ひとりひとりへのラブレター

リモートワーク組織の社長って言っても、中小企業っていうか零細企業。

私たちの組織は「所属の概念のない組織体」を謳っているので、会社としては雇用している社員はゼロで、リモート組織に関わる全員と業務委託契約を結んでいます。

なので、会社の会計は自分でやっています。
前々職が会計職なので、会計は得意なの。

 
毎月約５０名分の支払い明細書を作ります。

うちの組織には、およそ３０の大小プロジェクトがあって、いろんなプロジェクトをかけもちしている人が多いので、ひとつの支払いだけ先にする、とかも難しい状況で、「プロジェクトと人のマトリクス」を謎解きのように解きながら支払い明細書を作成しています。

でも実は、この作業がとっても大好き♪
一枚一枚の支払い明細書を作るときに、その人に想いを馳せています。
「あー、この人は３つものプロジェクトに関わってくれてるんだなぁ」とか、「このプロジェクトは大変だけど頑張ってくれてるなぁ」とか。

そして、支払い明細書ができたら、
ほとんどの場合、なにかひとこと言葉をそえて、ひとりひとりにSlackのDMで送ります。
この作業がかなり私の心の支えになっています。

なんていうか、孤独感が溶けていく感じ。
ひとりじゃないなぁ、みんなに支えられてやれてるなぁってしみじみと感じることができる貴重な時間。

支払い明細書は５０枚だけど、一枚の支払い明細書は５０分の１ではなくて、その人にとっては１分の１ですよね。

だから大切に想いをこめてお送りして、報酬をお支払いしたい。

そんな気持ちで、このタスクだけは手放したくなくて、いつまでも抱えてるんだよね・・笑

でも最初は２０名くらいだったのが、今は関わってくれる人が多くなってきて、作業量は膨大だしマトリクスも複雑・・・。

この調子で関わる人が増えるようなら、手放すことも考えなきゃなー。

でもまだもうしばらく頑張って、この作業は自分でやっていきたいですー！