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鮫島純子著「祖父・渋沢栄一に学んだこと」(ブックレビュー)

祖父・渋沢栄一に学んだこと
鮫島純子 著

2024年から流通する予定である新一万円札の肖像は、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一さんだということは、皆さんご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は
・新紙幣が出る
ことも
・渋沢栄一さん
というお名前も

知りませんでした🤣

なんとニュースにも経済にも疎いと
恥ずかしい限りなんですが...

↓中田敦彦のYouTube大学で学びました。

江戸幕府の終わりから明治にかけての激動の時代において

倒幕の志士だったが後に幕府の内側に入り
フランス留学中にその幕府がたおれ
朝敵として帰国するも
新政府の内側で働くことになり
最終的には日本の未来を案じ
いち民間人の立場になり
500以上もの会社を設立し軌道に乗せ
自身の利益でなく、日本社会の富を考えた

「資本主義の父」渋沢栄一氏

そのお孫さんの1人である
鮫島純子さんからみた
祖父・渋沢栄一像を垣間見たく
この著書を読んでみました。

子沢山、孫沢山の渋沢氏だったようですが、
その皆から慕われていたようで
平等に愛情をもって接してくれた
優しく穏やかなおじいちゃんだったようです。

一族の様々なエピソードが語られていましたが
みな品がよく、礼儀正しく、贅沢もせず
内部で金銭関係の争いもなく
祖父の想いを素直に引き継いだ
仲の良い一族だったことが伺えました。

幕末の事ですので
徳川慶喜公のことも語られているのですが
歴史にも疎い私は、
日本史に出てくる将軍が身近に感じられて、不思議な気分でした。

幕末って、すごく遠い日本のむかし話と思っていたし、渋沢栄一氏は現代社会の人というイメージで捉えていましたが、同じ時を生きた人たちだったんですね。

歴史はちゃんと現代に繋がっているんだと、
妙に納得してしまいました。

少しのキッカケから
学びを深めていくと面白いですね♪

今日はそんな一冊のご紹介でした✨

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