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【新型コロナ】発生の2ヵ月前に予測されていたパンデミック

2019年末に発生したとされる「新型コロナウィルス」によるパンデミック。欧米の研究機関などのシミュレーションでの予測では、さらに発生から数年後には人類の多くが感染することになりそうです。

英ジョンソン首相は新型コロナウイルス に関する声明の中でこのように述べています。

英国民に対して正直に言わなければならない,より多くの家族が,彼らの愛する人たちを寿命に先立って失うことになる。
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▼ここから本題。予測されたパンデミックについて

興味深いことに、上記のマップを公開したアメリカのジョンズ・ホプキンス健康安全保障センター(Johns Hopkins Center for Health Security)の科学者が、2019年10月にコロナウィルスのパンデミックがどう広がっていくのか、想定シミュレーションを発表していたというのです。

上記に、日本語での記事もアップされています。googleで検索すると日付は2019/10/19とあります。

Wikipediaによると、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、以下のような機関です。

ジョンズホプキンスブルームバーグパブリックスクールオブパブリックヘルスの独立した非営利団体であり、環境衛生およびエンジニアリング部門の一部です。伝染病や災害による健康への影響、生物兵器開発の回避、およびバイオ経済に対するバイオセキュリティの影響に関心があります。
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その想定シミュレーションでは、なんと、こういった予測がされていました。

次に起きるパンデミックはコロナウイルスによるもの
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感染開始から 6ヵ月でウイルスは世界のすべての地域に広がり、1年後には、6500万人の人たちが亡くなる
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パンデミックは、有効なワクチンが存在するまで、あるいは世界人口の80~90%が感染するまで、ある程度の割合で継続する。そこから先は、小児の風土病のようになるかもしれない。
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このシミュレーションが発表された 2ヵ月後に、武漢で新型コロナウイルスが発生したとされています。さらに、シミュレーションを行ったエリック・トナー氏はこうも述べています。

パンデミックが影響を及ぼすのは、健康面だけではなく、経済や社会全体に及びます
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新しいパンデミックが引き起こされるとすれば、その可能性が最も高いウイルスはコロナウイルスであると私は長い間考えていました
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今年コロナウイルスが発生したというニュースが伝えられた際も、ショックを受けていなかったと言います。

▼6500万人が死亡する... トナー氏による衝撃のシミュレーション

この分析は、世界経済フォーラムとビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団との共同研究の一環で行われたものです。マイクロソフトの創始者 ビル・ゲイツ氏はここ最近はワクチン接種の普及に力を入れていました。

トナー氏のシミュレーションでは、CAPS という名称がつけられた架空のコロナウイルスを想定
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そして、シミュレーションでは、ブラジルの養豚場でパンデミックが発生した場合にどうなるかを調査。
ここでトナー氏の設定した仮想のウイルスは、現代のあらゆるワクチンに耐性があり、その病原性は SARS よりも致命的で、しかも、強い伝染性を持つものでした。その結果、

各地で航空便はキャンセルされ、旅行の予約は 45%減少した。そして、ソーシャルメディアではさまざまな噂や偽情報が出回り始めた。
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6か月後、シミュレーション上のウイルスは世界中のあらゆる地域に広がり、感染開始から 1年が経つと、地球上の 6500万人が死亡した。
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この数は1918年のスペイン風邪の流行での死者5000万人を上回るものです。

トナー氏は、新型コロナウイルスも経済に大きな影響を与える可能性があると述べていました。なお、この仮想ウイルスシミュレーションでは、科学者たちはパンデミックの拡大を止めるワクチンの開発はできていません。

実際、2003年のSA​​RSや 2012年のMERS、この二つのコロナウイルスについても、有効なワクチンは開発されていないので、現実的な予測とも言えます。

ここまで引用した内容は、上の米国「Business Insider」誌の記事を翻訳された方のブログからのものです。

さらにこの架空のコロナウィルス演習については詳細なブログ記事がありましたのでリンクを貼っておきます。

また、この演習の内容をかいつまんで紹介した動画もあります。

▼驚異的な新型コロナウィルスの感染力

「一人の感染者が周囲の何人に感染させる感染力」を基本再生産数(R 0 / アールノート)といいます。例えば、1人が周囲の 1人に感染させる感染力を持っている場合「基本再生産数は 1.0 」となります。
1月24日に英米の医学者グループが発表した論文によると、新型コロナウィルスのR 0 は以下のように計算されています。

