大船のこと、11月のこと。

台風19号の影響で延期になっていた、
大船のポルベニールブックストアさんでのトークイベントのこと、
貨物線を通って横浜羽沢貨物ターミナルを見に行ったこと、
そのときに乗った相鉄線JR線乗り入れ線のこと、
などを身辺状況を含めてつらつらと書きなぐります。

『はま太郎』の星羊社さんのお声がけで、
ポルベニールブックストアさんでトークをやらせていただきました。
ご来場のみなさま、どうもありがとうございました。
木のぬくもりのある本屋さん、ポルベニールブックストアさん。
前日の11月29日に開店一周年を迎えたとのこと。
長く続いてほしい本屋さんです。
決して大きいとは言えないスペースですが、
店主さん選りすぐりの本たちがぎゅっと詰まっている素敵な空間です。

私自身は、マクラでは地元大船暗渠のすばらしさをご紹介し、
『はま太郎』15号、16号で書かせていただいた暗渠話の
経緯やこぼれ話などをご紹介させていただきました。
そのあとに暗渠マニアックス相方・吉村さんのカエルトーク(という括り方をあえてします)、
これらの前後でメインの星羊社さんの社長と編集長の「『はま太郎』のつくりかた」トーク、という構成でした。
メインのお話では、星羊社さんの本への取り組みかたや、
ビジネスの現状、将来構想など企業秘密にかかわる話題も。
「街の見方を変える」ものをいつも探しているお二人の基本姿勢。
とてもお話がおもしろいし、共鳴できるんですよねえ。

それにしても11月は、大船や湘南モノレールにたいへんご縁があった月でした。
暗渠マニアック的湘南モノレール強化月間ですよ。
(ちなみに10月は台湾強化月間でした)
理由①が、11月3日の「路探祭」参戦。
理由②は、11月初旬からの「ソラdeブラーン」での連載開始。
理由③がこのトーク。
この夏までは湘南モノレールはおろか大船駅で降りたこともなく、
大船は鎌倉市でなく大船市だと思ってたくらいなのに。
あちこちからたまたまこの時期に複数のイベントのお声がけを頂いて、
まさに大船にご縁が集結したような感じでした。

そうそう、11月の下旬には私の家族に不幸がありまして、
実は昨日のトークももしかして出られないかもなあ、と心配した時期もありました。
その「もしものとき」用に、読み上げていただくだけの筆談みたいなスライドも用意していたのですが
こちらは使わなくて済みました。
(とはいえ、11月23日、24日の別の場所でお約束していた暗渠イベントは
どうしても欠席せざるを得なくなってしまいました。
お客様のみなさま、そして関係者のみなさまにはこの場でお詫び申し上げます。
また、私の小さな穴をしっかり埋めてくださったスタッフのみなさま、そして吉村さんには
改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました)

さて当日は、たまたま相鉄線がJR新宿まで乗り入れた初日だったのですね。
鉄ではないけど貨物線大好きな私としては、
生麦あたりから地下に潜って岸根公園の下(滝の川上流)あたりの地下貨物路線を通り、
横浜羽沢貨物ターミナルに出る!
というその「おれ得アトラクション」みたいなところに非常に萌えるわけです。たまたまこの日はそっち方面(大船とか横浜とか鎌倉とか)に行くことだし、ちょっと早めに行ってこれに乗っちゃおうかなー、と寄り道していっったと。
新宿駅や、この日開業した羽沢横浜国大駅などは、想像以上の大騒ぎでした。
まあそういう喧噪をよそに、新宿→羽沢横浜国大→貨物基地→羽沢横浜国大→武蔵小杉→大船、と貨物線自体を一往復。
さらに時間に余裕があったもんだから、
ついでに湘南モノレールで「きらきらした江の島」の景色を楽しんできたり。

そんなこんなでいよいよ12月を迎えた、と。
今月、そして年をまたいで再来月と、またいくつかの媒体にて駄文でお目汚しさせていただきますが、
とりあえず2019年のイベント的なものはこれにて無事終了。
改めて、本年おつきあいいただいたすべてのみなさまに、お礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

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