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「離婚を考えた」が6割!既婚男女2000人に聞いた「離婚したい理由/しない理由」は我慢するか、しないかとは寂しい現実!!

コロナ禍で「おうち時間」が推奨され、
多くの家庭では夫婦で過ごす時間が増えた。
よりいっそう絆が深まった夫婦もいれば、
いっしょにいることが辛くなった夫婦もいるだろう。

有事は、ものごとの本質を浮き彫りにする。

この機会に、あらためて夫婦であることの意味を
考えるようになった人も多いのではないか。

今回、Yahoo! JAPANユーザーを対象に 、
全国の結婚している男女2000人(有効回答者数1996人)に、
離婚に関するアンケートを実施(2021年7月 29日)。
これまで離婚を考えたことがあるかどうかと、
ある場合、ない場合、それぞれの理由について聞いてみた。


1回でも離婚が頭をよぎった人は6割

回答者は10代から50代以上までの男女で、
30~50代以上が中心。
およそ6対4の割合で、夫のほうが多い。

彼らにまず、離婚をしたいと思ったことがあるかどうかを聞いてみた。
「離婚をしたいと思ったことがある」人は、
「ずっと離婚したいと思っている」(6.4%)
「時々思う」(34%)
「一回思ったことがある」(21.7%)を合わせて、
およそ6割。

夫婦を長く続けていれば、夫婦げんかの際などに、
離婚が頭をよぎることくらいあるだろう。
逆に、「一度も思ったことがない」人が4割近く(38.1%)もいるとは尊い。

離婚したいと思ったのにしない理由

離婚をしたいと思ったことがあっても、
少なくとも現時点で彼らは、まだ離婚を選ばずにいる。

「離婚したいと思ったことのある人」に
「離婚しない理由」を聞いてみた(複数回答可)。

1位が「子どもがいるから」で離婚したい人の24%。
4人にひとりは子どもを理由に離婚しないという。
2位が「よく考えるとそこまで離婚したくはないから」で19%。
3位が「面倒くさいから」(16.6%)。
4位が「経済的理由」(16.5%)。
5位以下「やっぱり好きだから」(9.4%) 
「世間体が気になる」(8.1%)
「相手が逆上するから」(4%)と続く。


離婚したいと思ったことがなければ離婚していないのは当然だし、
よく考えるとそこまで離婚をしたくないとか面倒くさいというのは、
なんだかんだ夫婦としてそれほど相性が悪いわけではなく、
そこそこうまくやれているのだろう。

しかし、離婚しない理由が「子ども」や
「経済的理由」「世間体」となると、少し話は変わってくる。

夫婦としては終わっていても、
どちらかががまんを強いられながら、
いたしかたなく結婚生活を続けている様子が思い浮かぶ。

ちなみに、「離婚したいと思い始めた時期」は、
1位が「5年以上前」で離婚したいと思ったことのある人の
74%以上を占める。
そんなにも長い間、不満を抱えながら、
離婚を思いとどまっている人は多いのである。

そもそも、なんで離婚したいの?

では、改めて「離婚したいと思ったことがある」人の、
「離婚をしたい理由」を見てみよう。

「性格が合わない」が、37.8%でぶっちぎりトップ。
「好きじゃなくなった」(11.3%)
「配偶者のお金の問題」(11.2%)
「義両親の問題」(10.4%)
「DV・モラルハラスメント」(7.2%)と続く。

「性格が合わない」とは、たとえばこういうことのようだ。
「いつも言い訳ばかりで仕事をしてくれない。
家事もしない。朝から晩まで寝ている」
「夜中にPC、ゲーム。
自分の欲しいものはどんなに高くても買う。
私が買ったものには『無駄遣い』と批判する」
「価値観が合わなくて、たまに面倒に感じる。会話を楽しめない」
「自分の苦手な言い方・仕草などがストレス」
「とにかく不潔」

現代日本では、恋愛結婚が多数派。
つまり、好き合って結婚したはずなのだ。
にもかかわらず、「性格が合わない」と感じるようになるのは、
生活をともにするうちに相手への思いやりを忘れてしまうのか、
素が出てしまうのか。

好きじゃなくなったは「性交渉」の関係も?