計算される基本再生産数は 3.6 から 4.0 の間
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これの比較となるのが、過去の感染症のR 0 です。
スペインかぜ(1918年のインフルエンザのパンデミック)の初期が「 1.4 前後」と、通常の季節性インフルエンザが「 0.9から 2.1 の間」と言われていますので、新型コロナウィルスの感染力の強さがその倍以上にも及ぶということになります。

実際に、世界中で医療従事者への院内感染が確認されていますが、こういった医療関係者への感染について、前出のジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院の教授は以下のように述べています。

爆発的流行において、医療従事者が感染するのはまれです。医療従事者が感染したとしたら、それは常に警告信号となります。
医療従事者が感染しないよう防護している状況の中で感染したということは、ウイルスは容易に感染する可能性があることを意味しているからです。
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▼感染が発生した武漢には、病原体を研究するバイオ施設が存在

このような感染力の強さから、新型コロナウイルスは兵器用に設計されたものではないか?という声が世界中から上がっています。

中国の武漢には、現在、中国で唯一、最高危険度のバイオセーフティーレベル4(BSL-4)の病原体を研究するバイオ施設がある
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バイオセーフティーレベルとは
人に対する病原体の危険度をレベル1〜4段階(BSL:バイオセーフティレベル:1〜4)に分類し、レベル4を最高危険度の病原体として位置づけています。
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このレベル4の病原体に感染した場合は重症で致死率が高く、しかも有効な予防法または治療法がないエボラ出血熱やラッサ出血熱など
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2017年の英国の科学誌「Nature」記事では、アメリカの科学者たちが中国がバイオ施設を作ることに懸念を持っていたと書かれています。

この施設は、新しく出現した疾患の病原体の制御に焦点を当てており、精製されたウイルスを保存し、世界中の同様の研究所にリンクされた世界保健機関の「参照研究所」として機能する
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今後の計画には、SARS の原因となったコロナウイルス病原体の研究も含まれる
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▼この施設で研究されていたことは...

施設の科学者・周鵬氏は、致命的なウイルスを運び伝達するコウモリの免疫機構を、2009年から研究している中国の著名な科学者でした。その周氏の主な研究分野は、

エボラ、SARS、コロナウイルスなど、この世で最も病原性の高いタイプのウイルスをコウモリに感染させる方法とそのメカニズムを研究すること
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周氏はコウモリが感染しやすくなるように、さまざまな免疫経路を遺伝子工学的に操作して、潜在的に超耐性の病原体を作成していました。

そして、その研究の中には、ウイルス感染に対する防御に重要な役割をはたすタンパク質である STING 経路などの免疫経路の遺伝子操作も含まれていたのです。

周氏は、研究の一環として、自然免疫を克服したコウモリの変異したコロナウイルス株を研究した。
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これは「スーパー病原体」としてのコロナウイルス株であり、つまり、これらのコロナウイルスには、自然免疫の経路に耐性がない。
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▼アメリカなど複数の国のメディアが「武漢にある研究所がウィルス発生源」と報じる

この武漢にある研究機関は今回のコロナ騒動の発端とされている動物市場からは30キロほどの距離にあります。
そのため、この研究所を「おそらく生物兵器の研究に関与している」としたうえで、新型肺炎との関係を疑う声が世界中から上がっています。

この説が結論に至るにはさらなる調査が必要ですが、もし新型コロナウィルスが人工的に作られたことが事実であった場合、自然界で存続することは難しく、全ての患者が治癒すれば消失するとの見方も出されています。

付け加えたいのが、武漢ウィルス研究所でのコロナウィルス研究は中国単独で行われたわけではなさそう、そして、少なくとも2000年代初頭からウィルスの機能を人工的に拡張する研究は行われていた歴史がある、ということです。その内容については以下の記事でまとめておりますので、ぜひご一読ください↓

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