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『3 Will Be Free』一言感想

設定がすごく好みで見始めた本作。
スピーディーで予測のつかない展開、魅力的な登場人物、多層的なテーマの提示、次々変わるロケーション……などなど、見どころがたくさんでした!
その中でもラストについて、メモ程度ですが感想を。

三角形のかたち

Three will be free.
自由を求めて生きる三人が、最後に何を手にするのか。

本作はずっと理想的な三角関係を見せてくれていたのですが、最後の最後で感じたのは、正三角形の三角関係は存在するのだろうか…?ということでした。

Shinは恋愛感情でNeoを好きだし、Miwもまた、そうですよね。
三角関係のまま終わりはしましたが、近い将来、Shinが身を引くんだろうなと想像できてしまって、ちょっと淋しい気持ちになりました…。
ずっと親友なのは変わらないと思いますが、肉体関係はなくなるんだろうなと。(そのために最後Toptapくん…じゃない、PPを残しましたよね?)

Shinは、NeoとMiwの二人と出会って、自分を縛っていたものから解き放たれたのだと思います。でも二人は、最初から文字通り自由にしか生きられない人たちで、そもそも根底が違う。
自由になったShinと、自由に生きるNeoとMiw。
Shinが二人に魅了された物語なんだな、と感じました。

そうするとこの三人の形は、NeoとMiwがちょっと近い、二等辺三角形なのかもしれません😢

三人で抱きしめ合うこと

とても好きだったのが、Neo、Miw、Shinの抱擁シーン!
三人で抱きしめ合う姿が、こんなに美しく見えるとは思いもしませんでした。
三人が等分に身長差があって、ぴったり隙間なく綺麗に重なり合うのが、奇跡のような美しさ。この身長差もキャスティングの重要な要素だったのでは?と思えたほど。
三人の心が重なり合う瞬間が、そのシルエットにすべて現れていました。必見です!


★2020年10月視聴
★画像 cr.GMMTV(Youtube)

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