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吉原へ舞い戻ったソープ嬢の理由



やる気のないソープ嬢だったほのかちゃん
外部講習へ出向くようになり、色んな方に刺激を受けて徐々に今のスタイルのほのかちゃんへ変化を遂げていきます。


中洲の新見真央さんという有名な女の子にお客様として会いに行き、X(旧ツイッター)からの集客のアドバイスを受けました。

彼女は数ヶ月先まで予約でいっぱい。Xからの予約が全国から殺到していて電話での予約が受け付けられないという、業界の先駆け的な存在でした。


その時私が在籍していたお店ではXを積極的に更新している人は私くらいのもので、新規の姫予約を受け付けるなんて前代未聞みたいな雰囲気でした。

金額が高いお店だったのもありお客様の母数自体が少ないのですが、それでも新規のお客様からの問い合わせは月に数件はありました。



ですが実力のある女の子が多く、その頃にはもう私はランキングに入らなくなってしまい・・・もっと頑張りたい気持ちと、結果が出ないもどかしさで悔しい思いをする日々を送っていました。

弱気になったほのかちゃんは
「もう私も潮時なのかな、、、」
と考えを巡らせるようになっていました。




そんな時、その当時の川崎の在籍店が価格改定をするという知らせを受けます。当時の価格より1万円の値上げでついに総額が10万円を超えるということです。

正直私はお客様のお支払いする金額の桁がひとつ変わってしまうことにびびって、価格改定をしたらお客様がまるっきりいなくなってしまうのでは、と不安になってしまったのです。

ところが、これはいい機会だ!と思い直して、思い切って移籍をし心機一転、また頑張ろう!と思い始めました。



そこでお給料や衛生環境の条件が近いルーブルが候補にあがったのです。というか、ルーブルしか行きたいお店がありませんでした。
なのでルーブルの面接に受からなかったら移籍は諦めようと思っていました。



なんとかギリギリ面接に受かり、今に至ります。




合格に安堵したのは束の間。新しい環境でほのかちゃんは更なるサバイブをすることになるのです。


つづく

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