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ヨーロッパS 問題点その1 タイヤ・ホイール編

どちかというとオーナー様向け

さて、ロータスヨーロッパSの背景やあれやこれやを述べてきましたが、ネットでこの車を調べる方の多くは既にオーナーの方でしょう。
何故か。
この車、情報が全く無いから。
何の情報か。この車を少しでも「マシ」にする情報です。それは例えば、ホイール、タイヤ、サスペンション、マフラー、ECUチューン、エアロとかでしょうか。
どれですか?

まず一つはタイヤ。この車の純正タイヤはポテンザRE040。おおよそ20年前にリリースされたタイヤです。今で言うと恐らくS001、007に準ずるタイヤでしょう。所謂スポーツタイヤの分類ではありますが、どちらかというと乗り心地重視。エリエクがネオバであることを考えるとこの部分でも「GTカー」としての側面をもたされております。さて、ヨーロッパSオーナーの方の殆どがフロントタイヤはこの20年前設計のタイヤのままです。何故か。答えは簡単、サイズが無いから。
リアのサイズは225/45r17。これは一般的に多く用いられるサイズで様々な銘柄があります。しかし、フロントタイヤのサイズは175/55r17。これは全くラインナップがありません。現在あるのは上に挙げたRE040、もう一つはアジアンタイヤのATR Economist。使用者曰くグリップレベルはかなり低いとか。スポーツタイヤでも無いので履ければ良い程度の使用に留めるのが良いかと。

以上の2つです。
如何でしたか?参考になれば幸いです。
では次の記事で^^



で、終わったらこんなブログ今更作らないんですよ。
ヨーロッパSは恐ろしくブレーキが効きません。
理由は単純、フロントタイヤ(RE040)のグリップがあまりにも無く、ABSが発動し全く止まらなくなる。つまりこれを解決するにはフロントタイヤをよりグリップするものに変えなければなりません。
方法は2つ。

一つは純正ホイールに195幅のタイヤをセットすること。純正ホイールのリム幅は5.5J。ひとまずは可能ですが、ディーラーではあまり気が進まないでしょう。適正サイズではないので。

もう一つはホイールを変えること。
え?ホイールが無い?
RSワタナベにて私がヨーロッパS用ホイールを作成しました。
ワタナベの販売チャネルのファルコンディストリビューターに問い合わせてください。フロント7J、リア8Jのリム幅になるのでそれぞれ205、235幅がハマります。

もう一つは海外から購入すること
↓のサイトで選び放題です。かなり高価ですが軽くて現代的なホイールが手に入るでしょう。
https://www.demon-tweeks.com/jp/brand/team-dynamics/shop-by/pcd/5x110/

以上ヨーロッパSのタイヤ事情の解決方法になります。

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