ村 写真:Vladimir Zibozinovic/Getty Images

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文・一部写真・構成:by さっか

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*星の動きは、人によって、その人の持って生まれた星によって、受ける影響の形は変わってきます。

*サポートしてくださっている方々、メッセージをくださった方々、心から感謝します。メッセージにはすべて、目を通させていただいています。まだ、お返事が書けていない方々、おくれてもうしわけありませんが、また、追って書かせていただきます。色々と続く、あり続ける日々ですが、みなさんも、こころ穏やかに、そして勇気をもって日々を過ごしていますよう。

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