第9話⭐退院・・・そして再会・・・
・・・退院の日
その日は朝から複雑な気持ちだった。
入院して約一ヶ月、これまで働き詰めだった俺は何もすることのない生活が初めてで、足の手術のこともあり入院当初は無駄に明るく過ごすことで、不安を紛らしていたけど、れんと仲良くなるにつれて、れんのことばかり考えていた気がする。
この退屈な場所から解放される清々しさと、れんに会えなくなる寂しさ・・・れんに会えなくなる寂しさの方が大きい事に気付く。
退院したら一ヶ月溜まりに溜まった仕事が襲いかかってくる、会いたいと思ってすぐに会えなるなる、それならもうちょっと入院・・・いやいや💦
・・・病室
コンコン
ラブ「は〜い」
れん「おはよ〜、体調はどう?」
ラブ「すこぶる調子ええでゲス😁」
れん「足の痛みは?」
ラブ「足首固定してるのにまだ痛い🌀」
れん「先生には聞いた?」
ラブ「聞いたけど、まぁそのうちおさまるってさ♨️」
れん「まぁまだ3週間やしな、あまり痛かったら定期検査の時にいいや」
ラブ「了解👍」
れん「今日退院やな。」
ラブ「そやな、一ヶ月ありがとう❤️れんが居てくれたから楽しい入院生活やったわ🎶またカラオケ行こな😉(今度は2人でな🥰)」
れん「そやな、また行こ🎶夜勤明けやしこれで帰るから、お見送りはできひんしな。無理せんように‼️元気でな☺️」
ラブ「なんや、お見送りはなしか🥺ホンマにありがとうな♨️また連絡するわ〜😉」
れん「ほ〜い🎶退院おめでとうね〜😁」
そんな感じで、軽い挨拶をかわした・・・ホントは凄く悩んだのを今でも覚えてる。
告白すべきか、まだ早いやろ?でもこのまま離れたら、2度と会えんくなるかも?と悩みに悩んだ結果、ここは軽く挨拶と決めたはずなのに、会話しながらも悩んでいたが、決めた事‼️と割り切った。
退院した後の1週間は地獄の日々だった💦
溜まりに溜まった仕事を寝ずで消化する日々、右足にはギプスをしていると言うのにあちこち飛び回っての営業、帰ったら商品の発送と伝票作成、その後はパッケージのデザイン作成に新商品の企画etc・・・心に空いた穴を埋めるかのように仕事に没頭していた。
そんな中でも、れんとのメールのやり取りは欠かさず毎日していた。
退院してから1週間たったある日
・・・
れん『今度友達とディズニーに行くねんけど、プラン立てんのめんどくさくてさ〜🌀』
ラブ『ん?遊びに行くのにめんどくさいって💦』
れん『プランとか考えるの苦手やねん💦』
ラブ「きた‼️」
ラブ『一緒に考えたろか?』
・・・プルルルル
れん「ええの?あっ❗️ってか仕事中?」
ラブ「おう🎶飯でも食いながら考えるか?ってか中やけど大丈夫やで👍」
れん「行く行く🎵」
ラブ「ほな、そっち行くわ。」
れん「まだギプスやろ?どうやってくんねん👊そっち行くし、どこ行ったらええか教えて♨️」
ラブ「そんなん悪いやん。」
れん「看護師としてそれは認められません😠」
ラブ「じゃあ、家の近くの○○駅で待ち合わせでええか?」
れん「了解、何時に行ったらええ?」
ラブ(仕事があるけど1日くらいええやろ❗️)
ラブ「18時で。」
れん「わかった、じゃあ18時に○○駅で🎶」
ラブ「了解👍・・・やった❤️また会える‼️ここで決めな❣️作戦ねらなあかんわ😆」
退院してから1週間、待ちに待った日がやってきた。
つづく
第10話☔️どしゃぶりの再会😍俺はお前が好きや❤️
ペースを上げて執筆中‼️
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