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国内初の「ユネスコ食文化創造都市」、山形県鶴岡市の魅力はここ!①

日本国内47都道府県ある中で、私が紹介したいオススメの街は山形県鶴岡市です。豊かな食文化や歴史、神聖な出羽三山に囲まれた鶴岡市には、老若男女が楽しめる観光資源がたくさんあります。

今回は、①鶴岡市について、②鶴岡市のオススメホテル、③鶴岡市のオススメ飲食店、と3回に分けてお送りする連載の第1回目です。


鶴岡市までのアクセス

つるおか観光ナビより引用

鶴岡市は山形県の庄内地方にあり、県庁所在地の山形市に次いで多い、人口11万人の第二の都市です。実際に訪れたことがない人にとっては、遠そうというイメージを持たれ、アクセス方法がわからない方も多いと思います。でも実は東京から鶴岡市へのアクセスはとっても簡単!

羽田空港から最寄りの庄内空港までの所要時間は約1時間分で、空港から市内も車で約10分ほどのためあっという間に到着。

◆庄内空港ホームページ:https://www.shonai-airport.co.jp/

電車の場合は上越新幹線で新潟まで行き、そこからは特急いなほに乗り換えて鶴岡市を目指します。所要時間は約4時間です。
特急いなほに乗るときは下りは左側、上りは右側の席を取ることをオススメします。日本海沿いを走るので、思わず見とれるほど美しい日本海を眺めながら車窓の旅が楽しめますよ。

真っ赤な夕日とどこまでも続く水平線
新潟に向かう上り電車は右側の席予約がオススメ。

一番お得なのは夜行バス。現在新宿、東京、秋葉原、上野から鶴岡まで毎日夜行バスが運行しており、約6、7時間で朝方に到着します。

◆庄内交通ホームページ:

鶴岡市の誇る豊かな食文化

タイトルにもあるとおり、鶴岡市は2014年に国内で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。

農家の人々が長年に渡って「種」を守り継いできた「在来作物」の数はなんと約60以上。また「在来作物」のみならず出羽三山の精進料理や黒川能の歴史も食文化と深く関係しており、鶴岡市の食文化を特別にしています。

また、最寄りの庄内空港は「おいしい庄内空港」という愛称でも呼ばれており、どれだけ食に自信があるか感じていただけるのではないでしょうか。
鶴岡市の飲食店にはこのような在来作物を積極的に使っているところも多く、グルメ旅にもオススメです。

つるおか観光ナビより引用
つるおか観光ナビより引用

鶴岡市の観光スポット

出羽三山

開山1400年の月山・羽黒山・湯殿山を巡る出羽三山詣は、「西のお伊勢参り」と並んで「東の奥参り」と称されています。
月山は過去を祈る山、羽黒山は現在を祈る山、湯殿山は未来を祈る山として江戸時代には「生まれかわりの旅」として民衆に広がりました。

羽黒山は2446段の石段を上がり山頂に行きますが、1時間半ほどで到着するので月山と湯殿山に比べて気軽に参拝が可能です。国宝「羽黒山五重塔」は必見。

国宝「羽黒山五重塔」
ずっと続く杉並木。石段を登り山頂を目指します

羽黒山付近には宿坊もあり宿泊体験が可能です。また山伏修行体験もできるので、自然と一体になり自分を見つめ直したい人にはぜひ一度は訪れてほしい場所です。

◆出羽三山神社公式ホームページ:http://www.dewasanzan.jp/

加茂水族館(クラゲドリーム館)

県内唯一の水族館で常時30種類以上のクラゲを展示し、その飼育、展示の種類ともに世界一数を誇ります。アイコニックな大水槽の中で悠々と泳ぐクラゲの姿はとても幻想的で、写真スポットとしても人気。クラゲアイスクリームという変わったスイーツやラーメンなどユニークなメニューも揃います。

つるおか観光ナビより引用

◆加茂水族館公式ホームページ:

湯野浜温泉、湯野浜海岸

山形県は実は全市町村に温泉が湧き出すため温泉が多く、温泉街もたくさんあります。その中でも「湯野浜温泉」は湯野浜海岸に面した温泉街で、日本海や日本海に沈む夕日を見ながら温泉に入れるという絶景が楽しめるかつ歴史ある温泉街です。

さらにサーフィン発祥の地とも言われていて記念碑も立っています。サーフショップもすぐ近くにあるので、波があるときはショートボードでかっこよく波にのるサーファーが見られますよ。

波乗りの像
海岸のすぐそばにある湯野浜温泉街
夏はこんなに透明な海で海水浴を楽しめます

荘内神社、致道館

鶴岡市は、今も酒井家というお殿様が住む地であり、かつては「鶴ヶ岡城」というお城があった城下町でした。
ご紹介するこの2施設は、庄内藩の藩主である酒井家に由来する施設で今も見学が可能です。歴史が深い土地でもあるので、歴史好きの人もきっと楽しめます。

<荘内神社>

荘内神社は酒井家の初代酒井忠次をはじめとした、庄内藩藩主4人を神様として祀った神社です。酒井忠次は徳川家がまだあまり知られていなかった家康の父の代から徳川家に支えていた筆頭家来であり、徳川家康の父の妹が酒井忠次の妻にあたります。つまり、家康にとっての叔父にあたります。

つるおか観光ナビより引用

◆荘内神社公式ホームページ:http://jinjahan.com/about/

<致道館>

東北地方に唯一現存する藩校である致道館は、文化2年(1805)に創設されました。
酒井家が支援し、特に酒井忠明という藩主が熱心に武道の研究と普及に尽力しました。酒井家の協力により致道館は武道の研究拠点として重要な存在となり、明治6年(1873) の廃校に至るまでのおよそ70 年間、多くの人材を輩出しました。

つるおか観光ナビより引用

◆致道館公式ホームページ:https://www.chido.jp/chidokan/


今回ご紹介した観光地を巡るには、できれば鶴岡市だけで2泊はしてもらいたいところですが、旅先で快適に過ごすために重要なのはホテルですよね。
鶴岡市には、ぜひ宿泊してほしい「SUIDEN TERRACE」というオススメのホテルがあります。

連載の第2回目は鶴岡市のオススメの宿として、「SUIDEN TERRACE」をご紹介しますのでお楽しみに!

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