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明治維新前の神仏習合の名残が嬉しい日光東照宮と二荒山神社

先月お参りしてきた日光東照宮と二荒山神社をデジイチで撮った画像。明治維新時に大々的に破壊されてしまった神仏習合の姿がところどころに残っていて、嬉しかった。

明治政府による神仏分離・廃仏毀釈からわずか150年。その前の神仏習合の時代は千年。日本とアジア大陸との文化の結びつきも意識させてくれる神仏習合にそろそろ戻るべき時だと個人的には思うんですけどね(京都へ御所を戻すことも含め)。

そもそも神社も道教等からの影響が強いらしいので「日本のオリジナル」なんぞでは無いらしいですけど。

江戸時代には将軍しか入れない部屋に、入場料さえ払えば誰でも入れるようになってる平成の東照宮。
あと何百年かすると今の御所〔江戸城)の奥にあるナントカの間とかに誰でも入れる世が来るんだろうか?なんてことをチト妄想してしまいました(笑)。

二荒山神社の鳥居。
二柱の下部が蓮のデザインになっていて、神仏習合の鳥居。
これが明治維新前の日本の神社仏閣の通常のあり方。
明治政府による廃仏毀釈という強烈な文化破壊があったわけで。
今の日本人は学校教育による洗脳のためか、
「日本の伝統」というと神仏分離・廃仏毀釈以降の姿を
イメージしてしまいがちだけど、たかだか150年。
それ以前の神仏習合は1000年。

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