「性格の不一致」とは「性の不一致」とイコールだと言う
人もいるほど、夫婦にとってセックスは大切なものである。

今回のアンケート結果で性交渉について
具体的に触れている回答は数件だったが、
今まで筆者が離婚の取材をしてきた中で、
実はここで悩んでいるという以下のような声も多い。

「性交渉がない」
「セックスレスで子作りできない」

「夫婦なら必ずセックスすべき」というわけではない。
「したくない」という気持ちも尊重されることが大切だ。
が、セックスは大切なコミュニケーションでもあり、
「したい」という気持ちが放っておかれてよいわけではない。

体が離れてしまうことで、
心まで離れてしまう可能性は高いのではないだろうか。 

彼女は34歳で妊娠後、
セックスどころかキスなどのスキンシップすらない
結婚生活を送っていた。

彼女が望んでも、夫は応えてくれなかった。
愛が感じられず、夫との未来が見えなくなったことで、
彼女は離婚を選んだ。

いずれにしても、相手の言動が気に入らないと
感じることが続けば、愛情は少しずつ薄れてしまう。
行き着く先は「好きじゃなくなった」。


「愛されていると感じられなくなり、
思い描いていた結婚生活と現実との違いに、
がまんして生活していくより
ひとりで暮らしていくか違うパートナーを探したくなったことがあります」

「ほかに好きな人がいる」
「ほかに思いを寄せる人ができて、その人に積極的になりたかった」

不貞や借金など、大きな問題があったわけではない。
心のすれ違いから、夫のことが好きではなくなってしまった。
わがままなのかもしれないと思いつつ、離婚を選んだ。

そこから21年が経ち、当時のことを振り返って語ってもらった。
後悔していない、むしろよかったといいながら、
相手に悪かったなというほろ苦い思いを抱いている方だった。

夫婦2人暮らしのときはよくても、出産を機に夫婦仲が悪くなる
ケースを耳にすることは多い。

「妊娠、出産時の理解のなさ」
「育児に非協力的」
「子育てをしない」
「子育てを手伝わない」
「子どもに対して愛情を感じない。
常に自分優先。子どももそれを気づいている」

最近は、イクメンを自称する男性も少なくないが、
せっかく育休を取っても、このコメントのようでは…。

「初めての出産後の対応。
里帰り出産をせずに夫と2人で子育て。
夫が育児休暇を取ったのに非協力で、自分の休日のようにしていた」

離婚を考えたことはあるけれど…

女性の社会進出が進み、
若い世代では男女平等の意識が根づいている。

家事育児は妻が、経済は夫が担うといった家庭像も、
少しずつだが崩れ始めている。

一家の大黒柱が妻で、
子育てはおもに夫がしているという家庭も今や珍しくはない。

「子ども」や「経済的理由」が、
離婚しない理由になりにくい時代になってきていると
いうことである。

相手への不満を抱えつつ、
がまんして過ごすだけの人生はどうなのか。
子どもへの責任は互いにしっかりと果たしつつ、
よりよい人生を模索する選択肢もあるのだと思う。 

最後に、離婚したいと思ったことのある人に、
誰かに相談したことはあるかを聞いてみた。
なんと、「誰にも相談していない」がダントツで80%超。

寺婚サロンは「結婚適正診断」を実施します

これは単純な話だと思います
寺婚サロンでは、最初から提唱してます

1)結婚は生活だ
2)男女ともにひとりで単身で生活できる社会になった

恋愛結婚がピークだった頃、男女ともに親元から離れて
独立した生活を始めるには「結婚」が必要でした
男性は給与等で稼げても家事を担当してくれる女性が
傍にいないと単独での生活は困難でした

女性は当時では十分に稼げる社会ではありませんでしたから
親元から独立した生活のためには「結婚」が条件でした

だからこそ「結婚」とは「生活」という意識が男女共に高く
生活のために我慢するという意識も高かったのが今日では
男女共にひとりで単身で生活できる社会が誕生してます

その反面、男女共に出会いの場や交際の柔軟性や多様性に
乏しくなってます。つまりは恋愛が欠乏する状態が広まってきており
貴重な恋愛が即結婚という情緒的な流れが広がっているので
逆に結婚した途端に離婚への導火線に火がつき、1年、3年、5年という
短期間のうちに我慢できず離婚という結果を迎える夫婦が3組に1組と
いう結果です





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