魔法の合わせ鏡
合わせ鏡で見えるのは後ろ姿……の、はずなのに。
私が持つ魔法の鏡は、私の本当のわたしを映す。
そして、わたしの思っていることを私に語りかける。
「わたしよ、わたし。私は何のためにnoteを続けてきたの?」
『……』
近ごろ、鏡の中のわたしが私を見つめたまま無言になる場面が増えた。
仕方がないから私はわたしに1人で語る。
「なんだかね、自分が書きたいことがなくなってきた気がする。どうしてだと思う?」
『……』
「特定の人ではなくて、どこかの誰かへ向けたメッセージ性のある記事を書くことに自分自身が嫌になっちゃって。」
『……』
「人様のそういう記事を読んだとき、励みになったことはもちろんあるけれど、『何言ってんだろ、この人』って思ったことがあって、ハッとしたの。」
『……』
「ほとんどの場合、そうなんだろうなって。無力というか、なんというか、届けたい気持ちは直接本人に届けないと、赤の他人には何の意味もない記事なんだなって。」
『……』
「だから、メッセージを込めた記事が自分の中から抜けたら、書くことないなぁって(笑)」
気がついたら、合わせ鏡に映るのは私の後ろ姿だった。
魔法は迷える私の心が作り出したファンタジー。
本当の答えが出たら魔法が解けてしまった。
山根あきらさんの企画に今回も参加させていただきます☺️
フィクションのようなノンフィクションのような…
最近の私自身をモデルに創作してみました😌
ありがとうございます😊 小さくても沢山の幸せを届けられるように頑張ります!