暖かい天気

昨日お決まりのブックオフに行ったのですが、なかなか気に入った本がなかった。

本を買う時は、まず出だしを読んでみてもっと集中して読みたいと思うかどうか。これに尽きる。
あと表紙に漫画みたいな絵が入ってないかどうか。
最近はライトノベルじゃなくても漫画チックな人物の絵が入っていたり。
若者とか、読書に抵抗がある人が手に取りやすくなりそうでそれはそれでいいのかなって思うけど、私はちょっと避けてしまう。

面白そうっていう文章の始まりは沢山あって、前は片っ端から手を出していたのだけど、なんか違うって思ってしまう事が最近増えた。
私にとって読書は、時間の流れをとても優雅に感じられるかけがえのないものだから。
だから、ストーリーに引き込まれたいのは勿論なんだけど、文章の質というか、作者の人柄から滲み出るものを丁寧に感じたいと思う。
空間を表す表現に（例えば自然とか色とか）
ほれぼれさせられた時、良い文章を読んだと思う様になった。
エッセイも良く読む。
正直に、正直に書いてあるエッセイが、私は好きだ。
ちょっと今の私ズルかったかも、とか、腹がたった、とか。
そうゆう事が書いてあると、フフって思って親近感を覚える。
旅の本が好きなんだけど、そうゆう正直に感想を書いてある本はなんだか想像が膨らんで、それ以外の食べ物か美味しかったとかの表現もなんだか暖かいのだ。

全然関係ないけど、最近は朝ご飯にトーストにベーコンエッグをのせて食べるのが至福の一時です。
半熟の黄身を崩さない様にパンを半分に折って、（結局崩れるんだけど）黄身を零さないようにそうっとそうっと、でも豪快に、食べるのです。
あの栄養の塊は、とっても旨い。
そしてその後ブラックコーヒーを飲みながら一服するのです。完璧。

今日も良い日になりますように。