見出し画像

囚われている「磁力的なもの」を発見することで解決することもある

悩んでいるときの解決策として「物事を広い視野で考える」ことがいいけど、これってものすごく難しい。

走ってて疲れているときに顎を引いたほうがバランスがよくて疲れにくいけど、疲れているから顎があがっちゃう。悩んでいるときも囚われている事柄に磁力のようなものがあって、そこへのこだわりから広い視野をもつことが難しいものだ。

だから強引にでも他者と話したり旅にでたりしてその磁力が及ばない場所にいく必要がある。高い視座にすることも必要だし、未来を観る視線も大事。

考えるときのマインドがその視線視座視野に影響しその行動を規定するのだけど、このマインドも一緒にケアしないと同じことの繰り返しになる。新約聖書に「新しいぶどう酒は新しい革袋に」という表現があるけどまさに新しい視点がないとそのぶち当たっている問題を解決することはむずかしい。

この絵だって兎にもアヒルにもみえるけど、どの角度からみるかでみえるものがちがう。組織内で色々とあるときには、そのメンバーが持っている/とらわれている磁力的なものを発見することが大切。

磁力は正義感だったり正しさとか信念、そして過去の成功体験からくるもののがあったりする。信念ってとっても大事だけど、その使い方次第では気をつけないといけない。

信念を話すときのエネルギーをみてみるとヒントがあって、話しているときに温かくなるようであればひとを巻き込めるし、ナイフのような鋭さがあるときにはどうしても巻き込みきれず、それが孤独感につながり、先鋭的になってしまう傾向がある。

信念を持つことは必要だけど、その持ち方ひとつでインパクトがかわっていくものだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?