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【1年半ぶり】“父”との食事

昨日、父とご飯に行ってきました。

この時以来、1年半ぶりでした。


きっかけは
コーチングを
受けさせていただいた中で
“自分の素直な思いを伝える”
という課題にぶつかったことです。


人とコミュニケーションをする際や
何をするにしても
どこかで
自分の素直な思いよりも
正しさを考え、求め
行動してしまう自分がいます。


そして、”なぜそうなってしまったのか?”
その原因を遡ると

幼少期、
父に
正しさを軸に
叱られた記憶があることに
気がつきました。


そこで当時の素直な思いを
まずは父に伝えることが
自分にとって大きな一歩になるのでは?
とアドバイスをいただき
一年半ぶりに父を食事に誘いました。



ちなみにですが、
両親は私が高校生の時に
離婚しておりますが、
正直、幼い頃から
父から愛情を
そんなにもらった記憶がありません。


キャッチボールを時々してくれたこと
ディズニーへ車で連れて行ってくれたこと

は覚えていますが、
それ以外は厳しく、叱られた記憶や
自分のこと(学校の成績等)には
無関心だった印象が
強く残っていました。


そんな中迎えたディナー、
父に当時の自分な素直な思いを
伝えてみようとするのですが、



『当時、◯◯が嫌だった。辛かった。』
『父さんはどんな思いだった?』


いざ父を目の前にすると、
簡単に聞けるだろうと思っていた
この二言が
なぜだか中々でてきません。



結局、当時の思いは伝えられませんでしたが、
なんとか聞けたのは父の素直な思いでした。

そこで嬉しかったことがありました。



『これまでの人生で一番嬉しかったことはなに?』の質問に対して、

父が「◯◯(姉)や◯◯(自分)が生まれてきたときだなぁ。」と即答したんです。

そこから父が
“自分の分身のような
なんとも言えない
不思議な感覚だった。

姉の時は病院に5時に行って
仕事前になんとか見れて…

すぐ起きてしまうけど、
車でドライブすると寝るから
よくドライブしてた…

自分の時は
昼間だったけど
川崎病になったり、
病院の不手際でやけどをしてしまった際には
弁護士をつけたり…”


と当時の様子を
語ってくれたのが衝撃的でもあり
嬉しかった。


愛情はあったんだなぁと。

自分の父に対するイメージは
思い込みだったのかもしれません。


食事の最後に、
父の死ぬまでにやりたいことを聞くと、
「旅行したい」
「海外もだけど、北海道や東北にも行ったことがないから。行ったことないところ行って新たなこと知るのが好き。」と言っていました。


これまで長男として
自分がなりたかった税理士になる道ではなく
祖父が立ち上げた
会社を継いできた父。


まとまった休みも充分取れず、
今思い返せば、
昔は母や子どもたちの
行きたいところばかりで

旅行も全然できていませんでした。


母のやりたいことを叶えた今、
来年は
還暦を迎える父のやりたいことを
叶えよう


今、そう心に決めました。


正直、伝えたかった
自分の素直な思いは伝えられませんでしたが、
小さい
でも大きな一歩を
踏み出すことができた気がします。


おそらく多くの方が
両親やパートナー、
お子さんなど家族関係の
悩みや課題を
抱えられているのではないでしょうか?


もし読んでくださっている方が
家族関係で
少しでも後悔していることや
モヤモヤしていることがあれば
ぜひ”今”一歩でも行動してみてください。



おそらく接する上で
相手の苦手なところが見えたり、
諦めそうになったり
開き直ったり
目を背けたり
することもあると思います。


でもあなたがもし、
心のどこかで
少しでも
“その人のことを想う、気になる”
気持ちがあれば
それは行動してみる価値はあると思います!


少しでも
後押しになることを
願っております!

それでは、
Have a nice day!:) “Be brave!”

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