初投稿

こんにちは。どういう人間に対してのこんにちはなのかはよく分かってないし、このnoteを見てる人なんて極小数の限られた友人だけなんだからラフに書くといいんだろうけど。今日感じたのは教員のあり方。というか自分がどういう教員になりたいと思ってたのかってこと。

そもそも教員を目指し始めたのは中学の恩師のおかげ。僕らの代が卒業するのと同時に北海道に転勤するってことを集会で告げられ、担任してたクラスの生徒はもちろん、担任してないクラスの生徒すら割とワンワン泣いてた。かく言う僕も担任してもらってたのは中一の時だけなのにめちゃ泣いてた。その時、その恩師の存在がどれだけデカかったかわかった。生徒に好き好き〜って言われるのも必要だと思うけど、本当にいい教員ってのはそれをどれだけ気づかせないかだと最近思う。支えてくれてたんだな、みたいな気持ちは学生生活を終えて社会的に自立してから分かってくれればいいし、好き好き言われるために生徒に媚び売る先生じゃそんな風に感じて貰えないと思うし。そもそも媚び売ってる先生にろくな奴はいないと思うけど。縁の下の力持ちでいるべきだなと。

脱線したけど、みんな泣いてて、あぁこの人は多くの人間の心の支えとして残り続けるんだろうな、とか思ってそういう人材になれたらいいじゃんみたいな割とうっすい理由で教員を目指した。それからかれこれ3年とちょっとが経ち、教員育成最高峰の学校に入り現在オンラインで学習中。

高校はいい教員が居なかった。というか多分中学校の教員があまりにも質が高かったんだと思う。高校の先生の手際の悪さとかが目に見えてわかる程度には差があった。僕自身が勉強はともかく日常生活の手際というか、頭の回転は早い方だと自負しているからこそ、そう思うとこもあるんだろう。まぁそういう両方の先生を見てきたからこそ教員のビジョンが今日しっかりと見えた。

生徒に教えていくうちに僕の価値観を共有していくことになるんだろうけど、それも程々にしなきゃ、というか押し付けがましい先生にはなりたくない。犯罪とかは論外だけど、明らかに僕の方が質の高い価値観を持っていたとしても、生徒の考えなんて未熟で当然なんだからそれを磨き上げていかないきゃいけないですね。頭ごなしに否定しない。

難しいぶってるけど、要するに生徒を尊重してあげるべきだと思う。そもそも学校は社会から切り離されたコミュニティなんだからいくら失敗しようと、犯罪になることなんてない(勿論文房具で人56したりとかしたらアウトだけど)んだし、沢山失敗して沢山学んでいくべき。そこで培った経験が養分になって人間になっていくんだし、その養分はある程度自分で吸収すべきであるし。

長いな。とりあえずこんなもんでいいか。
今別府に来てて、現在時刻21:53なんですが、ホテルの風呂閉められちゃうので。
いい教員ってのは人それぞれだろうし難しいけど、僕の正解が多くの人間の正解であって欲しいな。