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「会いたくなる」レジュメの書き方<社会人編>

人生で初めて Advent Calendar に参戦します。
9日目担当のフィードフォース人事部のloveです。

ちなみに前日は同じ人事部のいくみんさんの超しっかり採用に向き合っている素敵な記事でした。投稿しよっかな〜と思っていた記事が笑いを取りにいっていて恥ずかしくなったので、その記事はいつか供養するとして、私も真面目な記事を書きます。

わたしが所属する人事部では、日々、たくさんの求人媒体や採用サイトから応募いただいた方のレジュメをみています。
特にスカウト活動などをするときには、求職者の方がWeb登録したレジュメをみていますが、お声をかけさせていただくには、もう少し情報がほしいな…と思うこともしばしば。
今回は人事が大切にしているレジュメのチェックポイントをご紹介します。
スカウトされる確率が高まるかも!?

レジュメって??

就職・転職活動におけるレジュメとは、履歴書・職務経歴書のことがほとんどです。元々はフランス語(résumé)で要約・摘要と言う意味で1~2枚程度に簡単・簡潔にまとめた資料のことですが、この記事では求人媒体登録時にWeb上に登録する職務経歴情報全般をレジュメと表現しています。

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項目はすべて埋めるべしは基本!

一般的に登録を求められるのは、下記の項目になると思います。

- 基本情報(氏名/居住地/連絡先/生年月日/語学/資格/現年収etc...)
- 職務経歴
- スキル
- 自己PR

面談や面接にわざわざ来ていただくのであれば、ミスマッチになりそうなポイントがないか、可能な限り書類からも確認しておきたいので、こちらの項目は基本的には埋めておいていただけるとありがたいです。
ここからはさらに詳しく項目ごとにポイントをお伝えしていきます!

基本情報のポイント

基本情報についてはすべての項目を入れることをオススメします。
媒体によって様々だとは思うのですが、最低限書いてほしいと思われる項目のラインナップになっているはずです。
特に資格については一見「応募したい会社には関係ないかも…」と思う資格だとしても入力しておいていただけると「この資格に興味あるならこれも興味あるかな?」「学びの姿勢が良さそう!」など色々想像を巡らせる項目です。
「私もこの資格持ってる!」で意外な盛り上がりをみせるかもしれません。
また、連絡先や現年収も直接的に関係なさそうと思うかもしれませんが、ゆくゆくのやりとりや年収マッチのことを考えるともれなく書いていただくと人事的にはありがたいです。

職務経歴のポイント

職務経歴はその名の通り、お仕事のご経験のまとめ(要約)や、取り組みの内容を具体的に記入する項目です。

人事は職務経歴書のどこをみているのかというと、ざっとこんな感じです。

- 自社の求人の必須要項を満たすだけの実務能力があるか
- 仕事への意欲
- 発揮できる強みを自覚しているか
- 転職目的とキャリアの方向性がマッチしているか
- 実績が数値で記載されていると安心

職務経歴書でよくありがちなのが経歴の羅列ですが、ただ羅列しているだけでは魅力的な職務経歴書とはいえません
ご自身の経験で企業とマッチしそうな強みをまとめて、謙虚になりすぎず、アピールしてみてください。
「企業とマッチしそうな強み」とはどこをみれば、、ですが、参考になるのは、求人票の必須スキル・経験、歓迎スキルの項目です。

▼弊社のバックエンドエンジニア求人

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大体の企業が箇条書きで記載している項目だと思うのですが、ここのポイントでご経験とマッチするポイントは特に具体的に記載するなどすると人事の目を引きます。逆にこの項目にマッチするところがなければ方向性が合わない可能性が高いです。
上記の画像はエンジニアのものでしたが、ご自身の職種の求人ぜひチェックしてみてください。
まだ入社したい会社が定まっていない場合は、興味のある業界の求人をいくつかみておくと共通点があるかもしれませんね。
弊社の採用サイトでも多職種の募集をしてますので、ご参考までに掲載いたします。

またフィードフォースには、論理的に数値でしっかり語れることが求められるので、「実績が数値で記載されていると安心」です。営業やマーケターなどビジネス系の職種であれば数値での実績、エンジニアやデザイナーなどの技術職であれば、公開できる範囲で携わってきた開発の内容であったり、ポートフォリオなどを公開いただけると良いアピールになると思います!

私は現在エンジニアの中途採用を担当しているのですが、GitHubやQiitaがあるのとないのとでは、「会ってみたい!」と前のめりになる数が圧倒的に違うので、GitHubなどで公開できるソースなどをお持ちの方はぜひレジュメにご記載いただきたいです。ビジネス職の方でももし仕事に関連してブログなど書かれていればご参考までに拝見できるとより「会ってみたい!」につながりそうです。
また、どんな環境で働いてきたのか、どんなポジションを経験したのかは会社にマッチするかどうかを見極める上でもとても参考になるので、時系列でご記載いただけるとわかりやすいです!

スキル登録のポイント

スキル登録では保有資格や経験・知識・技術などのご自身の強みを記入していきます。Webの求人媒体では選択式になっていることが多いです。

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企業側では条件設定でソートをかけてスカウト候補者を検索したりしているので、経験のあるチェックをつけてしっかりアピールしましょう。
ただし、あまりにやってきたことがバラバラだと幅広くマルチタスクをこなせるとも考えられる一方、結局何ができるのかがわからない、、とマイナスの印象をもたれる可能性もあります。
前述の職務経歴書で具体的な仕事の内容をしっかりと記載した上で、アピールできるポイントを設定しましょう。
働いてみたい業界や職種がどんなスキルを求めているかもリサーチしておくとバッチリです。

自己PRのポイント

ここまで基本情報入力・職務経歴書・スキル登録と一般的なポイントに絞ってきましたが、自己PRをみるポイントは各社さまざまだと思いますので、ここでは「フィードフォースはこんなところをみてます!」というポイントをまとめました。

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自己PRは、もっともアピール力・プレゼン力の高さが求められる項目です。
が、フィードフォースでは過剰なスキルアピールよりは「カルチャーがマッチするかどうか」を大切にしています。
求人媒体にご登録されているレジュメなので、もちろん特定の企業向けに作成されてはいないと思うのですが、自己PRの記載からご活躍いただけそうかを読み込んでいます。
スキルはある程度、若干のミスマッチがあったとしても業務に慣れてくれば追いついてくる部分があると思うのですが、そもそも会社のカルチャーにマッチしていない、全く志向が違うとなるお互いに不幸な結果になってしまうと考えているからです。

少しでもミスマッチをなくすため、フィードフォースでは、公式のnoteやSNSで会社の風土などを発信しています。

具体的に自己PRに書いてほしいポイントは…

- 仕事をする上で大切にしていること
- 将来どんなキャリアを歩みたいか
- 次の職場ではどんなことがしたいか
- ご自身の強みや弱み

など記載していただけると人事部としてはとても嬉しいです。

このような、ちょっとした記述の工夫でお声をかけやすくなります!もちろん、直接お会いしないと分からないこともありますが、レジュメの情報が豊富だと面談の際にお伝えすべき内容も工夫できるので、お互いにとってより実りのある時間がつくれるのではないかと思っています。

いかがでしたか?求人媒体からのスカウト機能をもっと有効に活用したい!と言う方はぜひ参考にしてみてください。

次回のアドベントカレンダーは開発本部長のめいほんさんです!

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2019年12月10日にめいほん砲が発射されたので、リンク追記します。


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