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料理をするように企業の問題に取り組む


企業/プロジェクトのなかで何か問題があって改善していこう!というのが生業なんですが、色々な事例に寄り添い一緒に取り組んでみて思うのは、よくなる要素ってその企業の中にすでにその企業のなかにあるのだけど、

・その価値に気づいていない

・ちょっとした凹凸があってハマらなくて諦めてしまった

・取り組む順番が間違えている

などの理由でうまくいかないケースが圧倒的に多い。なので、

・価値に気づく(気にしないでいいことは気にしないでおく)

・凹凸部分を敬意を持ったうえでけずったり伸ばしたりする

・順番を変えて挑戦する

などをやっているとうまくいくことが多い。
なんというか料理をしているときと感覚は似ているとおもう。

たとえばカレー。水に素材を入れてルーをいれて煮込めばカレーはできるけど、美味しくつくるには油で肉を炒めて野菜を炒めてなじませ、そこから水を入れるという順番が必要でそれにはそれぞれ理由がある。よくなる取り組みも同じようなイメージ。

それぞれの具をよくしていこう!という取り組みもあるけど、いまある具材で十分美味しいカレーができるケースがたくさんあるんです。

そのなかで肝だとおもうのは、会社のPHILOSOPHYもあるし、もっともっと根源的に大事だとおもうのは、そこで働く人各個人にフォーカスすること。

キーワードは自己受容感。
自己受容感は、自家発電できればいいのだけどそうもいかないケースも多くて、仲間から得られることもあるし、やっぱり一番は顧客からだなっておもう。

料理人だって食べたひとからおいしい!最高だ!といわれると嬉しいし、モチベーションあがる。そうなるともっとおいしいものつくってあげる!となる。

料理家マインドでいると、コールが聴きやすい。
エゴ(エゴを全否定しているわけではなく)との距離を適切にとれるようにもおもう。

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