オーテルとパノラ

昔、神々の神、ランフィアスは人間を作りました

最初の人間は神の姿を模して作りました

最初の人間の名前はフリスと言いました

その後いろいろな神々によってさまざまな人間が作られました

その人間たちは様々な姿をしていました

巨大なものや、手がたくさんあるもの、角が生えたもの

長い年月が経つと人間たちは争いを続けていました

神々は人間同士の争いに困り果て、新しい人間を作る決心をしました

元々いた人間の中から神々に近い姿をしたものを選び

その姿をもとに新しい人間を二人作りました

男神に似た姿をしたオーテル

女神に似た姿をしたパノラ

神はオーテルとパノラに昔の人間たちの争いを鎮めるよう命じました

オーテルとパノラは長い旅の末、昔の人間の争いを沈めました

神はオーテルとパノラに褒美を与え地上を作り与えました

それから長い長い年月が経ちオーテルとパノラは神々に不満を持っていました

オーテルとパノラは神々のいる天に行きたいと思っていました

オーテルとパノラは自分たちも神になろうとしました

オーテルとパノラは神々を祭るためとうそを言い、巨大な塔を建てました

塔は何千年もかかり、やっと完成しました

オーテルとパノラ建てた塔は天に届く高さでした

オーテルとパノラはアウレオスの神殿から「ひからばこ」を盗み出しました

「ひからばこ」は神様が世界を作り出した時に使った7つある宝の一つでした

「ひからばこ」には無数の嘘が詰め込まれていました

オーテルとパノラはその嘘の中から人間は人間を作り出す事が出来るという嘘を取り出しました

すると、人間たちの中から「子供を生む」事が出来る人が現れました

オーテルたちは、子供を生む事が出来る人間からたくさんの戦士を作り育てました

オーテルたちは神ランフィアスの声を聞く事が出来るフリスを捕まえ、巨大な塔の地下へ閉じ込めました

オーテルたちは兵を連れて巨大な塔を上りました

巨大な塔の最上部を抜けると、天の上に出ました

目の前には大きなランフィアスの神殿がありました

中へ入るとそこはもぬけの殻のように神々は誰もいませんでした

すると壁画に絵描かれていた兵隊たちが、壁画から出て来てオーテルたちを襲いました

命からがらオーテルたちは神殿を抜け出し神器の予言を聞きながら進むと天の上にランフィアスの神殿よりも大きな神殿が浮かんでいました

オーテルたちはそれを見ると戦意を喪失しました

その直後、後ろから戦いの神のレリザス来ました

戦いの神のレリザスがこぶしを突き出すとオーテルは塵になりました

その後、塔に残っていたパノラのところにも神々のつかいが現れパノラを連れて行こうとしました

その時、パノラはひからばこを使って塔に呪いをかけました

いつかオーテルはよみがえり災いをもたらすだろうと

そして、塔には神々は近付く事が出来ないと

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