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信頼が積み重なっていく言葉たち

スタッフエンゲージメントのアンケートをこの数年の間に、6社ほどでやってきた。通底して感じる課題としては「信頼」について。スタッフ側が会社を信頼できていないという結果が出て来る。それは多くの場合には会社という無機質なものに対して信頼が低下しているということよりも、ひと、つまり上司であったり同僚との対話のなかで人は傷つき信頼を低下させていく。

個別インタビューなどで探究していってみると「なるほど」という理由がわかってくる。信頼を獲得するのはなんと地道なプロセスなのかとおもうし、そして信頼が壊れるのは瞬間的な出来事ですぐになくなってしまうその理不尽さにまた慄く。

ひとは言葉によって勇気をもらうし、また言葉によって傷つくこともある。行動も大事だけど、自分の口からでる言葉を一呼吸おいて変えるだけで全然かわってくるなとおもう。

言葉を何気なく使ってしまっているのだけど意図的に使う言葉を変えていくことでとても効果がある。そのヒントになるのはリフレーミング。

https://life-and-mind.com/reframing-list-58538

マネジメントが発する言葉は自分自身の認識と大きくギャップがあるもので、スタッフ側はとても大きく影響を受けることが多い。そのために少し表現を変わるだけでも印象が変わり、そして信頼が地層のように積み重なっていくとおもう。

大事なのはもちろん使う言葉だけじゃなくそれを発するときのマインドでもあるがそれはまた別の機会に。

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